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お名前をどうぞ、レディ
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「なあ、アリス。おれはお前を食いてえんだが」
「お断りですよ、ドフラミンゴ。今、わたしがそれどころじゃないのは見てわかるでしょう」
ドフラミンゴの屋敷の台所にて、わたしは手料理を振る舞うべくせっせとフライパンをふるっていた。
ドフラミンゴはそんなわたしを眺めながら頬を緩めている。
「かわいい、かわいいアリスがおれのために料理してんだぜ?
男なら丸ごと食らっちまいたいだろうが」
「知りませんよ。ほら、あまり近寄ると油が跳ねて危ないですよ」
最初は台所のイスに座ってなんやかやと声をかけていたドフラミンゴが、気がついたらわたしの真後ろに立っている。
非常に邪魔だ。
「多少の汚れぐれえ気にしねえよ。
それより料理するかわいいアリスを間近で眺められる方がずっといい。
まあ、眺めるだけじゃあすまねえけどな」
そう言うとドフラミンゴはわたしの顎に手を伸ばしぐいっと自分の方へ向けると、噛み付くようにキスをする。
深く深く繰り返されるそれに、わたしは息苦しくなりタップをしてやめてもらう。
「っ、はぁ…、もう…なにするんですか」
「まだ足りなかったか?」
「十分です!」
ニヤつくドフラミンゴに背を向けて料理を再開する。
しばらくして料理が完成し、食堂へ全て運び込んだ。
「召し上がれ」
「いただくぜ」
………
ドフラミンゴは無言で料理を食べている。
その所作はなかなかに優雅だ。
「いかがですか?」
「ああ、美味い。アリスが作ったと思うとそれだけで美味さが倍増するな」
「料理自体の感想を聞いてるんですけど」
「アリスが作ったのに不味いわけねえだろうが」
「はぁ…、もうそれでいいですよ」
ぺろりと完食したドフラミンゴは向かいに座るわたしの元までやってきて、ひょいとわたしを持ち上げた。
「ドフラミンゴ?」
「デザートをいただこうか」
「ちょっ、ドフラミンゴ!何言って…」
わたしの反論虚しく、デザートまできっちりいただかれたのでした。
「お断りですよ、ドフラミンゴ。今、わたしがそれどころじゃないのは見てわかるでしょう」
ドフラミンゴの屋敷の台所にて、わたしは手料理を振る舞うべくせっせとフライパンをふるっていた。
ドフラミンゴはそんなわたしを眺めながら頬を緩めている。
「かわいい、かわいいアリスがおれのために料理してんだぜ?
男なら丸ごと食らっちまいたいだろうが」
「知りませんよ。ほら、あまり近寄ると油が跳ねて危ないですよ」
最初は台所のイスに座ってなんやかやと声をかけていたドフラミンゴが、気がついたらわたしの真後ろに立っている。
非常に邪魔だ。
「多少の汚れぐれえ気にしねえよ。
それより料理するかわいいアリスを間近で眺められる方がずっといい。
まあ、眺めるだけじゃあすまねえけどな」
そう言うとドフラミンゴはわたしの顎に手を伸ばしぐいっと自分の方へ向けると、噛み付くようにキスをする。
深く深く繰り返されるそれに、わたしは息苦しくなりタップをしてやめてもらう。
「っ、はぁ…、もう…なにするんですか」
「まだ足りなかったか?」
「十分です!」
ニヤつくドフラミンゴに背を向けて料理を再開する。
しばらくして料理が完成し、食堂へ全て運び込んだ。
「召し上がれ」
「いただくぜ」
………
ドフラミンゴは無言で料理を食べている。
その所作はなかなかに優雅だ。
「いかがですか?」
「ああ、美味い。アリスが作ったと思うとそれだけで美味さが倍増するな」
「料理自体の感想を聞いてるんですけど」
「アリスが作ったのに不味いわけねえだろうが」
「はぁ…、もうそれでいいですよ」
ぺろりと完食したドフラミンゴは向かいに座るわたしの元までやってきて、ひょいとわたしを持ち上げた。
「ドフラミンゴ?」
「デザートをいただこうか」
「ちょっ、ドフラミンゴ!何言って…」
わたしの反論虚しく、デザートまできっちりいただかれたのでした。