涙味のバレンタインチョコ
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☆本編、愛染香篇の後のお話で、第178話の伏線だと思っていただけたらと思います。
~銀時side~
まだまだ寒い日が続く、2月中旬。
(銀)「たでーま…っと」
ダンボールを抱えて、俺は万事屋の扉を足で開ける。
すると台所からひょっこり音莉が顔を出した。
(あ)「おかえりなさい、銀さ…ってそ、それどうしたんですか!?」
ダンボールにぎっしり詰められた小箱の山を見て、驚きの表情を見せる音莉。
(銀)「ん? いや、なんかパチンコ行った帰り道にお妙とか九兵衛とか色んな奴等にチョコもらってな…」
そう…今日は一年に一度、リア充共がイチャイチャラブラブする日…バレンタインであった。
俺も数年前まではイライラする立場であったが、音莉が恋人となってからは、俺の幸せの一旦とも言える素晴らしい日だ。
……ていうかお妙に関しては、チョコじゃなくて劇物だけど。
つーか知り合いから貰ったチョコ、大体チョコの色してねーんだけど。
一個既に納豆臭いのもあったし…。
と言ってもここ数年は音莉からのチョコだけであったので、何年もバレンタインチョコを貰えなかった俺からしたら今回の数は相当な進歩だと思われる。
(銀)「いやァ、ここにきてモテ期到来かぁ…」
小箱の入ったダンボールをドンと床に置き、ソファーに座る。
まあモテ期っつっても、今回に関してはいつも音莉が買い物に行く先の店のおばちゃん達がほとんどだが。
つーか俺は音莉のついでって感じだけど。
(あ)「………」
(銀)「しっかしどれも美味そうだな…。オイオイ、こっちなんかG○DIVAじゃねーか! 俺の胃袋の掴み方分かってんなァ、コイツら…」
(あ)「っ………」
(銀)「まあでも、俺が欲しいのはどんな高級チョコよりも、音莉と音莉の手作りチョコだけど、な…」
ふと横を向いた時、さっきまですぐ側にいたハズの音莉がいなくなっていた。
(銀)「……音莉?」
……ガキ共も出払った万事屋に、俺の声だけが空しく響いて、消えてった。
~銀時side~
まだまだ寒い日が続く、2月中旬。
(銀)「たでーま…っと」
ダンボールを抱えて、俺は万事屋の扉を足で開ける。
すると台所からひょっこり音莉が顔を出した。
(あ)「おかえりなさい、銀さ…ってそ、それどうしたんですか!?」
ダンボールにぎっしり詰められた小箱の山を見て、驚きの表情を見せる音莉。
(銀)「ん? いや、なんかパチンコ行った帰り道にお妙とか九兵衛とか色んな奴等にチョコもらってな…」
そう…今日は一年に一度、リア充共がイチャイチャラブラブする日…バレンタインであった。
俺も数年前まではイライラする立場であったが、音莉が恋人となってからは、俺の幸せの一旦とも言える素晴らしい日だ。
……ていうかお妙に関しては、チョコじゃなくて劇物だけど。
つーか知り合いから貰ったチョコ、大体チョコの色してねーんだけど。
一個既に納豆臭いのもあったし…。
と言ってもここ数年は音莉からのチョコだけであったので、何年もバレンタインチョコを貰えなかった俺からしたら今回の数は相当な進歩だと思われる。
(銀)「いやァ、ここにきてモテ期到来かぁ…」
小箱の入ったダンボールをドンと床に置き、ソファーに座る。
まあモテ期っつっても、今回に関してはいつも音莉が買い物に行く先の店のおばちゃん達がほとんどだが。
つーか俺は音莉のついでって感じだけど。
(あ)「………」
(銀)「しっかしどれも美味そうだな…。オイオイ、こっちなんかG○DIVAじゃねーか! 俺の胃袋の掴み方分かってんなァ、コイツら…」
(あ)「っ………」
(銀)「まあでも、俺が欲しいのはどんな高級チョコよりも、音莉と音莉の手作りチョコだけど、な…」
ふと横を向いた時、さっきまですぐ側にいたハズの音莉がいなくなっていた。
(銀)「……音莉?」
……ガキ共も出払った万事屋に、俺の声だけが空しく響いて、消えてった。
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