第百二十九話※R-18表現アリ
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~銀時side~
(銀&あ&神&新)「「「「一年間、お疲れさまでした!!」」」」
ビールの入ったグラスとウーロン茶の入ったグラスがカチンと響く。
今日は居酒屋の座敷を一部屋借りて、俺達万事屋を含めバーさんの所や知り合いを呼んで盛大に忘年会を行うのだ。
(新)「いやぁ、今年も終わりですね。早いなぁ」
(神)「無理もないアル。今年は色々あったアルからなぁ。駄作者がスランプに陥って今迄以上に文がグダグダになったかと思えば、受験勉強で更新ペースの低下。数えあげればキリがなりアル」
(あ)「それほとんど私達の思い出じゃないよね?」
(新)「まァ大変だったけど、今となっちゃどれもいい思い出だね。来年もまた心機一転、また頑張っていきましょうね、銀さん」
その言葉に俺は目を見開き…
(銀)「あまったれてんじゃねェ!!」
呑気にぬかしてやがる新八を思いっきり殴る。
(あ)「ちょ、新八君! 大丈夫!?」
(神)「銀ちゃん、何するアルか!」
(銀)「何今年はもう終わったみてーなツラしてんだ、アホんだら共」
(新)「いや、だって忘年会だし…」
(銀)「百里を行くものは九十を半ばとす、ってのを知らねーのか? 物事ってのはなァ、あともう少しで終わる仕上がり近くが一番危ねェんだよ。気が緩んで失敗を招くからな。ここまでなんとか更新出来てきたとはいえ、忘年会ではしゃいで夢主である音莉以外と不祥事でも起こせば、趣旨の解らなくなった小説は即終了だ。残る最後の一歩一歩こそ、今迄以上に慎重に踏み出さなきゃいけねーんだよ。これでようやく半分まできた…それ位のつもりで気を引き締め直せ」
(新)「ス、スイマセン。確かにちょっと僕、浮かれてたかも…」
(神)「銀ちゃん、流石アル。忘年会でもクールでいられるなんて」
(あ)「いや、忘年会もって…普段から銀さんクールキャラだっけ?」
(銀)「こっからは俺がラジカセに入れてきた『クール』を聞きながらクールに忘年会だ!」
そして俺が入れてきた自慢の一曲を流す。音莉の笑顔が引きつってるのは気のせいか?
(銀)「ぶったりして悪かったな、新八。折角の忘年会なんだ。もうこの事は水に流してお互い節度を持って楽しもうや」
(新)「はい」
(銀)「じゃあ俺がついでやるから飲め」
新八のグラスにウーロン茶を注いでいく。
(あ)「ちょ、銀さん! それグラスじゃなくて灰皿! しかも溢れてるし!」
(新)「オイ! 今更危なっかしいネタ拾うんじゃねーよ! ちょっと!」
(銀)「なんだコラ。俺のついだウーロン茶が飲めねーのか? 俺が誰だか解ってんのかよ。俺はかぶき町のプリンスにして音莉のプリンスだぞ?」
(あ)「ちょ、ちょっと…///」
(新)「浮かれてんのお前だろーが! 最後の最後でアブねーネタ使ってんじゃねェ!!」
(神)「まァまァ、ぱっつぁん、クールにクールに」
(新)「だってこんなもんでややこしい事になったら…」
(神)「大丈夫アル。いざとなったら…個別の事案に立ち入ったお答えはできません。法と証拠に基づいて職務を行っていきます。この二つのマジックワードさえ覚えとけば大丈夫アル」
(あ)「何が大丈夫なの!?」
(新)「何急に風刺漫画みたいになってんの!? こんな漫画だったっけ!?」
(あ)「いや、全然ジャンル違うと思う。銀魂って確かSF人情なんちゃって時代劇コメディーだったハズ…」
(新)「ちょっと、もう酔ってるんですか!? お願いしますよ。安全に無難に終えましょう、今日は。お酒は気をつけないと。酒は飲んでも飲まれるなって言うでしょ!?」
