with you
お名前をどうぞ、レディ
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「しんどいなあ」
ベッドにうずくまり、ぽつりとつぶやく。
クロコダイルは操舵室、ダズは見張り台にいるはずだ。
一人きりでもなきゃ、こんな弱音はけない。
クロコダイルを信用していないわけじゃなくて、単純に心配をかけたくないから。
「もう少し寝ようかな」
ごろりところがる。
本当はさっさと起きて操舵室に行きたいけれど、体のだるさに勝てない。
原因はわかってる。ここ最近、海賊との戦闘が立て続いたせいでろくに休むこともできなかった。
まあ、わかってるからってそれが解消するわけもなく、思い出して余計にだるくなる。
「はあ…」
口からこぼれるのはため息ばかり。
本当、クロコダイルがいなくてよかった。
いたら嫌味交じりに心配させてしまう。
「おい」
「…?」
「カズヤ」
「!!クロコダイル!?」
いったいいつの間に。
全然気がつかなかった。
思わずがばっと起き上がる。
「体調悪いなら寝ていろ」
「…いつからいたの?」
「今さっきだ。気がつかなかったのか」
「うん、全然」
「それほど疲れているんだろう。おれも疲れた。寝るぞ」
そう言うとクロコダイルはわたしを抱きしめてベッドへと潜る。
よく見れば彼の目の下にもうっすら隈が浮かんでいた。
「お疲れ様、クロコダイル」
「ふん、黙って寝ろ」
温かい腕の中で眠気が襲ってくる。
きっと舵はダズがとっているのだろう。
起きたら替わってあげなくては。
そう思いながら、わたしのまぶたはゆっくり落ちる。
ベッドにうずくまり、ぽつりとつぶやく。
クロコダイルは操舵室、ダズは見張り台にいるはずだ。
一人きりでもなきゃ、こんな弱音はけない。
クロコダイルを信用していないわけじゃなくて、単純に心配をかけたくないから。
「もう少し寝ようかな」
ごろりところがる。
本当はさっさと起きて操舵室に行きたいけれど、体のだるさに勝てない。
原因はわかってる。ここ最近、海賊との戦闘が立て続いたせいでろくに休むこともできなかった。
まあ、わかってるからってそれが解消するわけもなく、思い出して余計にだるくなる。
「はあ…」
口からこぼれるのはため息ばかり。
本当、クロコダイルがいなくてよかった。
いたら嫌味交じりに心配させてしまう。
「おい」
「…?」
「カズヤ」
「!!クロコダイル!?」
いったいいつの間に。
全然気がつかなかった。
思わずがばっと起き上がる。
「体調悪いなら寝ていろ」
「…いつからいたの?」
「今さっきだ。気がつかなかったのか」
「うん、全然」
「それほど疲れているんだろう。おれも疲れた。寝るぞ」
そう言うとクロコダイルはわたしを抱きしめてベッドへと潜る。
よく見れば彼の目の下にもうっすら隈が浮かんでいた。
「お疲れ様、クロコダイル」
「ふん、黙って寝ろ」
温かい腕の中で眠気が襲ってくる。
きっと舵はダズがとっているのだろう。
起きたら替わってあげなくては。
そう思いながら、わたしのまぶたはゆっくり落ちる。