第2章《USJ編》
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それにしても大胆だ。
ここまで多くの人員、敵を集めていたなんて…。
死柄木さんも手を抜いていないな。
「先生、侵入者用センサーは!」
「もちろんありますが…!」
そこも抜け目無し、か。
「現れたのはここだけか、学校全体か…。
何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る“個性 ”がいるってことだな」
鋭いなぁ、轟くん。
戦闘訓練の時から思ってたけど、マークしておくべき人物の一人だ。
今後、厄介だろう。
「13号避難開始!学校に電話試せ!
センサーの対策も頭にある敵だ。電波系の“個性 ”が妨害している可能性もある。上鳴、おまえも個性で連絡試せ」
さすがヒーロー。
思考も行動も早い。
プロってやっぱりすごい。
さぁ、どう戦う?死柄木さん。
「相澤先生が戦っているうちに早く逃げよう」
私も少し…。
「させませんよ」
あ、来た。
「初めまして、我々は敵連合。せんえつながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
黒霧さんと目が合う。
…あぁ、そういうこと。
「本来ならばオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが、何か変更あったのでしょうか?
まぁ…それとは関係なく…私の役目はこれ」
と、黒霧さんが個性を発動しようとした時、2人が前に出てきた。
そして、黒霧さんに攻撃。
「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか!?」
切島くんと爆豪くんだった。
「危ない危ない……そう…生徒といえど優秀な金の卵」
次の瞬間、黒霧さんの個性で私たちの周りは黒いモヤで覆われた。
私もそっちで行動しろということか。
私は黒霧さんの個性でどこかにとばされた。
「___ってこの下、水じゃんっ…」
私はそのまま水の中へと落ちる。
水の中で目を開けると、緑谷くんがいた。
一緒にとばされたか。
「…!」
と、 緑谷くんの目の前には敵がいた。
この状況、まずいな。
きっと敵たちはそれぞれの個性を活かせる場所に配置されているはずだ。
この敵も水の中で強さを発揮するのだろう。
その場合、緑谷くんには不利だ。
_____と思っていた矢先。
その敵は、梅雨ちゃんに蹴られた。
そして梅雨ちゃんの舌で緑谷くんは助けられた。
「由美ちゃんも早く逃げて」
そう言われ、私も梅雨ちゃんの後を追うように水の中から出た。
「よかった、無事みたいだね…」
「しかし、大変なことになったわね」
「カリキュラムが割れてた…!」
「マスコミ乱入の時かな」
まぁ、もっと前から準備はされていただろうけど。
「でもよ!オールマイトを殺すなんて出来っこねえさ!」
「…殺せる算段が整ってるから、連中こんな無茶してるんじゃないの?」
梅雨ちゃんはこの状況を理解してるみたい。
なぜなのか。
なぜ敵が学校に来たのか。
なぜオールマイトを殺すと言えるのか。
「梅雨ちゃんの言う通りだね。
オールマイトを殺せるってことは、私たちは太刀打ちできないかもしれない」
峰田くんの顔がどんどん曇っていく。
希望がない。
今日死ぬかもしれない。
そう、その顔。
私はその絶望した顔が大好きなんだ。
「奴らに…オールマイトを倒す術があるんなら…!!
僕らが今…」
でも、こういう緑谷くんのような顔。
「戦って…阻止する事 !!」
希望を見失っていない。この、ヒーローのような顔。
大嫌いだ。
.
それにしても大胆だ。
ここまで多くの人員、敵を集めていたなんて…。
死柄木さんも手を抜いていないな。
「先生、侵入者用センサーは!」
「もちろんありますが…!」
そこも抜け目無し、か。
「現れたのはここだけか、学校全体か…。
何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る“
鋭いなぁ、轟くん。
戦闘訓練の時から思ってたけど、マークしておくべき人物の一人だ。
今後、厄介だろう。
「13号避難開始!学校に電話試せ!
センサーの対策も頭にある敵だ。電波系の“
さすがヒーロー。
思考も行動も早い。
プロってやっぱりすごい。
さぁ、どう戦う?死柄木さん。
「相澤先生が戦っているうちに早く逃げよう」
私も少し…。
「させませんよ」
あ、来た。
「初めまして、我々は敵連合。せんえつながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
黒霧さんと目が合う。
…あぁ、そういうこと。
「本来ならばオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが、何か変更あったのでしょうか?
まぁ…それとは関係なく…私の役目はこれ」
と、黒霧さんが個性を発動しようとした時、2人が前に出てきた。
そして、黒霧さんに攻撃。
「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか!?」
切島くんと爆豪くんだった。
「危ない危ない……そう…生徒といえど優秀な金の卵」
次の瞬間、黒霧さんの個性で私たちの周りは黒いモヤで覆われた。
私もそっちで行動しろということか。
私は黒霧さんの個性でどこかにとばされた。
「___ってこの下、水じゃんっ…」
私はそのまま水の中へと落ちる。
水の中で目を開けると、緑谷くんがいた。
一緒にとばされたか。
「…!」
と、 緑谷くんの目の前には敵がいた。
この状況、まずいな。
きっと敵たちはそれぞれの個性を活かせる場所に配置されているはずだ。
この敵も水の中で強さを発揮するのだろう。
その場合、緑谷くんには不利だ。
_____と思っていた矢先。
その敵は、梅雨ちゃんに蹴られた。
そして梅雨ちゃんの舌で緑谷くんは助けられた。
「由美ちゃんも早く逃げて」
そう言われ、私も梅雨ちゃんの後を追うように水の中から出た。
「よかった、無事みたいだね…」
「しかし、大変なことになったわね」
「カリキュラムが割れてた…!」
「マスコミ乱入の時かな」
まぁ、もっと前から準備はされていただろうけど。
「でもよ!オールマイトを殺すなんて出来っこねえさ!」
「…殺せる算段が整ってるから、連中こんな無茶してるんじゃないの?」
梅雨ちゃんはこの状況を理解してるみたい。
なぜなのか。
なぜ敵が学校に来たのか。
なぜオールマイトを殺すと言えるのか。
「梅雨ちゃんの言う通りだね。
オールマイトを殺せるってことは、私たちは太刀打ちできないかもしれない」
峰田くんの顔がどんどん曇っていく。
希望がない。
今日死ぬかもしれない。
そう、その顔。
私はその絶望した顔が大好きなんだ。
「奴らに…オールマイトを倒す術があるんなら…!!
僕らが今…」
でも、こういう緑谷くんのような顔。
「戦って…
希望を見失っていない。この、ヒーローのような顔。
大嫌いだ。
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