第七十話
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とある日の夕刻。
今日は長谷川さんがなんと、バイト先の回転寿司のお店を任される事になったそうで、私達万事屋一行にお妙さん、それにスナックお登勢の従業員一同でそのお店に来ていた。
(長)「いやァ、ここまで長かったよ。親方の所に弟子入りしてからずっと包丁を握らせてもらえない下働きの生活。毎日寿司を握る親方の手元を盗み見てはシャリの握り方の練習をしてよォ…。ようやくこの支店を預からせてもらえるようになった。今度こそやるよ、俺は!」
(妙)「よっ、長谷川店長!」
(長)「よせやい。照れるでィ//」
(登)「やっぱり男は手に職つけないとねェ。これで逃げた嫁さんも帰ってくるんじゃないかィ? よく頑張ったね、アンタ」
(長)「今日は応援してくれたみんなに俺の握った寿司、最初に食べてほしくてよ。全部俺の奢りだ! 好きなだけ食べてってくれ!」
(あ)「ホントに!? スゴイ! 長谷川さん、太っ腹!」
(神)「キャッホォォォォォォォ! 寿司なんて久しぶりネ! 何食べよっかな~」
(妙)「あ、流れてきたわ」
そうして最初にレーンに流れてきたのはかっぱ巻き。
(妙)「まあ、美味しそうなかっぱ巻き。神楽ちゃん、一緒に食べよっか」
(神)「うん!」
(新)「お、次もかっぱ巻き。長谷川さん、かっぱ巻き得意なんですね。じゃあコレ、僕いただきます」
すると…
(あ)「あ、またかっぱ巻きだ」
(銀)「ま、最初はかっぱ巻き位が腹ならすのにいいのかもな。音莉、食うか?」
(あ)「はい! 食べたいです!」
すると銀さんはお皿を取って…
(あ)「へっ…?」
何故か手にかっぱ巻きを持った銀さんが、こちらを向いた。
(銀)「ほれ、音莉。あーん」
(あ)「…いや、なんでそうなる?」
(銀)「いいから」
(あ)「えっ? ちょ、待って! ここではちょっと…///」
(銀)「え? 何? 口移しがいいって? 仕方がないなァ」
(あ)「ち、違っ…! ちょ、解った! 食べる…食べます!///」
私は意を決して、銀さんの持つかっぱ巻きを一口。
(あ)「はむ…」
(銀)「………(ニヤニヤ」
(あ)「………///」
…うん、恥ずかしすぎて味解らん。
さらに銀さんが、私が食べる時にちょっと咥えてしまった自分の指をペロッと舐める。
(あ)「うっ……////」
それが異様にカッコよく見えてしまい、心臓がうるさい。
(銀)「なァ音莉、俺にもあーんしてくれよ」
(あ)「も、ホント勘弁して…」
(銀)「えっ? 何? 口移しで食べさせてくれるって? サービス満天だなァ、オイ」
(あ)「だあああああああああ!! 解った…解りました! 食べさせればいんでしょ!?///」
私は仕方なく醤油をつけたかっぱ巻きを銀さんの方に持っていき…
(あ)「はい…」
すると…
パクッ…
(あ)「………!?///」
かっぱ巻きごと指を深く咥えられ…
ペロッ…
(あ)「ひぅっ///」
指先を舐められて変な声が出てしまった。
(銀)「ん…美味い。音莉の指が……」
(あ)「はぅぅぅぅ…////」
(登)「銀時、その辺にしてやんな。音莉が可哀想だよ」
(長)「ちょ、俺のかっぱ巻きの感想は!?」
(銀)「なんだ? お前ら。俺と音莉のラブラブっぷりに嫉妬か? …はぁ、解った解った。今度はちゃんとかっぱ巻き食うからさ。でもその前に別の物を…」
と言いながら銀さんがレールの方を見ると…
(銀)「はっ?」
なんと、次から次へと流れてくるのはかっぱ巻きの皿だけ…
バコッ!
