第百三十八話
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~音莉side~
カランカラン…と器にドッグフードが三粒だけ転がり出る。
その前でお腹を鳴らしながらげっそりやつれた様子で、三粒のドッグフードを見つめる定春。
(銀)「なんだ? そのツラ。なんか文句でもあんのか? 足りねーなら足の裏の肉球(ミートボール)でも食え」
(神)「ゴメンネ、定春。今日はこれで我慢してネ。今万事屋は深刻な食糧難アル。みんなお腹ペコペコネ」
(定)「あうぅ…」
(神)「イイ子イイ子。銀ちゃん、定春解ってくれたヨ?」
(銀)「そうか…。じゃ、これで仲良く三等分だな」
すると銀さんと神楽ちゃんが器に入っていたドッグフードを一つずつ手に取り、それを食べてしまう。
(定)「あぅ…!?」
(銀&神)「「ゴチになりまーす」」
(あ&新)「「じゃねーだろ!!」」
一連の様子を見ていた私と新八君だったが、新八君が耐えきれず二人の顔を机に叩きつける。
(新)「アンタらには人間の尊厳ってもんがないのか!! 幾ら腹ペコでもペットからエサ強奪はねーだろ! 浅まし過ぎるよ!!」
(銀)「仕方ねーだろ。長らく続く客不足で、ウチにはもう米一粒すら残ってねーんだよ」
(あ)「だからってドッグフード食べるバカがどこにいますか!」
あ、しまった。ここにいたんだった…。
(銀)「この非常事態じゃ、ドッグフードどころかドッグヲフードにする所だよ。俺達の恩情に感謝してほしい位だよ」
(新)「ドッグヲフードって何よ! PTAだけじゃなく、動物愛護団体も敵に回すつもりか!」
(銀)「何? 動物愛護団体って。PTAって食えんの? それ」
(神)「PTA食えんのはギラついた教師だけアルヨ」
(新)「いや、別の意味で食ってるから、それ!」
(銀)「グチャグチャうっせーよ! そもそも一体誰のせいでこんな事になってると思ってんの? ロクに働きもせず大量のタダ飯かっ食らうこの巨大な家畜と」
(定)「………(怒)」
(銀)「ロクに働きもせずただメガネかけ続ける家畜メガネのせいだろ?」
(新)「てめェ! 言っていい事と悪い事があんだろ! 謝れ! 僕のメガネに謝れ!!」
(銀)「少しはてめーらの世話するご主人様の苦労も知ってほしいもんだよ、まったく」
(あ)「じゃあご主人様、お願いなんで仕事探してきてもらえませんか?」
(銀)「なんだよ、お前。美味そーな手羽先なんか掛けやがって」
(新)「手羽先じゃねェ! ギトギトのメガネだ! いや、ギトギトじゃねーよ!」
(神)「貝なんかこれ見よがしに掛けやがって! 武田久美子アルか、てめーは!」
(新)「ちょっとォォォ!? この人達腹減り過ぎて変なもん見えちゃってるよ!?」
(神)「ちょっとそれ貸せヨ!」
(新)「あー! ちょっと何やってんの! それメガネ! 食べられないですってば!」
だが新八君の言う事無視で、銀さん達は新八君のメガネをフライパンで焼きだしてしまう。
(新)「ああ! 何焼いてんの!」
(銀)「あのなァ、お前いい加減にしねーと、俺の音莉が骨だけになっちまいそうなんだよ。昨日抱いた時もただでさえ細い身体が細くなりすぎてて、体重までかなり減少してんだぞ? 音莉」
(あ)「ちょっと!?///」
(神)「お前このまま音莉を殺す気アルか!?」
(新)「音莉さん殺そうとしてんのてめーらだろうが! てめーら音莉さんが自分の分くれるっつったら真っ先にもらってたじゃねーか!」
(あ)「あ、はは…」
まあ確かに私もお腹は空いてるんだけど、でも銀さんは男の人だし神楽ちゃんも夜兎だから普通の人以上にお腹減っちゃうだろうから…。
(あ)「ってアレ?」
振り返ると、いつの間にかそこにいたハズの定春がいなくなっていた。
