第1章
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「あ!雄英の生徒さんですね!
オールマイトが教師になったことについて聞かせてください!」
「え…」
最悪だ。
朝、学校入口に着くとマスコミがいた。
それも大勢の。
世間に顔出したくないんだけど。
「すみません、急いでるので」
そう断ったが、まだ何か聞いてくるマスコミども。
まぁ、無視するが。
「昨日の戦闘訓練お疲れ」
朝のHRが始まった。
「Vと成績見させてもらった」
担任だし、そりゃあ見るか。
それから、爆豪くんと緑谷くんがいろいろ言われてた。
確かに昨日はこの2人が特に注目を浴びた。
良い意味でも、悪い意味でも。
「さてHRの本題だ…。急で悪いが今日は君らに…」
またテストか。
そうクラス全員が予想した。
「学級委員長を決めてもらう」
…めちゃくちゃ学校っぽいのだった。
学級委員長は投票で決まった。
これはメガネの飯田くんの案だ。
私は正直誰でもよかった。ちなみに、緑谷くんが委員長。
八百万さんは副委員長。分からなくもない結果だが。
しかし緑谷くんは、飯田くんの方が相応しいと言い譲った。
飯田くん、やりたそうだったもんな。
「由美ちゃん」
「ん?」
「一緒にお昼食べましょ」
「うん、いいよ」
梅雨ちゃんとお昼を食べることに。
「由美ちゃんはお弁当かしら?」
「食堂で食べようかなって思ってて、持ってきてないな」
「私もよ、食堂へ行きましょ」
梅雨ちゃんはなんだか嬉しそうだった。
.
_____
「この悪魔め!」
「ほら見て、悪魔の子だわ…」
うるさい。
「こんな個性……気持ち悪い」
「こいつは人じゃない」
うるさい…。
「こんな子、産まなきゃよかった」
「俺らの子どもじゃない」
うるさいっ_______
「____っはぁ、はっ、はぁ、はぁ…」
夢だ、ったのか。
…そうだ。
梅雨ちゃんとお昼を食べている途中、侵入者が入ってきて…。
結局、マスコミだったらしいが、生徒が混乱したためすぐに下校となったんだ。
それで帰ってすぐに、寝てしまった。
「……」
時計を見ると、夜中の1時をまわっていた。
中途半端な時間に起きてしまった。
「ふぅ…」
何であんな夢、見たんだろ。
しかも、今更。
でも、思う。
こんな個性じゃなかったら私は今頃、純粋にヒーローを目指していただろうと。
しかし今は違う。
いや、最初からそうだ。
私は敵として生きるために、産まれてきたんだ。
それが私の道なのだ。
「あ、薬…」
飲むの、忘れてた。まぁ、1日くらい問題ないか。
私は再び眠りについた。
もうこんな夢は見ませんようにと、願いを込めて。
USJ編、開幕_____
「あ!雄英の生徒さんですね!
オールマイトが教師になったことについて聞かせてください!」
「え…」
最悪だ。
朝、学校入口に着くとマスコミがいた。
それも大勢の。
世間に顔出したくないんだけど。
「すみません、急いでるので」
そう断ったが、まだ何か聞いてくるマスコミども。
まぁ、無視するが。
「昨日の戦闘訓練お疲れ」
朝のHRが始まった。
「Vと成績見させてもらった」
担任だし、そりゃあ見るか。
それから、爆豪くんと緑谷くんがいろいろ言われてた。
確かに昨日はこの2人が特に注目を浴びた。
良い意味でも、悪い意味でも。
「さてHRの本題だ…。急で悪いが今日は君らに…」
またテストか。
そうクラス全員が予想した。
「学級委員長を決めてもらう」
…めちゃくちゃ学校っぽいのだった。
学級委員長は投票で決まった。
これはメガネの飯田くんの案だ。
私は正直誰でもよかった。ちなみに、緑谷くんが委員長。
八百万さんは副委員長。分からなくもない結果だが。
しかし緑谷くんは、飯田くんの方が相応しいと言い譲った。
飯田くん、やりたそうだったもんな。
「由美ちゃん」
「ん?」
「一緒にお昼食べましょ」
「うん、いいよ」
梅雨ちゃんとお昼を食べることに。
「由美ちゃんはお弁当かしら?」
「食堂で食べようかなって思ってて、持ってきてないな」
「私もよ、食堂へ行きましょ」
梅雨ちゃんはなんだか嬉しそうだった。
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「この悪魔め!」
「ほら見て、悪魔の子だわ…」
うるさい。
「こんな個性……気持ち悪い」
「こいつは人じゃない」
うるさい…。
「こんな子、産まなきゃよかった」
「俺らの子どもじゃない」
うるさいっ_______
「____っはぁ、はっ、はぁ、はぁ…」
夢だ、ったのか。
…そうだ。
梅雨ちゃんとお昼を食べている途中、侵入者が入ってきて…。
結局、マスコミだったらしいが、生徒が混乱したためすぐに下校となったんだ。
それで帰ってすぐに、寝てしまった。
「……」
時計を見ると、夜中の1時をまわっていた。
中途半端な時間に起きてしまった。
「ふぅ…」
何であんな夢、見たんだろ。
しかも、今更。
でも、思う。
こんな個性じゃなかったら私は今頃、純粋にヒーローを目指していただろうと。
しかし今は違う。
いや、最初からそうだ。
私は敵として生きるために、産まれてきたんだ。
それが私の道なのだ。
「あ、薬…」
飲むの、忘れてた。まぁ、1日くらい問題ないか。
私は再び眠りについた。
もうこんな夢は見ませんようにと、願いを込めて。
USJ編、開幕_____