第八十話
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街はクリスマスムード一色。そんな街の中をカップルや家族連れが歩いており、夜になってイルミネーションも点火された。
さらには酔っ払っている人や、正月前の一仕事なのか、道路工事を行っている人々もいた。
そんな中、私はこんな真冬の夜に「甘いものが食べたい」という銀さんの我侭により、買い物に行く事にした。
(銀)「…ったく、無意味な道路工事、クリスマス前のバカップル共、忘年会で調子に乗りすぎたオッさん。いつから冬の風物詩ってのはこんな邪魔なモンになったんだ?」
(あ)「まあまあ、いいじゃないですか。これはこれでいつもとちょっと変わった景色が見れて…」
(銀)「まァ、別に俺は音莉がいりゃあなんでもいいんだけどな」
すると…
(?)「一時間6000円! 飲み放題だよ!」
(銀&あ)「「ん?」」
そんな声が聞こえてきてそちらを見てみると、そこには赤い服…ボロボロのサンタさんのような服を着てキャバクラの呼び込みをしているお爺さんがいた。
(?)「本日はクリスマスイベント! サンタプレイのオプションサービスつき! サービスは無料になってまーす! そこのお兄さん、どうですか?」
(銀)「アイツは確か…」
(あ)「銀さん、知り合いですか?」
(銀)「ああ。アイツ、サンタだ」
(あ)「サンタ……ってええ!? さ、サンタ!? あの…プレゼント配る!? あのサンタさん!?」
(銀)「ああ、確か銀魂アニメ37話Aパートの時の事だったんだけどな、音莉が既に寝てしまってから、神楽が『肉まん食べたいアル』とかで買いに行かされて、そこでソリが大破したとかで喧嘩してたサンタとそのトナカイに出くわしたんだよ。ほんでそのままソリと言う名のリアカー使ってプレゼント届けに行って、で、ついでに赤い服着てたらデブデブしくてアレだから、真っ黒い服に着替えさせてやって…」
(あ)「真っ黒い服って…それただの泥棒じゃ……」
あ、思い出した。確か起きたら神楽ちゃんの顔に落書きされてた時の事だったような気がする…。
すると…
「オウオウ、ジーさんよ! いつになったら金返してくれるんだ? あ!?」
借金とりのような男がサンタさんに突っかかってきた。
(サ)「あ、今仕事中なんだよ。済まないけど後にしてくれないか?」
するとその男がサンタさんの胸ぐらを掴む。
「んだと!? コラァ! ナメてんじゃねーぞ、コラァ。払うモン払ってから言えってんだよ!!」
(サ)「ああ、いや…明日には必ず…なんとか利子の方だけでも……」
「利子の方だけだと!? コラァ! ふざけた事ぬかしてんじゃねーぞ、コラァ!」
ドン!
(サ)「うわあっ!」
サンタさんが男に蹴り飛ばされた。
「元金返せって言ってんだよ、こっちは!」
(サ)「そんな…二百万なんて大金今のわしには……」
「んだと!? コラァ!」
(あ)「銀さん、アレ助けに行った方がいいんじゃ…」
とその時…
(?)「オイ、そこのチンピラ」
一台の黒塗りの高級車が目の前で止まった。
「なんだ? コラァ!」
(?)「そのジーさんの借金、俺が肩代わりしてやるぜ。二百万だったな。ほらよ」
車の窓が開いて、そこから誰かが男に札束を投げつける。
そしてその車から出てきたのは…
(?)「久しぶりだな、ジーさん」
(サ)「お前は…ベン!」
(あ)「アレ…トナカイさんですよね?」
しかも何故か黒いスーツ着てるし…なんか高そうな服だし、お偉いさんっぽいし…。
(銀)「ああ、そうそう。あれがあん時のトナカイだよ」
(あ)「へっ!? ア、アレが!? でもなんで…」
そして男はそのベンさんとかいうトナカイに領収書を渡してそそくさと去って行った。
(ベ)「ジーさんよォ、あんましあくどい所で金借りるんじゃねーよ」
(サ)「ベン、お前…」
すると銀さんが二人の方に歩み寄る。
(銀)「よォよォ、お二人さん。運命の再開ってカンジだな」
(サ&ベ)「「アンタは…」」
(あ)「ど、どうも…初めまして……。銀さんがお世話になってます?」
(銀)「なんで疑問形? ていうかお世話になったのコイツら!」
