お嬢様ととても甘い……?
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「うん、相変わらずナナシの作るショートケーキはおいしいわね」
レミリアは笑顔で言った。その表情は吸血鬼とはとても思えない、見た目相応のものだった。
「そう言ってもらえて嬉しいよ」
僕の返答にレミリアは急にくすりと笑いだした。何かおかしなことでもあっただろうか?
「いつも思ってたんだけど何でナナシは食べ物を置いた後から敬語を崩すの?」
前から気になっていたようだ。敬語を使わなくてもいいと言ったのはレミリアの方だが、確かに急に敬語を崩すのは何か違和感があるのかもしれない、と僕はそう思った。
「初心忘れるべからず、って言うだろ? 最初の頃はずっと敬語で話してたからそういうのも忘れたくなくてね」
俺はいくら時が経っても永遠に老いることはない。でも人は時が経つにつれて色んなことを忘れていってしまう。
「レミリアとの思い出も忘れたくないしね」
そう何気なく言ってみるとレミリアは顔を赤くしてそれを紛らわすようにケーキをまた食べ始めた。
レミリアは笑顔で言った。その表情は吸血鬼とはとても思えない、見た目相応のものだった。
「そう言ってもらえて嬉しいよ」
僕の返答にレミリアは急にくすりと笑いだした。何かおかしなことでもあっただろうか?
「いつも思ってたんだけど何でナナシは食べ物を置いた後から敬語を崩すの?」
前から気になっていたようだ。敬語を使わなくてもいいと言ったのはレミリアの方だが、確かに急に敬語を崩すのは何か違和感があるのかもしれない、と僕はそう思った。
「初心忘れるべからず、って言うだろ? 最初の頃はずっと敬語で話してたからそういうのも忘れたくなくてね」
俺はいくら時が経っても永遠に老いることはない。でも人は時が経つにつれて色んなことを忘れていってしまう。
「レミリアとの思い出も忘れたくないしね」
そう何気なく言ってみるとレミリアは顔を赤くしてそれを紛らわすようにケーキをまた食べ始めた。