(銀)「大丈夫だよ。これしきの酒で酩酊して不祥事起こす程落ちぶれちゃいねーよ。てめーらは大人しく灰皿でウーロン茶飲んでりゃいいんだよ」
(新)「でも…」
とその時…
(登)「なんだい。もう飲んでんのかい? つれない奴等だねェ」
バーさんにキャサリンにたま、そして長谷川さんにお妙に九兵衛がやっとこさ現れた。
(あ)「ゴ、ゴメンなさい。ちょっと待ってようって言ったんですけど、銀さん聞かなくて…」
(銀)「おー、来た来た。オイ、酒追加! 領収書はお登勢で切ってね」
(登)「何勝手な事言ってんだ、天パ!」
(九)「いや、ここは柳生家が持とう」
(妙)「ダメよ、九ちゃん、甘やかしたら。あの、このグラサンがしばらく住み込みで働くんで」
(長)「やったー! 就職確定だ!」
(あ)「いや、喜んでますけどお給料全部今日の分にもってかれちゃうんで、結局タダ働きも同然ですよ? 長谷川さん」
音莉が何か言ってる気もするが、それにはお構いなく俺達は酒を飲んで肩を組んで大はしゃぎする。
(新)「大丈夫かな? 銀さん」
(神)「年に一回位好きなだけ飲ませてやれヨ」
(新)「ああ、何も起こらなきゃいいけど…」
(あ)「………」
(神)「音莉、大丈夫アルか?」
(あ)「えっ? あ、うん。全然大丈夫だよ」
(新)「音莉さん…つらいならやっぱりやめても……」
(あ)「ううん、平気。私なら大丈夫だから、気にしないで」
(神)「音莉…」
だがこの時、音莉が不安げな表情をしていた事に、すっかり酒が入って上機嫌になっていた俺は気付いてやれなかった。
(銀&あ&神&新)「「「「一年間、お疲れさまでした!!」」」」
ビールの入ったグラスとウーロン茶の入ったグラスがカチンと響く。
今日は居酒屋の座敷を一部屋借りて、俺達万事屋を含めバーさんの所や知り合いを呼んで盛大に忘年会を行うのだ。
(新)「いやぁ、今年も終わりですね。早いなぁ」
(神)「無理もないアル。今年は色々あったアルからなぁ。駄作者がスランプに陥って今迄以上に文がグダグダになったかと思えば、受験勉強で更新ペースの低下。数えあげればキリがなりアル」
(あ)「それほとんど私達の思い出じゃないよね?」
(新)「まァ大変だったけど、今となっちゃどれもいい思い出だね。来年もまた心機一転、また頑張っていきましょうね、銀さん」
その言葉に俺は目を見開き…
(銀)「あまったれてんじゃねェ!!」
呑気にぬかしてやがる新八を思いっきり殴る。
(あ)「ちょ、新八君! 大丈夫!?」
(神)「銀ちゃん、何するアルか!」
(銀)「何今年はもう終わったみてーなツラしてんだ、アホんだら共」
(新)「いや、だって忘年会だし…」
(銀)「百里を行くものは九十を半ばとす、ってのを知らねーのか? 物事ってのはなァ、あともう少しで終わる仕上がり近くが一番危ねェんだよ。気が緩んで失敗を招くからな。ここまでなんとか更新出来てきたとはいえ、忘年会ではしゃいで夢主である音莉以外と不祥事でも起こせば、趣旨の解らなくなった小説は即終了だ。残る最後の一歩一歩こそ、今迄以上に慎重に踏み出さなきゃいけねーんだよ。これでようやく半分まできた…それ位のつもりで気を引き締め直せ」
(新)「ス、スイマセン。確かにちょっと僕、浮かれてたかも…」
(神)「銀ちゃん、流石アル。忘年会でもクールでいられるなんて」
(あ)「いや、忘年会もって…普段から銀さんクールキャラだっけ?」
(銀)「こっからは俺がラジカセに入れてきた『クール』を聞きながらクールに忘年会だ!」
そして俺が入れてきた自慢の一曲を流す。音莉の笑顔が引きつってるのは気のせいか?
