第1章
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『ここが雄英…』
ヒーローを養成する名門校。
たくさんの有名ヒーローを排出した学校だ。
そんな学校に私は今日、入学する。
教室に入ると、それはそれは賑やかだった。
喧嘩している者もいれば、友達と喋る者もいる。
私はその人たちに構わず席に座った。
今まで学校に通ってはいたがまともに出席していた覚えはない。
そもそも学校に行ける状態ではなかった。
すると、先生らしき人が教室にいた。
「担任の相澤消太だ、よろしくね」
やはり、先生だったみたい。
しかも、担任。
そして、体操服を着てグラウンドに出ろと言われた。
いきなりすぎる、雄英。
「個性把握…テストォ!?」
個性把握テスト。
また厄介なテストだ。
先生の話によると、中学の頃にやっていた体力テストを個性を使用してやるらしい。
そして、いきなりツンツンヘアーの男子が先生に指名され、ソフトボール投げをすることに。
「んじゃまぁ……死ねえ!!!」
ヒーロー志望にあるまじき発言だったが、記録は700m越え。
どうやら、彼の個性は爆発か何かだろう。
相「トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
「はあああ!?」
みんな驚いているが、嘘に決まっているだろ。
まずは50m走。
この種目で私の個性はとくに意味をなさない。
普通に走るだけ。
眼鏡の男子が一番速かったな。
次は握力。
これも使えない。
次々と種目をやっていくが、私の個性を生かせる種目がない。
そして、5つ目の種目。
「ボール投げ…」
可愛らしい女の子がボールを投げる。
そのボールはどこまでも飛んでいった。
記録はなんと∞。
重量変換、あるいは重力関連の個性か。
次は私の番。
「ふぅ……いきます」
私はボールを投げ、遠くまで飛ぶよう操る。
「おい!また∞かよ!?」
記録はまたもや∞。
「まさか2人もこの記録を出すなんて、素晴らしいですわ!」
1つ結びの女の子が話しかけてきた。
同級生との会話は自由にしていいと言われていた。
むしろ仲良くなり、情報を掴め、と。
『そうかな。まだ個性をうまく使いこなせないよ』
「ですが、結果に出ています!申し遅れました!私、八百万百と申します」
ご丁寧に自己紹介までしてくれた。
確か八百万さんは体の一部から物を創り出せる個性だった。
「私は佐藤由美、よろしくね」
この日から私の高校生活が始まった。
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『ここが雄英…』
ヒーローを養成する名門校。
たくさんの有名ヒーローを排出した学校だ。
そんな学校に私は今日、入学する。
教室に入ると、それはそれは賑やかだった。
喧嘩している者もいれば、友達と喋る者もいる。
私はその人たちに構わず席に座った。
今まで学校に通ってはいたがまともに出席していた覚えはない。
そもそも学校に行ける状態ではなかった。
すると、先生らしき人が教室にいた。
「担任の相澤消太だ、よろしくね」
やはり、先生だったみたい。
しかも、担任。
そして、体操服を着てグラウンドに出ろと言われた。
いきなりすぎる、雄英。
「個性把握…テストォ!?」
個性把握テスト。
また厄介なテストだ。
先生の話によると、中学の頃にやっていた体力テストを個性を使用してやるらしい。
そして、いきなりツンツンヘアーの男子が先生に指名され、ソフトボール投げをすることに。
「んじゃまぁ……死ねえ!!!」
ヒーロー志望にあるまじき発言だったが、記録は700m越え。
どうやら、彼の個性は爆発か何かだろう。
相「トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
「はあああ!?」
みんな驚いているが、嘘に決まっているだろ。
まずは50m走。
この種目で私の個性はとくに意味をなさない。
普通に走るだけ。
眼鏡の男子が一番速かったな。
次は握力。
これも使えない。
次々と種目をやっていくが、私の個性を生かせる種目がない。
そして、5つ目の種目。
「ボール投げ…」
可愛らしい女の子がボールを投げる。
そのボールはどこまでも飛んでいった。
記録はなんと∞。
重量変換、あるいは重力関連の個性か。
次は私の番。
「ふぅ……いきます」
私はボールを投げ、遠くまで飛ぶよう操る。
「おい!また∞かよ!?」
記録はまたもや∞。
「まさか2人もこの記録を出すなんて、素晴らしいですわ!」
1つ結びの女の子が話しかけてきた。
同級生との会話は自由にしていいと言われていた。
むしろ仲良くなり、情報を掴め、と。
『そうかな。まだ個性をうまく使いこなせないよ』
「ですが、結果に出ています!申し遅れました!私、八百万百と申します」
ご丁寧に自己紹介までしてくれた。
確か八百万さんは体の一部から物を創り出せる個性だった。
「私は佐藤由美、よろしくね」
この日から私の高校生活が始まった。
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