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お名前をどうぞ、レディ
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「よお、アリス。ご機嫌いかがかな?」
仕事を終えて自室に戻ると、ソファに厳つい大男が笑顔でふんぞり返っていた。
「ご機嫌よう。あなたがいるからとてもいいわよ、ドフィ」
私の返事にドフラミンゴはその笑みを深くする。
「フッフッフ。嬉しいことを言ってくれるじゃねえの、アリス。
ちょっとこっちに来い」
「たまにはね」
素直にドフラミンゴに近寄ると長い腕に簡単に捕まり、彼の膝へと座らされる。
首をもたげて彼を見上げれば、額にキスが降ってきた。
「いつもそう素直にしてりゃあ可愛いものを」
「あら、あなたそれじゃあ満足しないでしょ?」
「言ってくれるぜ」
「それにドフィが好きなのは素直じゃない私ではなくて?」
「フフフフフ、敵わねえなあ!アリス!
お前はいい女だよ!」
「ええ。あなたにとってだけのいい女よ」
「当たり前だ!」
ドフラミンゴは嬉しげに私を抱きすくめ顔を寄せる。
私も彼に寄り添い、胸元に頬を寄せた。
「どこにも、いかないでね」
「どうした、アリス。随分殊勝じゃねえか」
「別にどうってわけじゃないんだけど…」
「心配するな。俺はお前から離れねえ」
かき抱かれて苦しいくらいだけど、むしろその感覚に安心する。
彼はここにいる。
私もここにいる。
「ありがとう、ドフィ」
「可愛いアリスのためだ。どうってことねえよ」
彼の温もりにそっとたゆたう。
仕事を終えて自室に戻ると、ソファに厳つい大男が笑顔でふんぞり返っていた。
「ご機嫌よう。あなたがいるからとてもいいわよ、ドフィ」
私の返事にドフラミンゴはその笑みを深くする。
「フッフッフ。嬉しいことを言ってくれるじゃねえの、アリス。
ちょっとこっちに来い」
「たまにはね」
素直にドフラミンゴに近寄ると長い腕に簡単に捕まり、彼の膝へと座らされる。
首をもたげて彼を見上げれば、額にキスが降ってきた。
「いつもそう素直にしてりゃあ可愛いものを」
「あら、あなたそれじゃあ満足しないでしょ?」
「言ってくれるぜ」
「それにドフィが好きなのは素直じゃない私ではなくて?」
「フフフフフ、敵わねえなあ!アリス!
お前はいい女だよ!」
「ええ。あなたにとってだけのいい女よ」
「当たり前だ!」
ドフラミンゴは嬉しげに私を抱きすくめ顔を寄せる。
私も彼に寄り添い、胸元に頬を寄せた。
「どこにも、いかないでね」
「どうした、アリス。随分殊勝じゃねえか」
「別にどうってわけじゃないんだけど…」
「心配するな。俺はお前から離れねえ」
かき抱かれて苦しいくらいだけど、むしろその感覚に安心する。
彼はここにいる。
私もここにいる。
「ありがとう、ドフィ」
「可愛いアリスのためだ。どうってことねえよ」
彼の温もりにそっとたゆたう。