第2章《USJ編》
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「!!何だ、コイツっ!?速ぇ!!」
切島くんに殴り掛かる。
手を休めることなく、攻撃をしかける。
彼はギリギリ私の動きに反応している。
もう少しスピードあげよう。
「くっ…!!!」
「……」
一瞬、切島くんの動きが止まった。
私はその瞬間、背後に回る。
「…少し眠ってて」
彼のうなじに手刀を打った。
「うっ……」
「切島くん!!!」
どんなに強い個性があっても、基本が出来なきゃ意味無い。
個性を、使いこなせなくてはならない。
「…アイツは脳無と違って知能がある。おまけに身体能力も人並み外れている。
実際、脳無より強い____サタンは」
「!?」
「まぁ、脳無もおまえの100%にも耐えられるよう改造された超高性能、サンドバッグ人間さ」
脳無は超再生し、爆豪くんの元へと突進していく。
「っ…」
私はまた、腕を伸ばしていた。
届くはずのない腕を。
助けられると思ったのか?
だったら、何故“助けたい”と思った?
私は[#ruby敵_ヴィラン#] だ、ヒーローじゃない。
「かっちゃん!!?」
爆豪くんは無事だった。
避けた、のか?
いや…。
「……加減を知らんのか…」
「オール、マイト…」
ヒーローが爆豪くんをかばったのだ。
「…切島少年を連れて、逃げなさい」
「……俺がサポート入らなけりゃ、やばかったでしょう」
「オールマイト血……それに時間だってないはずじゃ…ぁ…」
「それはそれだ轟少年!!ありがとな!!
しかし大丈夫!!プロの本気を見ていなさい!!」
そんな、ボロボロになってまで、ヒーローなのか。
_____かっこいいな。
「脳無、黒霧、やれ。俺とサタンは子どもをあしらう。……クリアして帰ろう!」
私と死柄木さんは緑谷くんたちの方へ。
が……
「……!!」
一瞬、ゾッとした悪寒が走った。
オールマイトの、圧か。
私たちは数歩下がる。
危険だ、これ以上前には出れない。
するとオールマイトは真っ向から来た脳無と殴り合いに。
ショック吸収のため、効かないはず。
「“無効”ではなく“吸収”ならば!!限度があるんじゃないか!?」
一発が重い。
きっと、100%以上だ。
「ヒーローとは、常にピンチをぶち壊していくもの!
敵よ、こんな言葉を知ってるか!!?
Plus ultra !!」
…かつては私も、こうなりたいと願っていたんだ。
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「!!何だ、コイツっ!?速ぇ!!」
切島くんに殴り掛かる。
手を休めることなく、攻撃をしかける。
彼はギリギリ私の動きに反応している。
もう少しスピードあげよう。
「くっ…!!!」
「……」
一瞬、切島くんの動きが止まった。
私はその瞬間、背後に回る。
「…少し眠ってて」
彼のうなじに手刀を打った。
「うっ……」
「切島くん!!!」
どんなに強い個性があっても、基本が出来なきゃ意味無い。
個性を、使いこなせなくてはならない。
「…アイツは脳無と違って知能がある。おまけに身体能力も人並み外れている。
実際、脳無より強い____サタンは」
「!?」
「まぁ、脳無もおまえの100%にも耐えられるよう改造された超高性能、サンドバッグ人間さ」
脳無は超再生し、爆豪くんの元へと突進していく。
「っ…」
私はまた、腕を伸ばしていた。
届くはずのない腕を。
助けられると思ったのか?
だったら、何故“助けたい”と思った?
私は[#ruby敵_ヴィラン#] だ、ヒーローじゃない。
「かっちゃん!!?」
爆豪くんは無事だった。
避けた、のか?
いや…。
「……加減を知らんのか…」
「オール、マイト…」
ヒーローが爆豪くんをかばったのだ。
「…切島少年を連れて、逃げなさい」
「……俺がサポート入らなけりゃ、やばかったでしょう」
「オールマイト血……それに時間だってないはずじゃ…ぁ…」
「それはそれだ轟少年!!ありがとな!!
しかし大丈夫!!プロの本気を見ていなさい!!」
そんな、ボロボロになってまで、ヒーローなのか。
_____かっこいいな。
「脳無、黒霧、やれ。俺とサタンは子どもをあしらう。……クリアして帰ろう!」
私と死柄木さんは緑谷くんたちの方へ。
が……
「……!!」
一瞬、ゾッとした悪寒が走った。
オールマイトの、圧か。
私たちは数歩下がる。
危険だ、これ以上前には出れない。
するとオールマイトは真っ向から来た脳無と殴り合いに。
ショック吸収のため、効かないはず。
「“無効”ではなく“吸収”ならば!!限度があるんじゃないか!?」
一発が重い。
きっと、100%以上だ。
「ヒーローとは、常にピンチをぶち壊していくもの!
敵よ、こんな言葉を知ってるか!!?
…かつては私も、こうなりたいと願っていたんだ。
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