第五十七話
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(銀)「うっ、ゲホッ、ゲホッ…」
激しく咳き込みながら布団に横になっているのは銀さん。冷えピタとマスクをしている。…要は風邪をひいてしまったのだ。
(神)「私のマミー言ってたヨ。バカは風邪ひかないって。なのに何故アルか? ねェ、何故アルか?」
(銀)「うるさいんだよ、お前は。あっち行ってろ」
すると神楽ちゃんが銀さんがしているマスクに目をつける。
(神)「いいなぁ、それ。かっけーなぁ。私もつけたいなぁ」
(あ)「マスクってカッコいい…?」
(銀)「なんなんだよ、コイツ…」
そして今度は銀さんの冷えピタをはがして、自分の額にはる神楽ちゃん。
(銀)「オイオイ、何してんの? 冷えピタもうねーんだぞ?」
(あ)「じゃあ後で私が買いに…」
(銀)「嫌だ。音莉は俺の側にいてくれないと嫌だ!」
(あ)「………///」
不覚にも今の銀さんをカワイイと思ってしまった私。
すると襖が開いて、新八君が入ってきた。
(新)「銀さん、おかゆできました」
そして新八君がおかゆを少しお椀につぐ。
(銀)「すいませーん。あんまり食欲ないんですけど…」
そう言いながら銀さんが渋々起き上がる。
(新)「食べないと治りませんよ? 食べて汗かいて寝る。それが一番効くんです」
(あ)「あ、じゃあ…」
私は新八君が手にしていたお椀を横から取って、スプーンでおかゆを少し掬う。
(あ)「ふー、ふー……はい、あーん」
(銀)「…ねェ、新八君。銀さん、音莉だったら食べられる気がする」
(新)「音莉さんは食べ物じゃありません。ホラ、四の五の言わず食べる!」
(あ)「ホラ、あーんしてください」
(銀)「あーん…」
そして銀さんがやっとの事でおかゆを食べてくれた。
(銀)「ヤバイ…。音莉が天使に見えてきた…。俺、このまま死ぬのか?」
(新)「はいはい、アンタはもう死んでますよ。頭が」
すると私の横でおかゆを食べている音がした。
(神)「モグモグ…」
神楽ちゃんだ。
(新)「なんでお前が食べて汗かいてんの!?」
そしておかゆを飲みこんだ神楽ちゃんが、自分の額に手をあてる。
(神)「新八、なんか私も具合が悪くなってきたような気がするアル。どうしヨ。マスクして音莉にあーんしてもらっておかゆ食べないとダメかな、コレ? ダメだぞ、コレ」
(新)「ウソつくんじゃないよ!」
(神)「んだよ! 銀ちゃんばっかズルイアル! 音莉にあーんしてもらっておかゆ食べてマスクして! ちょっとしたパーティーアル。私も風邪ひきたいネ!」
(銀)「バカだろ、お前。風邪をひけ。頭が風邪をひけ」
(神)「風邪ひいて音莉にあーんしてもらったからって調子に乗るなよ、天パ! 私だってその気になればいつでもインフルエンザに蝕まれるネ。ナメんなよ!」
(銀)「バカだ。やっぱコイツバカだよ」
(新)「どんだけ音莉さんにあーんしてもらいたいんだよ!」
すると、ピンポーン…とインターホンが鳴る。
(銀)「あー、ヤベェ…。今日仕事入ってたんだ……」
銀さんがフラフラとよろめきながら立ち上がろうとする。
(あ)「ちょっと、無理ですって! 40度も熱あるんですよ!?」
(銀)「だって仕事断るワケにはいかねーじゃん。この寒い中、風邪もひかねえバカ共に任せちゃおけねェってんだよ。そんな事したら音莉に負担がかかりすぎる」
(神)「コラァ、待つアル。誰がバカだって?」
そう言った神楽ちゃんはニヤッと笑った。
激しく咳き込みながら布団に横になっているのは銀さん。冷えピタとマスクをしている。…要は風邪をひいてしまったのだ。
(神)「私のマミー言ってたヨ。バカは風邪ひかないって。なのに何故アルか? ねェ、何故アルか?」
(銀)「うるさいんだよ、お前は。あっち行ってろ」
すると神楽ちゃんが銀さんがしているマスクに目をつける。
(神)「いいなぁ、それ。かっけーなぁ。私もつけたいなぁ」
(あ)「マスクってカッコいい…?」
(銀)「なんなんだよ、コイツ…」
そして今度は銀さんの冷えピタをはがして、自分の額にはる神楽ちゃん。
(銀)「オイオイ、何してんの? 冷えピタもうねーんだぞ?」
(あ)「じゃあ後で私が買いに…」
(銀)「嫌だ。音莉は俺の側にいてくれないと嫌だ!」
(あ)「………///」
不覚にも今の銀さんをカワイイと思ってしまった私。
すると襖が開いて、新八君が入ってきた。
(新)「銀さん、おかゆできました」
そして新八君がおかゆを少しお椀につぐ。
(銀)「すいませーん。あんまり食欲ないんですけど…」
そう言いながら銀さんが渋々起き上がる。
(新)「食べないと治りませんよ? 食べて汗かいて寝る。それが一番効くんです」
(あ)「あ、じゃあ…」
私は新八君が手にしていたお椀を横から取って、スプーンでおかゆを少し掬う。
(あ)「ふー、ふー……はい、あーん」
(銀)「…ねェ、新八君。銀さん、音莉だったら食べられる気がする」
(新)「音莉さんは食べ物じゃありません。ホラ、四の五の言わず食べる!」
(あ)「ホラ、あーんしてください」
(銀)「あーん…」
そして銀さんがやっとの事でおかゆを食べてくれた。
(銀)「ヤバイ…。音莉が天使に見えてきた…。俺、このまま死ぬのか?」
(新)「はいはい、アンタはもう死んでますよ。頭が」
すると私の横でおかゆを食べている音がした。
(神)「モグモグ…」
神楽ちゃんだ。
(新)「なんでお前が食べて汗かいてんの!?」
そしておかゆを飲みこんだ神楽ちゃんが、自分の額に手をあてる。
(神)「新八、なんか私も具合が悪くなってきたような気がするアル。どうしヨ。マスクして音莉にあーんしてもらっておかゆ食べないとダメかな、コレ? ダメだぞ、コレ」
(新)「ウソつくんじゃないよ!」
(神)「んだよ! 銀ちゃんばっかズルイアル! 音莉にあーんしてもらっておかゆ食べてマスクして! ちょっとしたパーティーアル。私も風邪ひきたいネ!」
(銀)「バカだろ、お前。風邪をひけ。頭が風邪をひけ」
(神)「風邪ひいて音莉にあーんしてもらったからって調子に乗るなよ、天パ! 私だってその気になればいつでもインフルエンザに蝕まれるネ。ナメんなよ!」
(銀)「バカだ。やっぱコイツバカだよ」
(新)「どんだけ音莉さんにあーんしてもらいたいんだよ!」
すると、ピンポーン…とインターホンが鳴る。
(銀)「あー、ヤベェ…。今日仕事入ってたんだ……」
銀さんがフラフラとよろめきながら立ち上がろうとする。
(あ)「ちょっと、無理ですって! 40度も熱あるんですよ!?」
(銀)「だって仕事断るワケにはいかねーじゃん。この寒い中、風邪もひかねえバカ共に任せちゃおけねェってんだよ。そんな事したら音莉に負担がかかりすぎる」
(神)「コラァ、待つアル。誰がバカだって?」
そう言った神楽ちゃんはニヤッと笑った。
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