カランカラン…と器にドッグフードが三粒だけ転がり出る。
その前でお腹を鳴らしながらげっそりやつれた様子で、三粒のドッグフードを見つめる定春。
(銀)「なんだ? そのツラ。なんか文句でもあんのか? 足りねーなら足の裏の肉球(ミートボール)でも食え」
(神)「ゴメンネ、定春。今日はこれで我慢してネ。今万事屋は深刻な食糧難アル。みんなお腹ペコペコネ」
(定)「あうぅ…」
(神)「イイ子イイ子。銀ちゃん、定春解ってくれたヨ?」
(銀)「そうか…。じゃ、これで仲良く三等分だな」
すると銀さんと神楽ちゃんが器に入っていたドッグフードを一つずつ手に取り、それを食べてしまう。
(定)「あぅ…!?」
(銀&神)「「ゴチになりまーす」」
(あ&新)「「じゃねーだろ!!」」
一連の様子を見ていた私と新八君だったが、新八君が耐えきれず二人の顔を机に叩きつける。
(新)「アンタらには人間の尊厳ってもんがないのか!! 幾ら腹ペコでもペットからエサ強奪はねーだろ! 浅まし過ぎるよ!!」
(銀)「仕方ねーだろ。長らく続く客不足で、ウチにはもう米一粒すら残ってねーんだよ」
(あ)「だからってドッグフード食べるバカがどこにいますか!」
あ、しまった。ここにいたんだった…。
(銀)「この非常事態じゃ、ドッグフードどころかドッグヲフードにする所だよ。俺達の恩情に感謝してほしい位だよ」
(新)「ドッグヲフードって何よ! PTAだけじゃなく、動物愛護団体も敵に回すつもりか!」
(銀)「何? 動物愛護団体って。PTAって食えんの? それ」
(神)「PTA食えんのはギラついた教師だけアルヨ」
(新)「いや、別の意味で食ってるから、それ!」
(銀)「グチャグチャうっせーよ! そもそも一体誰のせいでこんな事になってると思ってんの? ロクに働きもせず大量のタダ飯かっ食らうこの巨大な家畜と」
(定)「………(怒)」
(銀)「ロクに働きもせずただメガネかけ続ける家畜メガネのせいだろ?」
(新)「てめェ! 言っていい事と悪い事があんだろ! 謝れ! 僕のメガネに謝れ!!」
(銀)「少しはてめーらの世話するご主人様の苦労も知ってほしいもんだよ、まったく」
(あ)「じゃあご主人様、お願いなんで仕事探してきてもらえませんか?」
(銀)「なんだよ、お前。美味そーな手羽先なんか掛けやがって」
(新)「手羽先じゃねェ! ギトギトのメガネだ! いや、ギトギトじゃねーよ!」
(神)「貝なんかこれ見よがしに掛けやがって! 武田久美子アルか、てめーは!」
(新)「ちょっとォォォ!? この人達腹減り過ぎて変なもん見えちゃってるよ!?」
(神)「ちょっとそれ貸せヨ!」
(新)「あー! ちょっと何やってんの! それメガネ! 食べられないですってば!」
だが新八君の言う事無視で、銀さん達は新八君のメガネをフライパンで焼きだしてしまう。
(新)「ああ! 何焼いてんの!」
(銀)「あのなァ、お前いい加減にしねーと、俺の音莉が骨だけになっちまいそうなんだよ。昨日抱いた時もただでさえ細い身体が細くなりすぎてて、体重までかなり減少してんだぞ? 音莉」
(あ)「ちょっと!?///」
(神)「お前このまま音莉を殺す気アルか!?」
(新)「音莉さん殺そうとしてんのてめーらだろうが! てめーら音莉さんが自分の分くれるっつったら真っ先にもらってたじゃねーか!」
(あ)「あ、はは…」
まあ確かに私もお腹は空いてるんだけど、でも銀さんは男の人だし神楽ちゃんも夜兎だから普通の人以上にお腹減っちゃうだろうから…。
(あ)「ってアレ?」
振り返ると、いつの間にかそこにいたハズの定春がいなくなっていた。
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