第百二十三話
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(銀)「オイ、みんなよく聞け。今回はこの小説123話到達を祝して特別企画をやることになったぞ」
ある日、銀さんに集められたと思えば、急にそんな事を告げられた。
(あ&神&新)「「「特別企画?」」」
(新)「…って、123話ってエラク中途半端な時期に……」
(銀)「まァ要するにだ、同時期にテレ東でアニメが始まったSKET DANCEとコラボしろって事だ」
(あ)「わぁ…ホントですか? 銀さん! ついに私達にもそんな話が…!」
(新)「僕ら完全にジャンプにもテレ東にも嫌われんのかと思ってましたよ」
(神)「問題しか起こしてないアルからな」
(新)「でもなんだか緊張しますね。僕以外と人見知り激しいんだよなぁ」
(神)「何ビビってんだヨ。コラボなんて私達今まで散々やってきたアル。ドラゴンボールにワンピース、BLEACH。そうそうたるメンツとの共演忘れたアルか?」
(あ)「神楽ちゃん、それはコラボじゃなくてパクってきただけだからね?」
(新)「これが僕らが嫌われてんじゃないかと思ってた原因の一端だよね?」
(あ)「でも確かに、ちょっとワクワクしますよね」
(神)「オラワクワクすっぞ。…ホラ、コラボできたアル」
(あ)「だから神楽ちゃん、それはコラボって言わないから…」
(銀)「オイ、はしゃいでんじゃねーぞ。コラボなんぞと謳っちゃあいるが、俺達の目的は奴等と仲良くするする事ではない」
と言いながら、どこからかホワイトボードを引っ張ってくる銀さん。
(あ&神&新)「「「えっ…?」」」
(銀)「俺の集めてきたデータを見ろ」
銀さんがボードを叩くと、ボードが反転し、そこにはいくつかの資料らしきものが張られていた。
そのうちの一つはポスターのようなもので、真ん中に帽子とゴーグルをつけた男の人、左側にスティックを持った金髪の女の子、右側にはパソコンを持った男の人が写っていた。
(銀)「いいか。SKET DANCEというのはな、2007年、ジャンプで連載が始まった学園を舞台にしたコメディー漫画だ。アニメーションは2011年、銀魂再開と同時期に放送開始。スケット団と呼ばれる、言わば学園のなんでも屋の三人組。リーダーのボッスン、頭脳派のスイッチ、ツッコミ兼武道派のヒメコが活躍する。笑って泣ける基本一話読み切り形式の作品だな」
(あ)「ほうほう…」
(神)「ちょっと待って、銀ちゃん! コイツらの放送枠、木曜の夕方6時からアル!」
神楽ちゃんが新聞を片手にそう言った。
(新)「えっ、それって前の銀魂の枠じゃないですか!」
(銀)「そうだ。俺達が2006年に放送開始してわずか半年。あっという間にゴールデンから左遷されて、以来177話に渡って護りつづけた砦。それを奴等は何食わぬ顔で分捕りやがった」
(新)「いや、分捕ったって…彼等の意志じゃないでしょ」
(あ)「銀さん…そこは大人の事情ってヤツじゃないですか?」
(銀)「ま、ここまでざっと説明しただけでも解ると思うが、コイツら…完全に俺達食いにきてます(エコー」
(新)「いや、なにコラボ初っ端からいやらしい邪推してんですか」
(あ)「何顔の陰濃くしてどうでもいい事言ってんですか」
(銀)「完全に俺達のポジションとりにきてます(エコー」
(あ)「なんで二回もどうでもいい事言ってんですか! しかもエコーまでかけて…」
(新)「言いがかりはやめましょうよ。なんでも屋なんて設定どこにでもあるでしょーが!」
(銀)「ああそうさ。どこにでもある設定だ。かぶってなんかいない。なんせ向こうはパソコンで喋ったりするからね。向こうの方が若干キャラたってるからね。まァ向こうに比べたら銀さんの銀さんなんか音莉のせいで年中勃ってるけ…」
(あ)「いらん事言わんでいい!///」
(銀)「それに比べてお前は何なんだよ、新八。なんでお前普通に喋ってんの? ブッ殺されたいの?」
(新)「………(怒)」
(銀)「神楽、オメーもなんで本場関西のツッコミの一つも覚えてないの? なんで回を追うごとにオッパイとかデカくなんないの? なんでむしろ小さくなってんの?」
(神)「………(怒)」
(あ)「ちょっと、銀さん! イキナリ何言って…」
(神)「んだと!? コラァ! お前だってなんで最初ゴーグルつけてたのに何事もなかったかのように外してんだ、コラァ!」
