第九十三話
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~銀時side~
(銀)「ふわぁぁ…」
とある日の朝、俺が起きると、やたらと異臭が鼻についた。
(銀)「(オイ、なんか臭せーぞ?)」
俺が起き上がろうとすると…
ドン!
(銀)「(うおおおっ!)」
どこからか落っこちてしまい、頭を打ってしまう。
さらに目を開けると、そこにはいつもと違う天井が広がっていた。
(銀)「(あ? なんだ? ここ。どこだ? …って押し入れか? なんでこんな所で寝てたんだよ、俺)」
不思議に思いながら俺は押し入れの扉を開けて、リビングに出る。
(銀)「(足元がフラつくなぁ…。昨夜そんなに飲んだっけ? しっかしなんだよ、この臭い。なんでこんなに香ばしいの? 新八の奴、ポップコーンパーティーでも勝手にした? それとも神楽の酢昆布がどっかで腐ってんのか?)」
すると机の上にメモ書きが置いてあるのが見えた。そこにはキレイな字で…
『冷蔵庫が空っぽだったので、朝食の買い物に行ってきます。音莉』
…という事は、朝のキスは音莉が帰ってくるまでお預けか……。
(銀)「(ていうかなんか汗臭ェ! 頭痛くなってきた…)」
俺はまだ押し入れで寝ている神楽を起こそうとする。だが…
(銀)「わん! わんわん!」
思うように声が出ない。酒焼けか…?
(銀)「(しゃーねーな。薬飲もう、薬。確か和室の引き出しにあったよなぁ、薬箱。なんか適当に見繕って…)」
そんな事を思いながら部屋の襖を開けると…
ガララ…
(銀?)「カー、クー…」
(銀)「………」
バタン!
俺は部屋の中を見た瞬間思いっきり襖を閉めた。何故かって? それは…
(銀)「(ア、アアレ? 今、俺…いなかった?)」
…なんと、布団の上に寝ている自分の姿が目に飛び込んできたのだ。
(銀)「(ア、アレ…? あんな所に俺鏡とか置いたっけ? いや、ねーよなぁ…。アレ? もしかして幽体離脱でもしちゃってる? …アレ? いや、でもさっき頭打ったし…肉体あるよね…? ってもしかしてドッペルゲンガー? いやいやいやいや、この前までのたまクエ篇でその辺のカンジのヤツは散々やったしないない)」
そんな事を思いながらもう一度部屋の襖を開けると、やっぱりそこには布団の上でいびきをかきながら寝ている俺がいた。
(銀)「(あのー…すいません、俺。気持ちよさそうに寝てる所申しワケないんですけど…ちょっと状況見えてこないんで、あのー…俺、起きてもらってもいいですか?)」
だがやはり上手く声が出ないで、起こそうと手を伸ばすと、俺の目に白い大きな手…そして肉球が飛び込んできた。
(銀)「(えっ? 何コレ………え? 何? この愛らしい肉…肉球!?)」
近くにあった鏡を見てみると、なんと、そこには俺ではなく定春の姿が写っているのだ。
(定[銀])「わん! わんわん! あうーー…ワウ、ワウワウー…(えっ…あ、ウソ!? えっ…なんで!? いやぁん、毛深ーい! っていやぁ、そういう問題じゃなくて…。えええええええええええええ!? ないないないない! これはなーい! あり得ないよ、これは意味が解らなーい!)」
そして俺は未だに眠っている俺に向かって吠える。
(定[銀])「わんわん、わん! わんわんわん! わーーーーん!(オイ、起きろ! 俺! こんな時に寝てる場合じゃねーんだよ、俺! 起きろォォォォォォ!)」
俺が俺に吠えたり飛び乗ったりすると…
パチッ…
(定[銀])「(えっ…?)」
俺が…あの死んだ魚の目と呼ばれる俺が、ぱっちりとした、真ん丸な目を開け、起き上がった。
(定[銀])「………」
そして俺の姿をした誰かは、そのまま手足を地面につけて犬のように座ると、これまた犬のように足で耳の後ろをかく。そして布団の上で片脚を上げて…
(銀[?])「うぅ…」
(定[銀])「………(汗)」
オイ…なんかヤバくない? ちょ、きばりだしたんですけど…。
(銀[?])「うぅぅぅっ……」
すると次の瞬間、ズボンの股間の辺りが黄色く染まった。
(定[銀])「わおーーーーーーーん!! (やめてェェェェェェェェェェェ!!)」
(銀)「ふわぁぁ…」
とある日の朝、俺が起きると、やたらと異臭が鼻についた。
(銀)「(オイ、なんか臭せーぞ?)」
俺が起き上がろうとすると…
ドン!
