第六十七話
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(あ)「ふんふふん~♪」
今朝、私はスーパーに朝食の材料を買いに、買い物に出ていた。昨日銀さんが一人で飲んで夜食を食べていたせいで、冷蔵庫の中が空っぽだったのだ。私が買い物に出る時も、銀さんはソファーの上でよだれを垂らしながら寝ていた。
そしてやっとの事で万事屋に到着した。だが…
(あ)「えっ…」
帰ってくると何故か…万事屋が破壊されていた。
(あ)「えええええええええええええ!?」
私は驚愕のあまり、スナックお登勢に飛び込んだ。
(あ)「ちょ、お登勢さん!? 一体何があったんですか!?」
だがそこにいたのは札束を手にしたお登勢さん、その横にキャサリンさん、掃除しているたまさん、そしてカウンターには何故かボロボロになった銀さんが座っていた。
(登)「ひのふのみいよお…家の修理費と三ヵ月分の家賃、確かにいただいたよ。よくやったね、たま。今日の晩飯はオイル多めにしとくよ」
(た)「ありがとうございます、お登勢様」
(あ)「ちょっと、銀さん!? 一体何があったんですか!?」
私は銀さんの横に腰かける。
(銀)「実はよォ…」
こうして銀さんが言うには、たまさんが家賃の回収に来たが、自分は二日酔いで動けなかった。すると突然たまさんの手によって家が破壊されたらしい。
(あ)「でもそれって銀さんが悪いんじゃ…」
(銀)「なんで機械(からくり)家政婦にあんな無用な武装が施されてるんだよ! 殺人兵器!?」
あ、スルーした…。
(登)「家賃回収用に源外のジーさんに改造してもらってねェ」
(銀)「改造って…。バーさんよォ、アイツはクーデター起こして一斉処分された、本来あっちゃならねェ違法の機械(からくり)だぜ? あんまり目立ったマネさせるな。しょっ引かれるぜ」
(登)「なんだい。あの娘ここに連れてきたのはアンタだろ? 大丈夫さ。曰くつきの奴抱えるのは慣れてるんでねえ」
(銀)「へっ、猫や犬じゃあるめーし」
(あ)「それに、たまさんが誰かに狙われた時は、なんとしてでも私が護りますから」
(銀)「オイオイ、またそうやって無理するんじゃ…」
(あ)「大丈夫。二度とそんなバカなマネができないように…うふっ♪(黒笑)」
(銀&登)「「(目が…目が笑ってない!)」」
(あ)「でもよかったです。たまさん、なんとかやっていけてるみたいで」
(登)「助かってるよ。よく働くし気も回るし、おまけにあの顔立ちだろ? 客からも人気が高くてねェ。音莉と並んですっかりうちの看板娘さ」
(銀)「オーイ、音莉ちゃんは万事屋の看板娘!」
(キ)「私カラ見リャマダマダアイツモ甘イデスケドネ。ホラ、ポンコツ! タバコ出シタラ火ダローガ!」
(た)「申し訳ありません」
するとたまさんはモップから火を噴射させ、キャサリンさんの顔を真っ黒焦げにしてしまう。
(登)「ただねェ…」
お登勢さんが一つ溜息をついた。
(登)「よく働いてくれるのは嬉しいんだけどさぁ、あの子ときたら人の為に働くばかりで、全く自分の事考えないだろ?」
(銀)「機械(からくり)だからなァ。しかしそれ、まるで誰かさんとそっくりだなぁ。…なァ、音莉?」
(あ)「な、何で私なんですか…」
(登)「いや、まァ機械(からくり)なのは解ってるんだけどさぁ、見てたら可哀想になっちゃって…。辛(つら)いとかしんどいとかホントは想ってんじゃないのかって」
(銀)「機械(からくり)だからなァ。しかし聞けば聞くほどよく似てるなァ。…なァ、音莉?」
(あ)「だから何で私!?」
(登)「関係ないさ。機械(からくり)でも泥棒猫でも、あたしゃ娘だと思ってるからねェ。楽しく暮らしていってほしいもんだよ」
(銀)「いや、機械(からくり)だからね。まァ俺も、自分の嫁だと思ってるからなァ…なァ、音莉?」
(あ)「だから何!?てか嫁ってなんですか!?」
