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お名前をどうぞ、レディ
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「おいおい、アリス。どうした?元気がねえじゃねえか」
ベッドに仰向けに寝転がる私に大男が覆いかぶさる。
いつもの様にニタニタと笑みを浮かべているが、どこか晴れないその顔は私を心配してのことだろうか。
「ドフラミンゴ、なんでもないわ。少し気分が優れないだけよ」
ドフラミンゴの頭を引き寄せ、頬にキスを送る。
彼は口の端を不満気に歪める。
「添い寝でもしてやろうか?」
しばし逡巡。
「お願いしようかしら」
ドフラミンゴの大きな手が私のまぶたと額を覆う。
「アリス」
彼の低い声が心地いい。
ゆっくりと目を閉じて息を吐く。
「風邪か?」
「いいえ」
ドフラミンゴは私に寄り添って横になる。
彼の体温を求めるようにかきついた。
「アリスはずいぶんな甘えん坊だな」
まんざらでもなさそうに、力強く抱き締められる。
沈んでいた心がやんわりと溶けていく。
「そうなのよ。私、あなたがいないとしんじゃうの」
「フッフッフ、それなら俺はお前が死なないように永遠に俺をお前に与えてやるよ」
ねえ、それはプロポーズかしら?
すてきなお誘いね。
「それなら私は永遠にあなたを受け入れ続けるわ」
「それだけじゃあ足りねえよ」
ドフラミンゴの笑みが深くなる。
「アリス!俺もお前の愛がなければ死ぬぞ!」
「それなら私もあなたに永遠に愛を注ぐしなかないわね」
私とあなたの愛の循環。
共食い?
共依存?
なんだって構いやしないわ。
私にはあなたが必要で、あなたには私が必要。
それだけが事実。
ベッドに仰向けに寝転がる私に大男が覆いかぶさる。
いつもの様にニタニタと笑みを浮かべているが、どこか晴れないその顔は私を心配してのことだろうか。
「ドフラミンゴ、なんでもないわ。少し気分が優れないだけよ」
ドフラミンゴの頭を引き寄せ、頬にキスを送る。
彼は口の端を不満気に歪める。
「添い寝でもしてやろうか?」
しばし逡巡。
「お願いしようかしら」
ドフラミンゴの大きな手が私のまぶたと額を覆う。
「アリス」
彼の低い声が心地いい。
ゆっくりと目を閉じて息を吐く。
「風邪か?」
「いいえ」
ドフラミンゴは私に寄り添って横になる。
彼の体温を求めるようにかきついた。
「アリスはずいぶんな甘えん坊だな」
まんざらでもなさそうに、力強く抱き締められる。
沈んでいた心がやんわりと溶けていく。
「そうなのよ。私、あなたがいないとしんじゃうの」
「フッフッフ、それなら俺はお前が死なないように永遠に俺をお前に与えてやるよ」
ねえ、それはプロポーズかしら?
すてきなお誘いね。
「それなら私は永遠にあなたを受け入れ続けるわ」
「それだけじゃあ足りねえよ」
ドフラミンゴの笑みが深くなる。
「アリス!俺もお前の愛がなければ死ぬぞ!」
「それなら私もあなたに永遠に愛を注ぐしなかないわね」
私とあなたの愛の循環。
共食い?
共依存?
なんだって構いやしないわ。
私にはあなたが必要で、あなたには私が必要。
それだけが事実。