(銀)「(うおおおっ!)」
どこからか落っこちてしまい、頭を打ってしまう。
さらに目を開けると、そこにはいつもと違う天井が広がっていた。
(銀)「(あ? なんだ? ここ。どこだ? …って押し入れか? なんでこんな所で寝てたんだよ、俺)」
不思議に思いながら俺は押し入れの扉を開けて、リビングに出る。
(銀)「(足元がフラつくなぁ…。昨夜そんなに飲んだっけ? しっかしなんだよ、この臭い。なんでこんなに香ばしいの? 新八の奴、ポップコーンパーティーでも勝手にした? それとも神楽の酢昆布がどっかで腐ってんのか?)」
すると机の上にメモ書きが置いてあるのが見えた。そこにはキレイな字で…
『冷蔵庫が空っぽだったので、朝食の買い物に行ってきます。音莉』
…という事は、朝のキスは音莉が帰ってくるまでお預けか……。
(銀)「(ていうかなんか汗臭ェ! 頭痛くなってきた…)」
俺はまだ押し入れで寝ている神楽を起こそうとする。だが…
(銀)「わん! わんわん!」
思うように声が出ない。酒焼けか…?
(銀)「(しゃーねーな。薬飲もう、薬。確か和室の引き出しにあったよなぁ、薬箱。なんか適当に見繕って…)」
そんな事を思いながら部屋の襖を開けると…
ガララ…
(銀?)「カー、クー…」
(銀)「………」
バタン!
俺は部屋の中を見た瞬間思いっきり襖を閉めた。何故かって? それは…
(銀)「(ア、アアレ? 今、俺…いなかった?)」
…なんと、布団の上に寝ている自分の姿が目に飛び込んできたのだ。
(銀)「(ア、アレ…? あんな所に俺鏡とか置いたっけ? いや、ねーよなぁ…。アレ? もしかして幽体離脱でもしちゃってる? …アレ? いや、でもさっき頭打ったし…肉体あるよね…? ってもしかしてドッペルゲンガー? いやいやいやいや、この前までのたまクエ篇でその辺のカンジのヤツは散々やったしないない)」
そんな事を思いながらもう一度部屋の襖を開けると、やっぱりそこには布団の上でいびきをかきながら寝ている俺がいた。
(銀)「(あのー…すいません、俺。気持ちよさそうに寝てる所申しワケないんですけど…ちょっと状況見えてこないんで、あのー…俺、起きてもらってもいいですか?)」
だがやはり上手く声が出ないで、起こそうと手を伸ばすと、俺の目に白い大きな手…そして肉球が飛び込んできた。
(銀)「(えっ? 何コレ………え? 何? この愛らしい肉…肉球!?)」
近くにあった鏡を見てみると、なんと、そこには俺ではなく定春の姿が写っているのだ。
(定[銀])「わん! わんわん! あうーー…ワウ、ワウワウー…(えっ…あ、ウソ!? えっ…なんで!? いやぁん、毛深ーい! っていやぁ、そういう問題じゃなくて…。えええええええええええええ!? ないないないない! これはなーい! あり得ないよ、これは意味が解らなーい!)」
そして俺は未だに眠っている俺に向かって吠える。
(定[銀])「わんわん、わん! わんわんわん! わーーーーん!(オイ、起きろ! 俺! こんな時に寝てる場合じゃねーんだよ、俺! 起きろォォォォォォ!)」
俺が俺に吠えたり飛び乗ったりすると…
パチッ…
(定[銀])「(えっ…?)」
俺が…あの死んだ魚の目と呼ばれる俺が、ぱっちりとした、真ん丸な目を開け、起き上がった。
(定[銀])「………」
そして俺の姿をした誰かは、そのまま手足を地面につけて犬のように座ると、これまた犬のように足で耳の後ろをかく。そして布団の上で片脚を上げて…
(銀[?])「うぅ…」
(定[銀])「………(汗)」
オイ…なんかヤバくない? ちょ、きばりだしたんですけど…。
(銀[?])「うぅぅぅっ……」
すると次の瞬間、ズボンの股間の辺りが黄色く染まった。
(定[銀])「わおーーーーーーーん!! (やめてェェェェェェェェェェェ!!)」
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