第百五十話
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~no side~
それはある日の事。
とある場所では、かぶき町町内会定例会議が行われていた。
(落)「え、えっと本日皆さんにお越しいただいたのは他でもありません。
この度政府が実施したアンケートで、我等がかぶき町は、『住みたくない街』『恐そうな町』『イケてない街』の三冠を達成しました」
しどろもどろになりながら書類を読みあげるのは、いつの日か万事屋が肝試しの手伝いをした落さんであった。
(落)「そこで私が提案するのは、ゴミ拾いによって街の景観を浄化すると共に…」
(あず)「あの、悪いんだけど…ゴミは消えて」
集まった新かぶき町四天王の二人のオーラ圧倒され、落さんは逃げ出してしまった。落だから、名前がオチだからね。
(あず)「かぶき町のイメージ改善? そんなの簡単じゃない。アンタらゴミを街から片せばいいのよ」
オカマ達を引き連れて、向かいに座る男達に言い放ったのは、かぶき町四天王代理、拳王アゴウ。
(黒)「景観損ねとんのはアンタらやろ、化け物。ここはUSJやないんや。飛び出す顎なんてみたないっちゅーねん」
ヤクザ達を引き連れてあずみ達にそう言い放ったのは、かぶき町四天王代理、黒駒の勝男。
(あず)「誰の顎が3Dアトラクションだ、コラァ!」
(黒)「あの四天王戦争でかぶき町四天王は事実上瓦解した。オジキは隠居し、華陀は消え、お登勢や西郷も最近はめっきり大人しゅうなった。次にわしと張り合う次世代四天王のツラ拝んでやろう思って来たが、この分じゃ簡単に街手に入れられそうやのう」
互いに睨み合う勝男とあずみ。
(黒)「ほなわしはこれで。後はゴミ拾いでも顎矯正でも好きにやりや」
部下を引き連れて出口へと向かう勝男。
(あず)「勝男、アンタ知らないのかい? 新四天王の話を。ママやお登勢さんを以ってして、最もかぶき町を治むる器に近いと言わしめた、スーパールーキーを」
(勝)「スーパールーキーやと? まさか…奴が!?」
勝男が銀時の姿を思い浮かべる。
と、その時、ドカァァァァァァァン! と襖を倒して誰かが投げ込まれてきた。
(黒)「な、なんや!」
だがそこに倒れていたのは…
(黒)「お、お前は…!」
両頬がへこんで鼻血を流すかぶき町四天王代理、ニート侍、坂田銀時であった。
(あず)「パー子!」
(黒)「スーパールーキーイキナリやられてもうたで!!」
(あず)「何言ってんの!パー子はただのパー子よ」
(黒)「えっ!? ほな誰が…」
(あず)「一体誰にやられたの!」
あずみが銀時を抱き起こす。
(銀)「は、早く逃げろ…! スーパールーキーが共が…かぶき町四天王は、もう…おし、まい…だ……がはっ!」
血を噴きだす銀時。
(黒)「共…? スーパールーキー一人じゃないんか!?」
(あず)「ど、どういう事!? し、しっかり! パー子!」
(黒)「カ、カチコミじゃァァァ!! 新四天王がカチコミに来よったァァァァ!!」
勝男の指示によって襖を蹴り倒して外に飛び出すヤクザ共。
「護りを固めろ!!」
「この街に手出しさせんな!!」
とその時、向かって行ったヤクザ達が一斉に投げ飛ばされた。
(黒)「なあっ!」
その煙の中から現れたのは…
(妙)「もう、ダメでしょ? 大事な会議ほっぽらかして」
(あ)「銀さんもみなさんも目離したらスグサボろうとするんだから。お登勢さん達に甘えてばかりじゃダメですよ?」
(妙)「これからは私達新しい世代が、このかぶき町を護っていかなきゃいけないんだから。ね?」
新かぶき町四天王、かぶき町の女王志村妙。
