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お名前をどうぞ、レディ
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のどかなある日。
わたしは見張り台にて周囲の見張りをしていた。
ふと遠くに見える船影。あれは…海賊船?
「クロコダイル!南南西に海賊船が見える!」
「たまにはこちらから襲いにかかるか」
「好戦的なのね」
「カズヤにだけは言われたくねえよ」
クロコダイルは舵を南南西にきる。
その間にわたしはダズを呼びに船内へ。
「ダズ!海賊船が近づいてる。交戦するってさ」
「了解」
相変わらず無口なダズを携えて甲板へと駆ける。
すでに海賊船は人影が見えるほどにまで近づいていた。
「カズヤ、先陣をきれ」
「おっけー」
月歩で海賊船まで突っ込む。
相手も武装はしていたもののまさか空を飛んでくるとは思っていなかったらしく大慌てでわたしに獲物を向ける。
「嵐脚」
周囲の敵を一気に蹴散らす。
その間にわたしたちの船が海賊船に横付けされ、クロコダイルが海賊船に乗り込んできた。
「クハハ、いい暴れっぷりだ、カズヤ」
「それはどうも」
わずか2人と敵は大声を上げて迫ってくる。
しかし大した強さじゃない。
わたしとクロコダイルの2人で、あっという間に蹴散らしてしまった。
「あっけないわね」
「ふん、カズヤとおれならこんなもんだろう」
「ダズは?」
「おれらの船に乗り込んでいったやつの対応をさせている」
「じゃあそっちも問題ないわね」
「ああ」
クロコダイルと2人で海賊船内を散策し、お宝と食料をあらかた回収する。
わたしたちの船に戻るとダズが斬った海賊を海に投げ終えたところだった。
「お疲れ様、ダズ」
「大したことではない」
「ふふ、さすがね」
「そちらも問題なかったのだろう」
「もちろんよ」
ダズと手分けしてお宝と食料を片付け、わたしは再び見張り台へと戻る。
360度、問題なし。
「おい、カズヤ」
「あらクロコダイル。どうしたの?」
「特に用はねえ。てめえの顔を見に来ただけだ」
「そう。そういえばクロコダイル、先ほどの戦闘で怪我とかしてない?」
「あの程度でおれが怪我を負うわけねえだろ」
「それもそうね」
「てめえはどうなんだ」
「もちろんわたしもかすり傷一つ負ってないわよ」
「そりゃ良かった」
ぐるりと周囲を見渡してからクロコダイルに視線を向ける。
「にしても、今日はなんであえて戦いに行ったの?
食料だってまだあるし、金品には困ってないじゃない」
「たまには体を動かさねえとなまっちまうだろうが。
最近の敵はどいつもこいつも弱すぎる。
そう思って戦いに行ったんだが…今回も相手が弱すぎて話にならなかったな」
「それはそうね。やっぱり、あなたと組手をしている時の方がよほど体を使うわ」
「ああ、そうだな」
「今晩にでも、組手する?」
「なんだそりゃあ、誘ってんのか?」
?
誘う?
それって…
………はあ!?
「ちっ、違うし!そういう意味で言ったんじゃないから!」
「そりゃ残念だな。まあいい。おれはどちらの組手でも付き合ってやるよ」
そう言うとクロコダイルはさらさらと見張り台から降りていってしまった。
セクハラ鰐め。
今日と言う今日こそ叩きのめしてやる。
わたしは見張り台にて周囲の見張りをしていた。
ふと遠くに見える船影。あれは…海賊船?
「クロコダイル!南南西に海賊船が見える!」
「たまにはこちらから襲いにかかるか」
「好戦的なのね」
「カズヤにだけは言われたくねえよ」
クロコダイルは舵を南南西にきる。
その間にわたしはダズを呼びに船内へ。
「ダズ!海賊船が近づいてる。交戦するってさ」
「了解」
相変わらず無口なダズを携えて甲板へと駆ける。
すでに海賊船は人影が見えるほどにまで近づいていた。
「カズヤ、先陣をきれ」
「おっけー」
月歩で海賊船まで突っ込む。
相手も武装はしていたもののまさか空を飛んでくるとは思っていなかったらしく大慌てでわたしに獲物を向ける。
「嵐脚」
周囲の敵を一気に蹴散らす。
その間にわたしたちの船が海賊船に横付けされ、クロコダイルが海賊船に乗り込んできた。
「クハハ、いい暴れっぷりだ、カズヤ」
「それはどうも」
わずか2人と敵は大声を上げて迫ってくる。
しかし大した強さじゃない。
わたしとクロコダイルの2人で、あっという間に蹴散らしてしまった。
「あっけないわね」
「ふん、カズヤとおれならこんなもんだろう」
「ダズは?」
「おれらの船に乗り込んでいったやつの対応をさせている」
「じゃあそっちも問題ないわね」
「ああ」
クロコダイルと2人で海賊船内を散策し、お宝と食料をあらかた回収する。
わたしたちの船に戻るとダズが斬った海賊を海に投げ終えたところだった。
「お疲れ様、ダズ」
「大したことではない」
「ふふ、さすがね」
「そちらも問題なかったのだろう」
「もちろんよ」
ダズと手分けしてお宝と食料を片付け、わたしは再び見張り台へと戻る。
360度、問題なし。
「おい、カズヤ」
「あらクロコダイル。どうしたの?」
「特に用はねえ。てめえの顔を見に来ただけだ」
「そう。そういえばクロコダイル、先ほどの戦闘で怪我とかしてない?」
「あの程度でおれが怪我を負うわけねえだろ」
「それもそうね」
「てめえはどうなんだ」
「もちろんわたしもかすり傷一つ負ってないわよ」
「そりゃ良かった」
ぐるりと周囲を見渡してからクロコダイルに視線を向ける。
「にしても、今日はなんであえて戦いに行ったの?
食料だってまだあるし、金品には困ってないじゃない」
「たまには体を動かさねえとなまっちまうだろうが。
最近の敵はどいつもこいつも弱すぎる。
そう思って戦いに行ったんだが…今回も相手が弱すぎて話にならなかったな」
「それはそうね。やっぱり、あなたと組手をしている時の方がよほど体を使うわ」
「ああ、そうだな」
「今晩にでも、組手する?」
「なんだそりゃあ、誘ってんのか?」
?
誘う?
それって…
………はあ!?
「ちっ、違うし!そういう意味で言ったんじゃないから!」
「そりゃ残念だな。まあいい。おれはどちらの組手でも付き合ってやるよ」
そう言うとクロコダイルはさらさらと見張り台から降りていってしまった。
セクハラ鰐め。
今日と言う今日こそ叩きのめしてやる。