第十九話
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~志村家にて~
(新)「遅いな…姉上。今日は折角お金が入ったから鍋作ったのに…」
私達は朝から志村家にお邪魔していた。
今は仕事が終わったお妙さんを待っているのだがなかなか帰ってこない。しかし…
(銀)「客とアフターしてるんじゃねーの? …よし、こっちはできたぞ」
(あ)「できたって…なんか鍋の色してませんけど。鍋ってこんな紫色してました?」
(新)「ちょっと何入れたんですか、コレ…。なんか魔女がグルグルかき回す液体みたいになってるじゃないですか…」
鍋には魚の頭や何かの足に、納豆やその他もろもろ入っていた。
(銀)「とりあえず冷蔵庫にあるもん一通り入れたな。鍋は一通り入れた方が美味いからな」
(あ)「一通り…って。一通り入れ過ぎじゃないですか!?」
神楽ちゃんが自分の取り皿に具材と鍋の汁を入れて一口。
(銀)「どうだ? 神楽」
(神)「銀ちゃんの足の裏みたいな味するヨ」
(銀)「オイオイ、最悪じゃねーか。兵器だよ? それ…」
(新)「自分の足の裏でしょーが! どーするんですか? もう…」
(銀)「清潔にするように心がけるよ」
(新)「オメーの足じゃねーよ! 鍋だよ、鍋!」
(あ)「こんなのお妙さんが見たら…」
最悪の結末を思い浮かべたその時…
(妙)「ただいま」
お妙さんが帰ってきた。
(新)「ヤバイ! 帰ってきたよ!? 姉上が帰ってきた…。姉上が…」
新八君は襖の前でフラフラしている。そりゃあこんな鍋、置いてたら…ね?
(銀)「この状況を打破できる具材は残ってねーのか!? …そうだ! 俺の足を入れてみるか! 同じ匂いがぶつかりあえば相殺されるかもしれん!」
(あ)「絶対しないでください! 意味わかんないですから…」
すると神楽ちゃんが鼻歌を歌いながら鍋に何かを入れていた。
(あ)「神楽ちゃん!? ちょっと、何入れてるの!?」
(神)「破亜限堕取アイスクリームだヨ。姉御、破亜限堕取アイスクリーム大好きだって言ってたからきっと喜んでくれるネ」
鍋にボトボト入っては溶けて消えていく破亜限堕取。
(新)「神楽ちゃん…。それはね、好きなものをドブに捨ててるようなもんだよ」
すると新八君が鍋を乗っけたまま、机を持ち上げる。
(新)「片付けよう…。こんなのない方がいい! ない方がいいよ!」
銀さんが新八君側から押すも、神楽ちゃんが反対側から机を押すので、結果的に机を持ったまま押し合いになる。
(神)「やめろや! 諦めるな! 諦めたらそこで試合終了ネ!」
(銀)「試合は中止だから! 体育館にウンコばら撒かれてたから!」
(妙)「新ちゃん?」
(あ)「はっ…お妙さんが迫ってきてる!」
(妙)「冷蔵庫に入れてた破亜限堕取知らない?」
それを聞いたみんなの動きが固まる。
(銀)「ヤベー…。奴め、早くも破亜限堕取に気付きやがった! お玉はどこ行った?」
(新)「無理無理! もう溶けてますよ!」
銀さんが鍋に入ってしまったドロドロの破亜限堕取を手で掴もうとする。
(あ)「銀さん! まだコンロの火がついて…」
(銀)「アッチィィィィィィィ!!」
私が言い終わる前に、銀さんは鍋に手をつっこんでしまった。
銀さんが鍋から手を出すと、ドロドロ…とした鍋の汁が飛び散る。
それが…
ガラッ…
ベチャッ…
……タイミング良く襖を開けたお妙さんの顔にかかってしまった。
(あ)「いろいろと遅かった…」
(新)「遅いな…姉上。今日は折角お金が入ったから鍋作ったのに…」
私達は朝から志村家にお邪魔していた。
今は仕事が終わったお妙さんを待っているのだがなかなか帰ってこない。しかし…
(銀)「客とアフターしてるんじゃねーの? …よし、こっちはできたぞ」
(あ)「できたって…なんか鍋の色してませんけど。鍋ってこんな紫色してました?」
(新)「ちょっと何入れたんですか、コレ…。なんか魔女がグルグルかき回す液体みたいになってるじゃないですか…」
鍋には魚の頭や何かの足に、納豆やその他もろもろ入っていた。
(銀)「とりあえず冷蔵庫にあるもん一通り入れたな。鍋は一通り入れた方が美味いからな」
(あ)「一通り…って。一通り入れ過ぎじゃないですか!?」
神楽ちゃんが自分の取り皿に具材と鍋の汁を入れて一口。
(銀)「どうだ? 神楽」
(神)「銀ちゃんの足の裏みたいな味するヨ」
(銀)「オイオイ、最悪じゃねーか。兵器だよ? それ…」
(新)「自分の足の裏でしょーが! どーするんですか? もう…」
(銀)「清潔にするように心がけるよ」
(新)「オメーの足じゃねーよ! 鍋だよ、鍋!」
(あ)「こんなのお妙さんが見たら…」
最悪の結末を思い浮かべたその時…
(妙)「ただいま」
お妙さんが帰ってきた。
(新)「ヤバイ! 帰ってきたよ!? 姉上が帰ってきた…。姉上が…」
新八君は襖の前でフラフラしている。そりゃあこんな鍋、置いてたら…ね?
(銀)「この状況を打破できる具材は残ってねーのか!? …そうだ! 俺の足を入れてみるか! 同じ匂いがぶつかりあえば相殺されるかもしれん!」
(あ)「絶対しないでください! 意味わかんないですから…」
すると神楽ちゃんが鼻歌を歌いながら鍋に何かを入れていた。
(あ)「神楽ちゃん!? ちょっと、何入れてるの!?」
(神)「破亜限堕取アイスクリームだヨ。姉御、破亜限堕取アイスクリーム大好きだって言ってたからきっと喜んでくれるネ」
鍋にボトボト入っては溶けて消えていく破亜限堕取。
(新)「神楽ちゃん…。それはね、好きなものをドブに捨ててるようなもんだよ」
すると新八君が鍋を乗っけたまま、机を持ち上げる。
(新)「片付けよう…。こんなのない方がいい! ない方がいいよ!」
銀さんが新八君側から押すも、神楽ちゃんが反対側から机を押すので、結果的に机を持ったまま押し合いになる。
(神)「やめろや! 諦めるな! 諦めたらそこで試合終了ネ!」
(銀)「試合は中止だから! 体育館にウンコばら撒かれてたから!」
(妙)「新ちゃん?」
(あ)「はっ…お妙さんが迫ってきてる!」
(妙)「冷蔵庫に入れてた破亜限堕取知らない?」
それを聞いたみんなの動きが固まる。
(銀)「ヤベー…。奴め、早くも破亜限堕取に気付きやがった! お玉はどこ行った?」
(新)「無理無理! もう溶けてますよ!」
銀さんが鍋に入ってしまったドロドロの破亜限堕取を手で掴もうとする。
(あ)「銀さん! まだコンロの火がついて…」
(銀)「アッチィィィィィィィ!!」
私が言い終わる前に、銀さんは鍋に手をつっこんでしまった。
銀さんが鍋から手を出すと、ドロドロ…とした鍋の汁が飛び散る。
それが…
ガラッ…
ベチャッ…
……タイミング良く襖を開けたお妙さんの顔にかかってしまった。
(あ)「いろいろと遅かった…」
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