第九話
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まだまだ蝉も元気な真夏真っ盛りなある日。
(あ)「何か当たるといいね」
(神)「ダメ元でやってみるアルヨ」
今、私達が目の前にしているのは、大江戸ストアのガラガラ抽選会。
お買い物に出ようとしたら、珍しく神楽ちゃんが「私も一緒に行きたい!」と手を挙げてくれたので、いつもの大江戸ストアにやってきてみれば、今日は抽選会の日だったようで。
今はお会計の時にもらった二枚の抽選券をオジさんに渡したところだ。
いいものだと家電とかが当たるみたいなんだけど、まず一回目…まわしてみると、出てきたのは白い玉。
「ああ、残念」
と手渡されたのはポケットティッシュだったけど、ずっと家計が火の車である万事屋にとっては、このポケットティッシュもありがたい限りだ。
そして、ラストのもう一回、神楽ちゃんが取ってを持って、カラカラと回せば。
(あ)「こ、これ…!」
コロン…と出てきたのは、まさかの金色の玉。
「おお、おめでとうございます! 一等賞だよ!」
・
・
・
・
その後、二人でウキウキで万事屋に帰れば、リビングの銀さんはジャンプを読んでおり、新八君はテレビから流れている宇宙旅行のCMに目を輝かせていた。
(新)「ねェ、銀さん。ああいう宇宙って一回行ってみたいですよね」
(銀)「何言ってんだ。宇宙には空気がねェんだぞ。空気がなけりゃ死んじまうじゃねーか」
(あ)「ただいま帰りました」
(銀)「おう、おかえり」
(新)「おかえりなさい、暑い中ご苦労さまです」
声をかければ二人はこちらを見てくれるが、そんな中、神楽ちゃんが机の上にドカッと荷物を置いては、仁王立ちでドヤ顔を浮かべていた。
そして突如、神楽ちゃんが机の上のお煎餅と銀さんの読んでいるジャンプをはたき落とす。
(銀)「オイオイ、どうした? 今時理由なき反抗か?」
(新)「どの支配からの卒業ですか?」
(神)「跪くアル、愚民達ヨ」
(銀&新)「「は?」」
(神)「頭が高いっていってんだヨ、この貧乏侍共が! 工場長とお呼び!」
(銀)「女王様の方がいいんじゃねーのか? 工場長」
(神)「女王様なんかより、工場長の方が生産的だから偉いアル!やせこけた工場長とお呼び!」
(あ)「まあまあ、神楽ちゃん落ち着いて」
(新)「それで、トイレットペーパー買ってきてくれた?」
(あ)「トイレットペーパーは売り切れだったんだけど…」
(神)「もっと素敵な紙は手に入れたヨ、空を飛べる紙アル」
神楽ちゃんが「じゃじゃーん」と一枚の紙きれを取り出す。
そこにはデカデカと「ぶらりパトバス宇宙の旅 4名様まで有効」と書かれたチケットが握られていた。
(新)「う、宇宙の旅、4名様ァァァァァ!?」
(銀)「こ、工場長ォォォォォォォォ!」
(神)「##NAME##が可愛いおかげで抽選券サービスで二枚もらえたアル。その二枚目で当たったアルヨ」
(新)「な、なんと…」
(銀)「##NAME##様! いや、女神様!」
(銀&新)「「バンザーイ、バンザーイ!!」」
(あ)「だ、だからみんな、落ち着いて…」
……ということで、万事屋四人で、まさかの宇宙旅行が決定しました。
(あ)「何か当たるといいね」
(神)「ダメ元でやってみるアルヨ」
今、私達が目の前にしているのは、大江戸ストアのガラガラ抽選会。
お買い物に出ようとしたら、珍しく神楽ちゃんが「私も一緒に行きたい!」と手を挙げてくれたので、いつもの大江戸ストアにやってきてみれば、今日は抽選会の日だったようで。
今はお会計の時にもらった二枚の抽選券をオジさんに渡したところだ。
いいものだと家電とかが当たるみたいなんだけど、まず一回目…まわしてみると、出てきたのは白い玉。
「ああ、残念」
と手渡されたのはポケットティッシュだったけど、ずっと家計が火の車である万事屋にとっては、このポケットティッシュもありがたい限りだ。
そして、ラストのもう一回、神楽ちゃんが取ってを持って、カラカラと回せば。
(あ)「こ、これ…!」
コロン…と出てきたのは、まさかの金色の玉。
「おお、おめでとうございます! 一等賞だよ!」
・
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その後、二人でウキウキで万事屋に帰れば、リビングの銀さんはジャンプを読んでおり、新八君はテレビから流れている宇宙旅行のCMに目を輝かせていた。
(新)「ねェ、銀さん。ああいう宇宙って一回行ってみたいですよね」
(銀)「何言ってんだ。宇宙には空気がねェんだぞ。空気がなけりゃ死んじまうじゃねーか」
(あ)「ただいま帰りました」
(銀)「おう、おかえり」
(新)「おかえりなさい、暑い中ご苦労さまです」
声をかければ二人はこちらを見てくれるが、そんな中、神楽ちゃんが机の上にドカッと荷物を置いては、仁王立ちでドヤ顔を浮かべていた。
そして突如、神楽ちゃんが机の上のお煎餅と銀さんの読んでいるジャンプをはたき落とす。
(銀)「オイオイ、どうした? 今時理由なき反抗か?」
(新)「どの支配からの卒業ですか?」
(神)「跪くアル、愚民達ヨ」
(銀&新)「「は?」」
(神)「頭が高いっていってんだヨ、この貧乏侍共が! 工場長とお呼び!」
(銀)「女王様の方がいいんじゃねーのか? 工場長」
(神)「女王様なんかより、工場長の方が生産的だから偉いアル!やせこけた工場長とお呼び!」
(あ)「まあまあ、神楽ちゃん落ち着いて」
(新)「それで、トイレットペーパー買ってきてくれた?」
(あ)「トイレットペーパーは売り切れだったんだけど…」
(神)「もっと素敵な紙は手に入れたヨ、空を飛べる紙アル」
神楽ちゃんが「じゃじゃーん」と一枚の紙きれを取り出す。
そこにはデカデカと「ぶらりパトバス宇宙の旅 4名様まで有効」と書かれたチケットが握られていた。
(新)「う、宇宙の旅、4名様ァァァァァ!?」
(銀)「こ、工場長ォォォォォォォォ!」
(神)「##NAME##が可愛いおかげで抽選券サービスで二枚もらえたアル。その二枚目で当たったアルヨ」
(新)「な、なんと…」
(銀)「##NAME##様! いや、女神様!」
(銀&新)「「バンザーイ、バンザーイ!!」」
(あ)「だ、だからみんな、落ち着いて…」
……ということで、万事屋四人で、まさかの宇宙旅行が決定しました。
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