第十五話
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(銀)「あんだっつーの。ガキの色恋なんざ興味ねェっつーの。それよりドラマの再放送はどうしたの? ピン子と春恵の対決はどーなったの?」
銀さんがテレビを見ながら呟く。
今ニュースでは、新八君の大ファンである寺門通ちゃんのスキャンダルが報道されていた。
(神)「ピン子と春恵、いよいよ決着かと思われた時、地球に恐怖の宇宙帝王が襲来。ピン子と春恵が協力して帝王倒して終わりヨ」
神楽ちゃんが定春を撫でながら言う。
(銀)「マジでか! なんで知ってんの!?」
(神)「昨日で最終回だったもんネ、定春」
(銀)「んだよチクショー! 見逃したぜ! もうピン子に会えねーのかよ、俺は!」
「それより…」と私は先程から気になっていた事を言う。
(あ)「新八君の様子がおかしいんですけど…。ずっと日めくりカレンダーをめくり続けてるんですが……」
それだけお通ちゃんのスキャンダルがショックだったのだろう。
(銀)「オイ、んな事してても別の時空へは行けねーぞ。現実から逃げるんじゃねェ。アイドルなんざに惚れるからそんな事になるんだ。身をわきまえろ。俺もお天気お姉さんのファンだが身はわりきって…」
『続いてのニュースです。お天気お姉さんとして人気をはくした結野アナが結婚していた事が分かりました』
それを聞いた瞬間、新八君と一緒に日めくりカレンダーをめくり始めた銀さん。
(神)「あらら、二人とも別の時空へ行ってしまったアル」
(あ)「………」
なんでだろう…胸がチクッと痛む。
銀さんが結野アナの事が好きだって事実を見せられる時、いっつも胸が痛むのは何故なんだろう…。
とその時…
ピンポーン…
万事屋のインターホンが鳴り、新八君が魂の抜けたような顔のまま玄関に向かう。
(神)「お、こんな状態でも身体には雑用係の習性が身についてるアルネ」
(あ)「新八君、私が行くからじっとしてて。見てていたたまれないから…」
フラつく新八君にそう告げ、玄関に向かう。
(あ)「はーい、今行きます」
玄関の扉を開けると……
(あ)「ア、アナタは…!」
……そこにはあのお通ちゃんの姿があった。
銀さんがテレビを見ながら呟く。
今ニュースでは、新八君の大ファンである寺門通ちゃんのスキャンダルが報道されていた。
(神)「ピン子と春恵、いよいよ決着かと思われた時、地球に恐怖の宇宙帝王が襲来。ピン子と春恵が協力して帝王倒して終わりヨ」
神楽ちゃんが定春を撫でながら言う。
(銀)「マジでか! なんで知ってんの!?」
(神)「昨日で最終回だったもんネ、定春」
(銀)「んだよチクショー! 見逃したぜ! もうピン子に会えねーのかよ、俺は!」
「それより…」と私は先程から気になっていた事を言う。
(あ)「新八君の様子がおかしいんですけど…。ずっと日めくりカレンダーをめくり続けてるんですが……」
それだけお通ちゃんのスキャンダルがショックだったのだろう。
(銀)「オイ、んな事してても別の時空へは行けねーぞ。現実から逃げるんじゃねェ。アイドルなんざに惚れるからそんな事になるんだ。身をわきまえろ。俺もお天気お姉さんのファンだが身はわりきって…」
『続いてのニュースです。お天気お姉さんとして人気をはくした結野アナが結婚していた事が分かりました』
それを聞いた瞬間、新八君と一緒に日めくりカレンダーをめくり始めた銀さん。
(神)「あらら、二人とも別の時空へ行ってしまったアル」
(あ)「………」
なんでだろう…胸がチクッと痛む。
銀さんが結野アナの事が好きだって事実を見せられる時、いっつも胸が痛むのは何故なんだろう…。
とその時…
ピンポーン…
万事屋のインターホンが鳴り、新八君が魂の抜けたような顔のまま玄関に向かう。
(神)「お、こんな状態でも身体には雑用係の習性が身についてるアルネ」
(あ)「新八君、私が行くからじっとしてて。見てていたたまれないから…」
フラつく新八君にそう告げ、玄関に向かう。
(あ)「はーい、今行きます」
玄関の扉を開けると……
(あ)「ア、アナタは…!」
……そこにはあのお通ちゃんの姿があった。
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