with you
お名前をどうぞ、レディ
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シャワーから上がると、先に上がったクロコダイルがベットにかけて髪をわしゃわしゃと拭いていた。
「そんなに乱暴にしたら減るわよ」
「うるせえ」
タオルを取り上げ、彼の髪をすく。
そっとタオルで押さえて水気を飛ばす。
「ったく。寄越せ」
クロコダイルの髪をふき終わると、タオルを取り上げられた。
「座れ」
ベットに深くかけなおし、自分の膝の間を指すクロコダイル。
「お言葉に甘えて」
クロコダイルに背中をあずけてベットにかけると、先ほどわたしがしたように
丁寧に梳いてタオルで押さえられる。
乾くのが早いのはその能力によるものだろうか。
「あんまりもたれかかるな。
拭きにくいだろうが」
「えへへ、クロコダイルにくっつきたくて」
「ならこっち向け」
そんなバカみたいなことを言うと、
彼はバカにするでも笑うでもなくわたしの向きを変えて前から抱きしめるように髪を拭き始める。
「クロコダイル、甘い」
「てめえにはな」
「嬉しい」
ぎゅうっと彼に抱きついてせっかくのシチュエーションを堪能する。
わずかに湿気ったバスローブ。
わたしより高い体温。
いつもよりうるさいお互いの心臓。
「クロコダイルー」
「終わったぞ」
「ありがとう」
でもお互い動かない。
「今日はずいぶん甘えたがりだな」
クロコダイルはわたしの頭を支えて額に唇を寄せる。
わたしもそれに応えて彼の耳元に唇を寄せる。
「クロコダイルもねー」
「ふん」
それきり黙ってお互いを求める。
厚い胸板も、
太い指も、
さらりと流れる髪も。
全部全部わたしのもの。
クロコダイルもそう思っていてくれたら嬉しいなあ。
「当たり前だ」
ああ、なんで欲しいタイミングで欲しい言葉をくれるんだろう。
「てめえのことで分からねえことなんざねえんだよ」
この嬉しさをなんて言い表したらいいんだろう。
「決まっているだろう」
「「愛してる」」
「そんなに乱暴にしたら減るわよ」
「うるせえ」
タオルを取り上げ、彼の髪をすく。
そっとタオルで押さえて水気を飛ばす。
「ったく。寄越せ」
クロコダイルの髪をふき終わると、タオルを取り上げられた。
「座れ」
ベットに深くかけなおし、自分の膝の間を指すクロコダイル。
「お言葉に甘えて」
クロコダイルに背中をあずけてベットにかけると、先ほどわたしがしたように
丁寧に梳いてタオルで押さえられる。
乾くのが早いのはその能力によるものだろうか。
「あんまりもたれかかるな。
拭きにくいだろうが」
「えへへ、クロコダイルにくっつきたくて」
「ならこっち向け」
そんなバカみたいなことを言うと、
彼はバカにするでも笑うでもなくわたしの向きを変えて前から抱きしめるように髪を拭き始める。
「クロコダイル、甘い」
「てめえにはな」
「嬉しい」
ぎゅうっと彼に抱きついてせっかくのシチュエーションを堪能する。
わずかに湿気ったバスローブ。
わたしより高い体温。
いつもよりうるさいお互いの心臓。
「クロコダイルー」
「終わったぞ」
「ありがとう」
でもお互い動かない。
「今日はずいぶん甘えたがりだな」
クロコダイルはわたしの頭を支えて額に唇を寄せる。
わたしもそれに応えて彼の耳元に唇を寄せる。
「クロコダイルもねー」
「ふん」
それきり黙ってお互いを求める。
厚い胸板も、
太い指も、
さらりと流れる髪も。
全部全部わたしのもの。
クロコダイルもそう思っていてくれたら嬉しいなあ。
「当たり前だ」
ああ、なんで欲しいタイミングで欲しい言葉をくれるんだろう。
「てめえのことで分からねえことなんざねえんだよ」
この嬉しさをなんて言い表したらいいんだろう。
「決まっているだろう」
「「愛してる」」