第九十四話
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
現在時刻は朝9時。
ジジジジジ…
銀さんの部屋のジャスタウェイ形目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。
そして…
(銀)「うるせェ、ハゲ!」
バコッ!
銀さんの怒鳴り声と共に、目覚まし時計が破壊される音がした。
(あ)「はぁ…もう朝食温め直さなきゃいけない時間だ……」
作ってから大分時間が経ってしまっているので、完全に冷まってしまっている。
(あ)「もう、また昨日も夜遅くまで飲んでたから…」
まあでもとりあえず銀さんが二度寝してしまっていないか、銀さんの部屋を覗きに行く。
(あ)「銀さん? 起きてますか?」
私が銀さんの部屋の襖を開けると、今日はちゃんと起きたようで、起き上がって頭を押さえている銀さんがそこにいた。
(銀)「はぁ…流石にちょっと寝過ぎたな、コレ。あったま痛てェ……」
(あ)「…アレ?」
なんか…銀さんに違和感を感じる。
(銀)「ん? 音莉?」
(あ)「あ、えっと…おはようございます……」
気のせいかな…。なんか銀さんの髪の毛が薄くなってるような…。
(銀)「どうかしたか?」
(あ)「い、いえ…何でも……」
(銀)「とにかく…」
チュッ…
(あ)「………!?///」
私があれこれ考えているうちに、いつの間にか銀さんが私の方に迫って来ており、気づけばいつもの…朝のおはようのキスが交わされていた。
(銀)「また真っ赤になって…いつまでたっても慣れねーなァ、オメーはよ」
そう言うと、銀さんは「やっぱいつも通りカワイイな」と言いながら私の頭をクシャッとすると…
(銀)「ふわぁ…目覚まし代わりにひとっ風呂浴びてくるかなぁ…」
そう言いながら私の横を通り過ぎていった。
(あ)「う…うう…銀さんのバカ……///」
毎日していても慣れないキス。される度に心臓の鼓動が速くなる。
しかも今のは不意打ち。余計に恥ずかしくなってくる。
(あ)「なんか…どうしよう……///」
恥ずかしさのあまりその場から動けずにいると…。
(あ)「…アレ?」
銀さんの枕の上に何かが乗っかっていた。
(あ)「これは…」
近づいてみると、それは銀色の…銀さんの髪が何十本と枕の上に乗っていた。
(あ)「今って抜け毛多い時期だっけ…?」
でも今は夏だからそうでもないと思うし…。
(あ)「それに…」
仮に今が抜け毛の時期だったとしても、あまりにも抜け過ぎだ。というか何十本かにまとまって抜けている髪が多い。
ということは最初に感じた違和感はやはり合っていた…という事だ。
(あ)「もしかして…もうハゲの年齢?」
まああり得なくはないかもしれないけど…。
でも銀さん、年齢不詳とはいえまだ20代のハズ。やっぱりちょっと早いんじゃ…。それに銀さん、髪の毛普通の人より多いし……。
(あ)「………」
…うん。なんか…見なかった事にしよう。
私はその枕に散った銀さんの髪を集めると、それをリビングに持っていき、台所のゴミ箱に捨てた。
(あ)「…よし」
多分気づいたらショック受けるだろうから黙っていよう。
だがその10分後…
(銀)「な、な、な…なんじゃこりゃあああああああ!!」
お風呂場から銀さんの叫び声が聞こえたのだった。
ジジジジジ…
銀さんの部屋のジャスタウェイ形目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。
そして…
(銀)「うるせェ、ハゲ!」
バコッ!
銀さんの怒鳴り声と共に、目覚まし時計が破壊される音がした。
(あ)「はぁ…もう朝食温め直さなきゃいけない時間だ……」
作ってから大分時間が経ってしまっているので、完全に冷まってしまっている。
(あ)「もう、また昨日も夜遅くまで飲んでたから…」
まあでもとりあえず銀さんが二度寝してしまっていないか、銀さんの部屋を覗きに行く。
(あ)「銀さん? 起きてますか?」
私が銀さんの部屋の襖を開けると、今日はちゃんと起きたようで、起き上がって頭を押さえている銀さんがそこにいた。
(銀)「はぁ…流石にちょっと寝過ぎたな、コレ。あったま痛てェ……」
(あ)「…アレ?」
なんか…銀さんに違和感を感じる。
(銀)「ん? 音莉?」
(あ)「あ、えっと…おはようございます……」
気のせいかな…。なんか銀さんの髪の毛が薄くなってるような…。
(銀)「どうかしたか?」
(あ)「い、いえ…何でも……」
(銀)「とにかく…」
チュッ…
(あ)「………!?///」
私があれこれ考えているうちに、いつの間にか銀さんが私の方に迫って来ており、気づけばいつもの…朝のおはようのキスが交わされていた。
(銀)「また真っ赤になって…いつまでたっても慣れねーなァ、オメーはよ」
そう言うと、銀さんは「やっぱいつも通りカワイイな」と言いながら私の頭をクシャッとすると…
(銀)「ふわぁ…目覚まし代わりにひとっ風呂浴びてくるかなぁ…」
そう言いながら私の横を通り過ぎていった。
(あ)「う…うう…銀さんのバカ……///」
毎日していても慣れないキス。される度に心臓の鼓動が速くなる。
しかも今のは不意打ち。余計に恥ずかしくなってくる。
(あ)「なんか…どうしよう……///」
恥ずかしさのあまりその場から動けずにいると…。
(あ)「…アレ?」
銀さんの枕の上に何かが乗っかっていた。
(あ)「これは…」
近づいてみると、それは銀色の…銀さんの髪が何十本と枕の上に乗っていた。
(あ)「今って抜け毛多い時期だっけ…?」
でも今は夏だからそうでもないと思うし…。
(あ)「それに…」
仮に今が抜け毛の時期だったとしても、あまりにも抜け過ぎだ。というか何十本かにまとまって抜けている髪が多い。
ということは最初に感じた違和感はやはり合っていた…という事だ。
(あ)「もしかして…もうハゲの年齢?」
まああり得なくはないかもしれないけど…。
でも銀さん、年齢不詳とはいえまだ20代のハズ。やっぱりちょっと早いんじゃ…。それに銀さん、髪の毛普通の人より多いし……。
(あ)「………」
…うん。なんか…見なかった事にしよう。
私はその枕に散った銀さんの髪を集めると、それをリビングに持っていき、台所のゴミ箱に捨てた。
(あ)「…よし」
多分気づいたらショック受けるだろうから黙っていよう。
だがその10分後…
(銀)「な、な、な…なんじゃこりゃあああああああ!!」
お風呂場から銀さんの叫び声が聞こえたのだった。
1/7ページ