(サ&ベ)「「(カ、カワイイ…///)」」
さらには酔っ払っている人や、正月前の一仕事なのか、道路工事を行っている人々もいた。
そんな中、私はこんな真冬の夜に「甘いものが食べたい」という銀さんの我侭により、買い物に行く事にした。
(銀)「…ったく、無意味な道路工事、クリスマス前のバカップル共、忘年会で調子に乗りすぎたオッさん。いつから冬の風物詩ってのはこんな邪魔なモンになったんだ?」
(あ)「まあまあ、いいじゃないですか。これはこれでいつもとちょっと変わった景色が見れて…」
(銀)「まァ、別に俺は音莉がいりゃあなんでもいいんだけどな」
すると…
(?)「一時間6000円! 飲み放題だよ!」
(銀&あ)「「ん?」」
そんな声が聞こえてきてそちらを見てみると、そこには赤い服…ボロボロのサンタさんのような服を着てキャバクラの呼び込みをしているお爺さんがいた。
(?)「本日はクリスマスイベント! サンタプレイのオプションサービスつき! サービスは無料になってまーす! そこのお兄さん、どうですか?」
(銀)「アイツは確か…」
(あ)「銀さん、知り合いですか?」
(銀)「ああ。アイツ、サンタだ」
(あ)「サンタ……ってええ!? さ、サンタ!? あの…プレゼント配る!? あのサンタさん!?」
(銀)「ああ、確か銀魂アニメ37話Aパートの時の事だったんだけどな、音莉が既に寝てしまってから、神楽が『肉まん食べたいアル』とかで買いに行かされて、そこでソリが大破したとかで喧嘩してたサンタとそのトナカイに出くわしたんだよ。ほんでそのままソリと言う名のリアカー使ってプレゼント届けに行って、で、ついでに赤い服着てたらデブデブしくてアレだから、真っ黒い服に着替えさせてやって…」
(あ)「真っ黒い服って…それただの泥棒じゃ……」
あ、思い出した。確か起きたら神楽ちゃんの顔に落書きされてた時の事だったような気がする…。
すると…
「オウオウ、ジーさんよ! いつになったら金返してくれるんだ? あ!?」
借金とりのような男がサンタさんに突っかかってきた。
(サ)「あ、今仕事中なんだよ。済まないけど後にしてくれないか?」
するとその男がサンタさんの胸ぐらを掴む。
「んだと!? コラァ! ナメてんじゃねーぞ、コラァ。払うモン払ってから言えってんだよ!!」
(サ)「ああ、いや…明日には必ず…なんとか利子の方だけでも……」
「利子の方だけだと!? コラァ! ふざけた事ぬかしてんじゃねーぞ、コラァ!」
ドン!
(サ)「うわあっ!」
サンタさんが男に蹴り飛ばされた。
「元金返せって言ってんだよ、こっちは!」
(サ)「そんな…二百万なんて大金今のわしには……」
「んだと!? コラァ!」
(あ)「銀さん、アレ助けに行った方がいいんじゃ…」
とその時…
(?)「オイ、そこのチンピラ」
一台の黒塗りの高級車が目の前で止まった。
「なんだ? コラァ!」
(?)「そのジーさんの借金、俺が肩代わりしてやるぜ。二百万だったな。ほらよ」
車の窓が開いて、そこから誰かが男に札束を投げつける。
そしてその車から出てきたのは…
(?)「久しぶりだな、ジーさん」
(サ)「お前は…ベン!」
(あ)「アレ…トナカイさんですよね?」
しかも何故か黒いスーツ着てるし…なんか高そうな服だし、お偉いさんっぽいし…。
(銀)「ああ、そうそう。あれがあん時のトナカイだよ」
(あ)「へっ!? ア、アレが!? でもなんで…」
そして男はそのベンさんとかいうトナカイに領収書を渡してそそくさと去って行った。
(ベ)「ジーさんよォ、あんましあくどい所で金借りるんじゃねーよ」
(サ)「ベン、お前…」
すると銀さんが二人の方に歩み寄る。
(銀)「よォよォ、お二人さん。運命の再開ってカンジだな」
(サ&ベ)「「アンタは…」」
(あ)「ど、どうも…初めまして……。銀さんがお世話になってます?」
(銀)「なんで疑問形? ていうかお世話になったのコイツら!」
(サ&ベ)「「(カ、カワイイ…///)」」
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