今朝、私はスーパーに朝食の材料を買いに、買い物に出ていた。昨日銀さんが一人で飲んで夜食を食べていたせいで、冷蔵庫の中が空っぽだったのだ。私が買い物に出る時も、銀さんはソファーの上でよだれを垂らしながら寝ていた。
そしてやっとの事で万事屋に到着した。だが…
(あ)「えっ…」
帰ってくると何故か…万事屋が破壊されていた。
(あ)「えええええええええええええ!?」
私は驚愕のあまり、スナックお登勢に飛び込んだ。
(あ)「ちょ、お登勢さん!? 一体何があったんですか!?」
だがそこにいたのは札束を手にしたお登勢さん、その横にキャサリンさん、掃除しているたまさん、そしてカウンターには何故かボロボロになった銀さんが座っていた。
(登)「ひのふのみいよお…家の修理費と三ヵ月分の家賃、確かにいただいたよ。よくやったね、たま。今日の晩飯はオイル多めにしとくよ」
(た)「ありがとうございます、お登勢様」
(あ)「ちょっと、銀さん!? 一体何があったんですか!?」
私は銀さんの横に腰かける。
(銀)「実はよォ…」
こうして銀さんが言うには、たまさんが家賃の回収に来たが、自分は二日酔いで動けなかった。すると突然たまさんの手によって家が破壊されたらしい。
(あ)「でもそれって銀さんが悪いんじゃ…」
(銀)「なんで機械(からくり)家政婦にあんな無用な武装が施されてるんだよ! 殺人兵器!?」
あ、スルーした…。
(登)「家賃回収用に源外のジーさんに改造してもらってねェ」
(銀)「改造って…。バーさんよォ、アイツはクーデター起こして一斉処分された、本来あっちゃならねェ違法の機械(からくり)だぜ? あんまり目立ったマネさせるな。しょっ引かれるぜ」
(登)「なんだい。あの娘ここに連れてきたのはアンタだろ? 大丈夫さ。曰くつきの奴抱えるのは慣れてるんでねえ」
(銀)「へっ、猫や犬じゃあるめーし」
(あ)「それに、たまさんが誰かに狙われた時は、なんとしてでも私が護りますから」
(銀)「オイオイ、またそうやって無理するんじゃ…」
(あ)「大丈夫。二度とそんなバカなマネができないように…うふっ♪(黒笑)」
(銀&登)「「(目が…目が笑ってない!)」」
(あ)「でもよかったです。たまさん、なんとかやっていけてるみたいで」
(登)「助かってるよ。よく働くし気も回るし、おまけにあの顔立ちだろ? 客からも人気が高くてねェ。音莉と並んですっかりうちの看板娘さ」
(銀)「オーイ、音莉ちゃんは万事屋の看板娘!」
(キ)「私カラ見リャマダマダアイツモ甘イデスケドネ。ホラ、ポンコツ! タバコ出シタラ火ダローガ!」
(た)「申し訳ありません」
するとたまさんはモップから火を噴射させ、キャサリンさんの顔を真っ黒焦げにしてしまう。
(登)「ただねェ…」
お登勢さんが一つ溜息をついた。
(登)「よく働いてくれるのは嬉しいんだけどさぁ、あの子ときたら人の為に働くばかりで、全く自分の事考えないだろ?」
(銀)「機械(からくり)だからなァ。しかしそれ、まるで誰かさんとそっくりだなぁ。…なァ、音莉?」
(あ)「な、何で私なんですか…」
(登)「いや、まァ機械(からくり)なのは解ってるんだけどさぁ、見てたら可哀想になっちゃって…。辛(つら)いとかしんどいとかホントは想ってんじゃないのかって」
(銀)「機械(からくり)だからなァ。しかし聞けば聞くほどよく似てるなァ。…なァ、音莉?」
(あ)「だから何で私!?」
(登)「関係ないさ。機械(からくり)でも泥棒猫でも、あたしゃ娘だと思ってるからねェ。楽しく暮らしていってほしいもんだよ」
(銀)「いや、機械(からくり)だからね。まァ俺も、自分の嫁だと思ってるからなァ…なァ、音莉?」
(あ)「だから何!?てか嫁ってなんですか!?」
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