(新)「集中力の一つも増やせねーのか! 双子の兄弟位いねーのか、アンタ!」
(銀)「うるせェ!! あんなメンド臭せーモン毎回書けるワケねーだろ! 原作者の技量の差を考えろ、バカヤロー! それを見越してアニメじゃ初回からゴーグル丸腰だ! オープニングにしょっちゅう出してやってるだけでも感謝しろ、ゴーグルの分際で!」
(新)「いや、分際あるんですか? ゴーグルに…」
(銀)「大体な、ジャンプでゴーグルキャラと言えばウソップ然り、子供時代の木ノ葉丸然り、所詮サブキャラなんだコレ!」
(新)「いや、ナルトだって一巻じゃゴーグルつけてましたよ?」
(あ)「もう、ちょっとやめてください! それにみんななんかに比べて本当に成長しなければいけないのは私だから…」
(銀&神&新)「「「それは断じてない」」」
(あ)「えっ…」
(新)「だって音莉さん、ツッコミ最後の砦だし…」
(神)「元が可愛いから何着せても似合うし…」
(銀)「回を追うごとに胸とかデカくなってるし…」
(あ)「いや、最後の違うからね?」
(銀)「とにかくこの作品で唯一アイツらに対抗出来んのは音莉だけなんだよ」
(神&新)「「うんうん」」
(あ)「いや、そんな。私なんて…」
だ、だって神楽ちゃんや新八君だって強いし、銀さんだってそ、その…誰よりも、カ…カッコいいし……。
(銀)「大体、2011年の春にあったワンピとトリコのコラボに比べたら、銀魂とスケット、どう考えても華がねーだろー。地味コラボだろー」
(新)「んな事ねーだろ!? 何人まで巻き込んでんの!」
(銀)「何でわざわざこんな地味なコラボをジャンプとこの小説は設けたのか、絶対に仲良くさせるためなんかじゃあない」
(あ)「じゃあ一体何のためのコラボだって言うんですか?」
とその時…
(?)「そんなの決まってるじゃねーか」
その声と共に数人がリビングに足を踏み込む。
(銀)「だ、誰だ!」
(?)「テレ東夕方6時に、ジャンプになんでも屋は二つもいらない。俺達は同じ舞台に立たされる事で、秤にかけられてんだよ」
その数人…いや、三人は腕にリストバンドをつけた、まさしくホワイトボードのポスターに写っている……
(?)「俺達スケット団とアンタら万事屋、どちらがジャンプのなんでも屋にふさわしいかをな!」
…そう、あのスケット団の三人であった。
ある日、銀さんに集められたと思えば、急にそんな事を告げられた。
(あ&神&新)「「「特別企画?」」」
(新)「…って、123話ってエラク中途半端な時期に……」
(銀)「まァ要するにだ、同時期にテレ東でアニメが始まったSKET DANCEとコラボしろって事だ」
(あ)「わぁ…ホントですか? 銀さん! ついに私達にもそんな話が…!」
(新)「僕ら完全にジャンプにもテレ東にも嫌われんのかと思ってましたよ」
(神)「問題しか起こしてないアルからな」
(新)「でもなんだか緊張しますね。僕以外と人見知り激しいんだよなぁ」
(神)「何ビビってんだヨ。コラボなんて私達今まで散々やってきたアル。ドラゴンボールにワンピース、BLEACH。そうそうたるメンツとの共演忘れたアルか?」
(あ)「神楽ちゃん、それはコラボじゃなくてパクってきただけだからね?」
(新)「これが僕らが嫌われてんじゃないかと思ってた原因の一端だよね?」
(あ)「でも確かに、ちょっとワクワクしますよね」
(神)「オラワクワクすっぞ。…ホラ、コラボできたアル」
(あ)「だから神楽ちゃん、それはコラボって言わないから…」
(銀)「オイ、はしゃいでんじゃねーぞ。コラボなんぞと謳っちゃあいるが、俺達の目的は奴等と仲良くするする事ではない」
と言いながら、どこからかホワイトボードを引っ張ってくる銀さん。
(あ&神&新)「「「えっ…?」」」
(銀)「俺の集めてきたデータを見ろ」
銀さんがボードを叩くと、ボードが反転し、そこにはいくつかの資料らしきものが張られていた。
そのうちの一つはポスターのようなもので、真ん中に帽子とゴーグルをつけた男の人、左側にスティックを持った金髪の女の子、右側にはパソコンを持った男の人が写っていた。
(銀)「いいか。SKET DANCEというのはな、2007年、ジャンプで連載が始まった学園を舞台にしたコメディー漫画だ。アニメーションは2011年、銀魂再開と同時期に放送開始。スケット団と呼ばれる、言わば学園のなんでも屋の三人組。リーダーのボッスン、頭脳派のスイッチ、ツッコミ兼武道派のヒメコが活躍する。笑って泣ける基本一話読み切り形式の作品だな」
