第百四話(かぶき町野良猫篇)
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(銀)「猫の交尾って見た事あるか?」
(新)「小さい頃何も知らずに『猫が猫おんぶしてるアレやってー』って姉上に言ったら、変な空気になったトラウマがあります」
(銀)「トラウマっていうかネコウマだな、そりゃあ」
(神)「いや、ウマシカアル」
(あ)「いや、それ馬鹿になるから…」
(銀)「でよ、知ってる? オス猫のアソコには棘生えてんだぜ? 棘。ったく、たまんねーよなぁ。ホント、生まれ変わっても猫だけにはなりたくねーよなぁ」
(神)「どうせ棘なくても立ちションするしか使い道ないアル」
(銀)「んな事ねーよ。ちゃんと俺だって音莉と合体する為に使ってますぅ!」
(あ)「その言い方やめてくれませんか…?///」
まあそんなこんなで私達は現在、神社の境内の草むらに隠れて、神社を徘徊する野良猫達を張っていた。まあ銀さんはその辺で用を足しているが…。
それでここにいる理由はというと、とある野良猫…かぶき町一帯の野良猫達をまとめるボス猫、ホウイチを捕まえにきたのだ。
ここ最近野良猫による人への被害が多いらしい。そこで町内会の人達がこれ以上野良猫を増やさないようにと、かぶき町の野良猫を捕まえて去勢手術を施しているそうなのだが、ホウイチだけはどうしても捕まえる事が出来ないらしい。
それで私達万事屋が町内会の人達からホウイチの捕獲を依頼されて、今に至る…というワケだ。
とその時…
「「「「「ニャォォォォォォ!」」」」」
辺りをうろうろしていた野良猫達が一斉に逃げ出した。
(新)「アレ? 猫達が逃げていく」
(あ)「あ、アレ!」
私が神社の入り口の方を指さすと、そこには耳のない、大きな体をした猫ちゃんがいた。
(新)「千切れた耳、そしてあの巨体」
(あ)「写真と同じあの姿…ホウイチよ! あれがかぶき町のボス猫…」
街の人達の言う通り、確かにいかにもボスっていう感じの雰囲気が漂っている。
(新)「銀さん、ターゲットがきましたよ」
(銀)「急かすなって。…あ! ホラ、お前のせいで手にかかって…」
するとホウイチが、私達が仕掛けていた餌を食べ始める。
(神)「音莉、ぱっつあん、餌に食いついたアル」
そして…
(神&新)「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
神楽ちゃんと新八君が網を持って飛び出していき、私も捕まえにいこうとする。だが…
(あ)「…ア、レ?」
…何故か体が全然動かないのだ。
そしてその頃、神楽ちゃんと新八君は捕獲に失敗して、ホウイチに顔を引っかかれてのたうちまわっていた。早く助けにいかなきゃ!
(あ)「銀さん! 助け……ア…レ………?」
だが私が銀さんの姿を捕らえる前に瞼が重くなって、私は意識を手放した。
(新)「小さい頃何も知らずに『猫が猫おんぶしてるアレやってー』って姉上に言ったら、変な空気になったトラウマがあります」
(銀)「トラウマっていうかネコウマだな、そりゃあ」
(神)「いや、ウマシカアル」
(あ)「いや、それ馬鹿になるから…」
(銀)「でよ、知ってる? オス猫のアソコには棘生えてんだぜ? 棘。ったく、たまんねーよなぁ。ホント、生まれ変わっても猫だけにはなりたくねーよなぁ」
(神)「どうせ棘なくても立ちションするしか使い道ないアル」
(銀)「んな事ねーよ。ちゃんと俺だって音莉と合体する為に使ってますぅ!」
(あ)「その言い方やめてくれませんか…?///」
まあそんなこんなで私達は現在、神社の境内の草むらに隠れて、神社を徘徊する野良猫達を張っていた。まあ銀さんはその辺で用を足しているが…。
それでここにいる理由はというと、とある野良猫…かぶき町一帯の野良猫達をまとめるボス猫、ホウイチを捕まえにきたのだ。
ここ最近野良猫による人への被害が多いらしい。そこで町内会の人達がこれ以上野良猫を増やさないようにと、かぶき町の野良猫を捕まえて去勢手術を施しているそうなのだが、ホウイチだけはどうしても捕まえる事が出来ないらしい。
それで私達万事屋が町内会の人達からホウイチの捕獲を依頼されて、今に至る…というワケだ。
とその時…
「「「「「ニャォォォォォォ!」」」」」
辺りをうろうろしていた野良猫達が一斉に逃げ出した。
(新)「アレ? 猫達が逃げていく」
(あ)「あ、アレ!」
私が神社の入り口の方を指さすと、そこには耳のない、大きな体をした猫ちゃんがいた。
(新)「千切れた耳、そしてあの巨体」
(あ)「写真と同じあの姿…ホウイチよ! あれがかぶき町のボス猫…」
街の人達の言う通り、確かにいかにもボスっていう感じの雰囲気が漂っている。
(新)「銀さん、ターゲットがきましたよ」
(銀)「急かすなって。…あ! ホラ、お前のせいで手にかかって…」
するとホウイチが、私達が仕掛けていた餌を食べ始める。
(神)「音莉、ぱっつあん、餌に食いついたアル」
そして…
(神&新)「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
神楽ちゃんと新八君が網を持って飛び出していき、私も捕まえにいこうとする。だが…
(あ)「…ア、レ?」
…何故か体が全然動かないのだ。
そしてその頃、神楽ちゃんと新八君は捕獲に失敗して、ホウイチに顔を引っかかれてのたうちまわっていた。早く助けにいかなきゃ!
(あ)「銀さん! 助け……ア…レ………?」
だが私が銀さんの姿を捕らえる前に瞼が重くなって、私は意識を手放した。
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