第三十八話
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暑い暑い真夏のとある日の夕刻。私達はお祭り会場に来ていた。
そう…今日はかぶき町恒例夏祭りの日。ガヤガヤと楽しそうなはしゃぎ声が聞こえてくる。
そんな中、私達はお祭り会場の一角にある長い階段を上っていた。
(新)「あぁ、祭囃子の音が…」
(神)「いいなぁ、みんなお祭り行けて。私もボソボソの焼きそば食べたいアル」
(銀)「グダグダ言ってんじゃねーよ。仕方がねーだろ、コイツは毎年かぶき町で行われている恒例の行事なんだから」
(あ)「毎年交代でこんな役回りをしなきゃいけないんですよね…」
(銀)「あぁ。まァいわゆるかぶき町で生きていく為の掟ってヤツさ。それにコレを毎年取り仕切っている役員の落っていうオッさんがうるさくてよォ。…ん?」
階段を上りきった所に誰かが立っていた。
(?)「坂田さん! 打ち合わせするから昼には来てってあれ程言ってあったハズだよね!?」
(銀)「はぁ…」
その人は鎧を着て、白装束の頭の部分を巻いて、所々に槍が刺さっていた。
そう、今日の仕事は肝試しのお手伝い。毎年誰かがやらなければいけないらしい。私もお祭り行きたかったのに…。
(あ)「この人が落さんですか? (小声)」
(銀)「あぁ、そうだ(小声)」
(落)「打ち合わせなしに大会始めて、ケガ人や事故が出たらどうするつもりなんだ!? もういい! やる気のない奴は帰れ! 今年は僕一人でやる!」
(銀)「スイマセンでした。じゃ」
私達は頭を下げて、階段を下りていく。
(落)「よーし、その一言が聞きたかった。もう怒ってないから戻っておいで。…アレ? ちょっと、坂田さん!? あの、アレ…スイカとかいっぱいあるよ? たくさーん!ス、スイマセンでした、坂田さん! 調子に乗ってましたァァァァァ! 坂田さんんんんんんんんんん!!」
そう…今日はかぶき町恒例夏祭りの日。ガヤガヤと楽しそうなはしゃぎ声が聞こえてくる。
そんな中、私達はお祭り会場の一角にある長い階段を上っていた。
(新)「あぁ、祭囃子の音が…」
(神)「いいなぁ、みんなお祭り行けて。私もボソボソの焼きそば食べたいアル」
(銀)「グダグダ言ってんじゃねーよ。仕方がねーだろ、コイツは毎年かぶき町で行われている恒例の行事なんだから」
(あ)「毎年交代でこんな役回りをしなきゃいけないんですよね…」
(銀)「あぁ。まァいわゆるかぶき町で生きていく為の掟ってヤツさ。それにコレを毎年取り仕切っている役員の落っていうオッさんがうるさくてよォ。…ん?」
階段を上りきった所に誰かが立っていた。
(?)「坂田さん! 打ち合わせするから昼には来てってあれ程言ってあったハズだよね!?」
(銀)「はぁ…」
その人は鎧を着て、白装束の頭の部分を巻いて、所々に槍が刺さっていた。
そう、今日の仕事は肝試しのお手伝い。毎年誰かがやらなければいけないらしい。私もお祭り行きたかったのに…。
(あ)「この人が落さんですか? (小声)」
(銀)「あぁ、そうだ(小声)」
(落)「打ち合わせなしに大会始めて、ケガ人や事故が出たらどうするつもりなんだ!? もういい! やる気のない奴は帰れ! 今年は僕一人でやる!」
(銀)「スイマセンでした。じゃ」
私達は頭を下げて、階段を下りていく。
(落)「よーし、その一言が聞きたかった。もう怒ってないから戻っておいで。…アレ? ちょっと、坂田さん!? あの、アレ…スイカとかいっぱいあるよ? たくさーん!ス、スイマセンでした、坂田さん! 調子に乗ってましたァァァァァ! 坂田さんんんんんんんんんん!!」
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