with you
お名前をどうぞ、レディ
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「眠れねえのか」
キングサイズのベッドの中で、幾度となく寝返りをうつわたしにクロコダイルが声をかけた。
「ごめんなさい。起こしてしまったかしら」
「そんだけ動かれたらな」
申し訳ない。
さっきから少し寝ては悪夢で目を覚まし、また寝ては悪夢を繰り返していた。
「手のかかる女だぜ。
…
こっちにこい」
クロコダイルはそう言って起き上がり、枕をベッドの頭に立てかける。
そこにもたれかかりわたしを呼んだ。
素直にクロコダイルに寄り添い、その足に頭を乗せて丸くなる。
「てめえは猫か。ったく。汗だくじゃねえか」
そっとわたしの頭に手を乗せて髪をすく。
そのまま首筋から寝間着に手を入れ肩を引き寄せた。
「クロコダイルのエッチ」
「愛する女が隣に居て発情しない男の方が失礼だろうが」
そんなことを言っても、クロコダイルはそれ以外のことはせず、ゆっくりゆっくりわたしの髪をすき続ける。
「珍しいこと言うのね」
「おかしいか」
「嬉しいわ」
クロコダイルの優しさで、胸がいっぱいになり、とろけそうだ。
こんなにクロコダイルが優しいと、逆に不安になる。
「くだらねえこと考えてるんじゃねえだろうな」
「…」
答えないわたしの顔を、そっと拭った。
いつの間にか、わたしは泣いていたようだ。
クロコダイルの寝間着が涙と汗で濡れていく。
ちょうど足の付け根あたりに頭を乗せているせいで、クロコダイルの股がびしょびしょだ
「漏らしたみたいね」
「干物にでもされてえか」
「そしたら、食べてね」
クロコダイルは呆れたようにため息をつき、わたしの耳元に顔を寄せる。
「食っちまったら、可愛がれねえだろ」
その言葉に思わず顔をクロコダイルの方に向けてキスをする。
クロコダイルの驚いたような顔が愛おしい。
「そうね、まだまだあなたと一緒に居たいわ」
「じゃあくだらねえこと言ってんな」
上半身を引き起こされ、抱きしめられる。
こんなにクロコダイルが優しいなんて。
「ふふ、変なの」
クロコダイルの胸元に耳をくっつけて、彼の心音を自分の中に溶かし込む。
「クロコダイル…」
そのままわたしは眠りに落ちた。
クロコダイルがどんな顔をしていたのかも気づかないままに。
キングサイズのベッドの中で、幾度となく寝返りをうつわたしにクロコダイルが声をかけた。
「ごめんなさい。起こしてしまったかしら」
「そんだけ動かれたらな」
申し訳ない。
さっきから少し寝ては悪夢で目を覚まし、また寝ては悪夢を繰り返していた。
「手のかかる女だぜ。
…
こっちにこい」
クロコダイルはそう言って起き上がり、枕をベッドの頭に立てかける。
そこにもたれかかりわたしを呼んだ。
素直にクロコダイルに寄り添い、その足に頭を乗せて丸くなる。
「てめえは猫か。ったく。汗だくじゃねえか」
そっとわたしの頭に手を乗せて髪をすく。
そのまま首筋から寝間着に手を入れ肩を引き寄せた。
「クロコダイルのエッチ」
「愛する女が隣に居て発情しない男の方が失礼だろうが」
そんなことを言っても、クロコダイルはそれ以外のことはせず、ゆっくりゆっくりわたしの髪をすき続ける。
「珍しいこと言うのね」
「おかしいか」
「嬉しいわ」
クロコダイルの優しさで、胸がいっぱいになり、とろけそうだ。
こんなにクロコダイルが優しいと、逆に不安になる。
「くだらねえこと考えてるんじゃねえだろうな」
「…」
答えないわたしの顔を、そっと拭った。
いつの間にか、わたしは泣いていたようだ。
クロコダイルの寝間着が涙と汗で濡れていく。
ちょうど足の付け根あたりに頭を乗せているせいで、クロコダイルの股がびしょびしょだ
「漏らしたみたいね」
「干物にでもされてえか」
「そしたら、食べてね」
クロコダイルは呆れたようにため息をつき、わたしの耳元に顔を寄せる。
「食っちまったら、可愛がれねえだろ」
その言葉に思わず顔をクロコダイルの方に向けてキスをする。
クロコダイルの驚いたような顔が愛おしい。
「そうね、まだまだあなたと一緒に居たいわ」
「じゃあくだらねえこと言ってんな」
上半身を引き起こされ、抱きしめられる。
こんなにクロコダイルが優しいなんて。
「ふふ、変なの」
クロコダイルの胸元に耳をくっつけて、彼の心音を自分の中に溶かし込む。
「クロコダイル…」
そのままわたしは眠りに落ちた。
クロコダイルがどんな顔をしていたのかも気づかないままに。