(銀&あ&神&新)「「「「沙悟浄か、俺達/私達は!」」」」
私達は長谷川さんに蹴りを入れた。
(銀)「かっぱ巻きがガンダーラまで続いてるだろーが! 何ケチってんだ、コラァ! トロ出せ! ウニ出せ! 何の為に貴重な音莉とのラブラブする時間裂いててめーみてーなモンに会いにきたと思ってんだ!」
(あ)「いや、何ですか? 貴重なラブラブする時間って…」
(新)「ていうか今さっきまで普通にラブラブしてましたよね?」
すると長谷川さんは涙を流しながらこう言った。
(長)「かっぱしか握れねーんだよ」
(銀&あ&神&新)「「「「えっ…?」」」」
(長)「俺、本当はまだ寿司なんか握れねーんだよ(涙)」
今日は長谷川さんがなんと、バイト先の回転寿司のお店を任される事になったそうで、私達万事屋一行にお妙さん、それにスナックお登勢の従業員一同でそのお店に来ていた。
(長)「いやァ、ここまで長かったよ。親方の所に弟子入りしてからずっと包丁を握らせてもらえない下働きの生活。毎日寿司を握る親方の手元を盗み見てはシャリの握り方の練習をしてよォ…。ようやくこの支店を預からせてもらえるようになった。今度こそやるよ、俺は!」
(妙)「よっ、長谷川店長!」
(長)「よせやい。照れるでィ//」
(登)「やっぱり男は手に職つけないとねェ。これで逃げた嫁さんも帰ってくるんじゃないかィ? よく頑張ったね、アンタ」
(長)「今日は応援してくれたみんなに俺の握った寿司、最初に食べてほしくてよ。全部俺の奢りだ! 好きなだけ食べてってくれ!」
(あ)「ホントに!? スゴイ! 長谷川さん、太っ腹!」
(神)「キャッホォォォォォォォ! 寿司なんて久しぶりネ! 何食べよっかな~」
(妙)「あ、流れてきたわ」
そうして最初にレーンに流れてきたのはかっぱ巻き。
(妙)「まあ、美味しそうなかっぱ巻き。神楽ちゃん、一緒に食べよっか」
(神)「うん!」
(新)「お、次もかっぱ巻き。長谷川さん、かっぱ巻き得意なんですね。じゃあコレ、僕いただきます」
すると…
(あ)「あ、またかっぱ巻きだ」
(銀)「ま、最初はかっぱ巻き位が腹ならすのにいいのかもな。音莉、食うか?」
(あ)「はい! 食べたいです!」
すると銀さんはお皿を取って…
(あ)「へっ…?」
何故か手にかっぱ巻きを持った銀さんが、こちらを向いた。
(銀)「ほれ、音莉。あーん」
(あ)「…いや、なんでそうなる?」
(銀)「いいから」
(あ)「えっ? ちょ、待って! ここではちょっと…///」
(銀)「え? 何? 口移しがいいって? 仕方がないなァ」
(あ)「ち、違っ…! ちょ、解った! 食べる…食べます!///」
私は意を決して、銀さんの持つかっぱ巻きを一口。
(あ)「はむ…」
(銀)「………(ニヤニヤ」
(あ)「………///」
…うん、恥ずかしすぎて味解らん。
さらに銀さんが、私が食べる時にちょっと咥えてしまった自分の指をペロッと舐める。
(あ)「うっ……////」
それが異様にカッコよく見えてしまい、心臓がうるさい。
(銀)「なァ音莉、俺にもあーんしてくれよ」
(あ)「も、ホント勘弁して…」
(銀)「えっ? 何? 口移しで食べさせてくれるって? サービス満天だなァ、オイ」
(あ)「だあああああああああ!! 解った…解りました! 食べさせればいんでしょ!?///」
私は仕方なく醤油をつけたかっぱ巻きを銀さんの方に持っていき…
(あ)「はい…」
すると…
パクッ…
(あ)「………!?///」
かっぱ巻きごと指を深く咥えられ…
ペロッ…
(あ)「ひぅっ///」
指先を舐められて変な声が出てしまった。
(銀)「ん…美味い。音莉の指が……」
(あ)「はぅぅぅぅ…////」
(登)「銀時、その辺にしてやんな。音莉が可哀想だよ」
(長)「ちょ、俺のかっぱ巻きの感想は!?」
(銀)「なんだ? お前ら。俺と音莉のラブラブっぷりに嫉妬か? …はぁ、解った解った。今度はちゃんとかっぱ巻き食うからさ。でもその前に別の物を…」
と言いながら銀さんがレールの方を見ると…
(銀)「はっ?」
なんと、次から次へと流れてくるのはかっぱ巻きの皿だけ…
バコッ!
(銀&あ&神&新)「「「「沙悟浄か、俺達/私達は!」」」」
私達は長谷川さんに蹴りを入れた。
(銀)「かっぱ巻きがガンダーラまで続いてるだろーが! 何ケチってんだ、コラァ! トロ出せ! ウニ出せ! 何の為に貴重な音莉とのラブラブする時間裂いててめーみてーなモンに会いにきたと思ってんだ!」
(あ)「いや、何ですか? 貴重なラブラブする時間って…」
(新)「ていうか今さっきまで普通にラブラブしてましたよね?」
すると長谷川さんは涙を流しながらこう言った。
(長)「かっぱしか握れねーんだよ」
(銀&あ&神&新)「「「「えっ…?」」」」
(長)「俺、本当はまだ寿司なんか握れねーんだよ(涙)」
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