(あ)「ほうほう…」
(神)「ちょっと待って、銀ちゃん! コイツらの放送枠、木曜の夕方6時からアル!」
神楽ちゃんが新聞を片手にそう言った。
(新)「えっ、それって前の銀魂の枠じゃないですか!」
(銀)「そうだ。俺達が2006年に放送開始してわずか半年。あっという間にゴールデンから左遷されて、以来177話に渡って護りつづけた砦。それを奴等は何食わぬ顔で分捕りやがった」
(新)「いや、分捕ったって…彼等の意志じゃないでしょ」
(あ)「銀さん…そこは大人の事情ってヤツじゃないですか?」
(銀)「ま、ここまでざっと説明しただけでも解ると思うが、コイツら…完全に俺達食いにきてます(エコー」
(新)「いや、なにコラボ初っ端からいやらしい邪推してんですか」
(あ)「何顔の陰濃くしてどうでもいい事言ってんですか」
(銀)「完全に俺達のポジションとりにきてます(エコー」
(あ)「なんで二回もどうでもいい事言ってんですか! しかもエコーまでかけて…」
(新)「言いがかりはやめましょうよ。なんでも屋なんて設定どこにでもあるでしょーが!」
(銀)「ああそうさ。どこにでもある設定だ。かぶってなんかいない。なんせ向こうはパソコンで喋ったりするからね。向こうの方が若干キャラたってるからね。まァ向こうに比べたら銀さんの銀さんなんか音莉のせいで年中勃ってるけ…」
(あ)「いらん事言わんでいい!///」
(銀)「それに比べてお前は何なんだよ、新八。なんでお前普通に喋ってんの? ブッ殺されたいの?」
(新)「………(怒)」
(銀)「神楽、オメーもなんで本場関西のツッコミの一つも覚えてないの? なんで回を追うごとにオッパイとかデカくなんないの? なんでむしろ小さくなってんの?」
(神)「………(怒)」
(あ)「ちょっと、銀さん! イキナリ何言って…」
(神)「んだと!? コラァ! お前だってなんで最初ゴーグルつけてたのに何事もなかったかのように外してんだ、コラァ!」
(新)「集中力の一つも増やせねーのか! 双子の兄弟位いねーのか、アンタ!」
(銀)「うるせェ!! あんなメンド臭せーモン毎回書けるワケねーだろ! 原作者の技量の差を考えろ、バカヤロー! それを見越してアニメじゃ初回からゴーグル丸腰だ! オープニングにしょっちゅう出してやってるだけでも感謝しろ、ゴーグルの分際で!」
(新)「いや、分際あるんですか? ゴーグルに…」
(銀)「大体な、ジャンプでゴーグルキャラと言えばウソップ然り、子供時代の木ノ葉丸然り、所詮サブキャラなんだコレ!」
(新)「いや、ナルトだって一巻じゃゴーグルつけてましたよ?」
(あ)「もう、ちょっとやめてください! それにみんななんかに比べて本当に成長しなければいけないのは私だから…」
(銀&神&新)「「「それは断じてない」」」
(あ)「えっ…」
(新)「だって音莉さん、ツッコミ最後の砦だし…」
(神)「元が可愛いから何着せても似合うし…」
(銀)「回を追うごとに胸とかデカくなってるし…」
(あ)「いや、最後の違うからね?」
(銀)「とにかくこの作品で唯一アイツらに対抗出来んのは音莉だけなんだよ」
(神&新)「「うんうん」」
(あ)「いや、そんな。私なんて…」
だ、だって神楽ちゃんや新八君だって強いし、銀さんだってそ、その…誰よりも、カ…カッコいいし……。
(銀)「大体、2011年の春にあったワンピとトリコのコラボに比べたら、銀魂とスケット、どう考えても華がねーだろー。地味コラボだろー」
(新)「んな事ねーだろ!? 何人まで巻き込んでんの!」
(銀)「何でわざわざこんな地味なコラボをジャンプとこの小説は設けたのか、絶対に仲良くさせるためなんかじゃあない」
(あ)「じゃあ一体何のためのコラボだって言うんですか?」
とその時…
(?)「そんなの決まってるじゃねーか」
その声と共に数人がリビングに足を踏み込む。
(銀)「だ、誰だ!」
(?)「テレ東夕方6時に、ジャンプになんでも屋は二つもいらない。俺達は同じ舞台に立たされる事で、秤にかけられてんだよ」
その数人…いや、三人は腕にリストバンドをつけた、まさしくホワイトボードのポスターに写っている……
(?)「俺達スケット団とアンタら万事屋、どちらがジャンプのなんでも屋にふさわしいかをな!」
…そう、あのスケット団の三人であった。
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