そしてかぶき町四天王の上に立つとも言われし少女…かぶき町の歌姫、音莉であった。
それはある日の事。
とある場所では、かぶき町町内会定例会議が行われていた。
(落)「え、えっと本日皆さんにお越しいただいたのは他でもありません。
この度政府が実施したアンケートで、我等がかぶき町は、『住みたくない街』『恐そうな町』『イケてない街』の三冠を達成しました」
しどろもどろになりながら書類を読みあげるのは、いつの日か万事屋が肝試しの手伝いをした落さんであった。
(落)「そこで私が提案するのは、ゴミ拾いによって街の景観を浄化すると共に…」
(あず)「あの、悪いんだけど…ゴミは消えて」
集まった新かぶき町四天王の二人のオーラ圧倒され、落さんは逃げ出してしまった。落だから、名前がオチだからね。
(あず)「かぶき町のイメージ改善? そんなの簡単じゃない。アンタらゴミを街から片せばいいのよ」
オカマ達を引き連れて、向かいに座る男達に言い放ったのは、かぶき町四天王代理、拳王アゴウ。
(黒)「景観損ねとんのはアンタらやろ、化け物。ここはUSJやないんや。飛び出す顎なんてみたないっちゅーねん」
ヤクザ達を引き連れてあずみ達にそう言い放ったのは、かぶき町四天王代理、黒駒の勝男。
(あず)「誰の顎が3Dアトラクションだ、コラァ!」
(黒)「あの四天王戦争でかぶき町四天王は事実上瓦解した。オジキは隠居し、華陀は消え、お登勢や西郷も最近はめっきり大人しゅうなった。次にわしと張り合う次世代四天王のツラ拝んでやろう思って来たが、この分じゃ簡単に街手に入れられそうやのう」
互いに睨み合う勝男とあずみ。
(黒)「ほなわしはこれで。後はゴミ拾いでも顎矯正でも好きにやりや」
部下を引き連れて出口へと向かう勝男。
(あず)「勝男、アンタ知らないのかい? 新四天王の話を。ママやお登勢さんを以ってして、最もかぶき町を治むる器に近いと言わしめた、スーパールーキーを」
(勝)「スーパールーキーやと? まさか…奴が!?」
勝男が銀時の姿を思い浮かべる。
と、その時、ドカァァァァァァァン! と襖を倒して誰かが投げ込まれてきた。
(黒)「な、なんや!」
だがそこに倒れていたのは…
(黒)「お、お前は…!」
両頬がへこんで鼻血を流すかぶき町四天王代理、ニート侍、坂田銀時であった。
(あず)「パー子!」
(黒)「スーパールーキーイキナリやられてもうたで!!」
(あず)「何言ってんの!パー子はただのパー子よ」
(黒)「えっ!? ほな誰が…」
(あず)「一体誰にやられたの!」
あずみが銀時を抱き起こす。
(銀)「は、早く逃げろ…! スーパールーキーが共が…かぶき町四天王は、もう…おし、まい…だ……がはっ!」
血を噴きだす銀時。
(黒)「共…? スーパールーキー一人じゃないんか!?」
(あず)「ど、どういう事!? し、しっかり! パー子!」
(黒)「カ、カチコミじゃァァァ!! 新四天王がカチコミに来よったァァァァ!!」
勝男の指示によって襖を蹴り倒して外に飛び出すヤクザ共。
「護りを固めろ!!」
「この街に手出しさせんな!!」
とその時、向かって行ったヤクザ達が一斉に投げ飛ばされた。
(黒)「なあっ!」
その煙の中から現れたのは…
(妙)「もう、ダメでしょ? 大事な会議ほっぽらかして」
(あ)「銀さんもみなさんも目離したらスグサボろうとするんだから。お登勢さん達に甘えてばかりじゃダメですよ?」
(妙)「これからは私達新しい世代が、このかぶき町を護っていかなきゃいけないんだから。ね?」
新かぶき町四天王、かぶき町の女王志村妙。
そしてかぶき町四天王の上に立つとも言われし少女…かぶき町の歌姫、音莉であった。
1/4ページ