(銀)「ぶったりして悪かったな、新八。折角の忘年会なんだ。もうこの事は水に流してお互い節度を持って楽しもうや」
(新)「はい」
(銀)「じゃあ俺がついでやるから飲め」
新八のグラスにウーロン茶を注いでいく。
(あ)「ちょ、銀さん! それグラスじゃなくて灰皿! しかも溢れてるし!」
(新)「オイ! 今更危なっかしいネタ拾うんじゃねーよ! ちょっと!」
(銀)「なんだコラ。俺のついだウーロン茶が飲めねーのか? 俺が誰だか解ってんのかよ。俺はかぶき町のプリンスにして音莉のプリンスだぞ?」
(あ)「ちょ、ちょっと…///」
(新)「浮かれてんのお前だろーが! 最後の最後でアブねーネタ使ってんじゃねェ!!」
(神)「まァまァ、ぱっつぁん、クールにクールに」
(新)「だってこんなもんでややこしい事になったら…」
(神)「大丈夫アル。いざとなったら…個別の事案に立ち入ったお答えはできません。法と証拠に基づいて職務を行っていきます。この二つのマジックワードさえ覚えとけば大丈夫アル」
(あ)「何が大丈夫なの!?」
(新)「何急に風刺漫画みたいになってんの!? こんな漫画だったっけ!?」
(あ)「いや、全然ジャンル違うと思う。銀魂って確かSF人情なんちゃって時代劇コメディーだったハズ…」
(新)「ちょっと、もう酔ってるんですか!? お願いしますよ。安全に無難に終えましょう、今日は。お酒は気をつけないと。酒は飲んでも飲まれるなって言うでしょ!?」
(銀)「大丈夫だよ。これしきの酒で酩酊して不祥事起こす程落ちぶれちゃいねーよ。てめーらは大人しく灰皿でウーロン茶飲んでりゃいいんだよ」
(新)「でも…」
とその時…
(登)「なんだい。もう飲んでんのかい? つれない奴等だねェ」
バーさんにキャサリンにたま、そして長谷川さんにお妙に九兵衛がやっとこさ現れた。
(あ)「ゴ、ゴメンなさい。ちょっと待ってようって言ったんですけど、銀さん聞かなくて…」
(銀)「おー、来た来た。オイ、酒追加! 領収書はお登勢で切ってね」
(登)「何勝手な事言ってんだ、天パ!」
(九)「いや、ここは柳生家が持とう」
(妙)「ダメよ、九ちゃん、甘やかしたら。あの、このグラサンがしばらく住み込みで働くんで」
(長)「やったー! 就職確定だ!」
(あ)「いや、喜んでますけどお給料全部今日の分にもってかれちゃうんで、結局タダ働きも同然ですよ? 長谷川さん」
音莉が何か言ってる気もするが、それにはお構いなく俺達は酒を飲んで肩を組んで大はしゃぎする。
(新)「大丈夫かな? 銀さん」
(神)「年に一回位好きなだけ飲ませてやれヨ」
(新)「ああ、何も起こらなきゃいいけど…」
(あ)「………」
(神)「音莉、大丈夫アルか?」
(あ)「えっ? あ、うん。全然大丈夫だよ」
(新)「音莉さん…つらいならやっぱりやめても……」
(あ)「ううん、平気。私なら大丈夫だから、気にしないで」
(神)「音莉…」
だがこの時、音莉が不安げな表情をしていた事に、すっかり酒が入って上機嫌になっていた俺は気付いてやれなかった。
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