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お名前をどうぞ、レディ
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頂上戦争うから3週間ほどたち、ようやくクロコダイルとダズの傷も癒えてきたので
適当な島へ立ち寄り、三人で新聞を読んでいた。
「戦争からまだ3週間。
やっと命を拾った矢先に、コイツら何をやってるんだ……?」
「何か目論見があるんでしょう。でなきゃイカレてる…」
「―――そう思うかダズ」
「麦わらは"傷"を負っている。
傷ってのはそう簡単に消えますか……?」
「クク…生意気な野郎だ。おれへの当てつけか?
こっちはもう癒えている…
それが証拠に、これからおれは…
懐かしい「新世界」へ入る…!!
ついて来るか」
「勿論」
「そうじゃなきゃ、ガープ中将と袂をわかったりしていないわ」
「カズヤには聞いてねえよ」
「あれ、わたしの人権は?」
「てめえはその体勢で何を言っているんだ」
「ん?」
「…」
クロコダイルが右手で新聞を読んでいるから、仕方なくサーの左太ももに座っているのだ。
ようやくゆっくりできる状況に甘えて、サーのコートの中に潜り込んだり
鉤爪の手入れをしたり、サーの服のシワを整えたりしていた。
「それだけひっついていて、一緒に行かない方がおかしいだろう」
「だってようやくゆっくりクロコダイルとくつろげるのですもの。
少しでも離れていたらもったいないでしょう」
「だいたいてめえは前々から誘っていたのを賭けに勝って、得た景品だ。
置いていくわけねだろ」
クロコダイルがわたしをマントでくるむ。
なんて独占欲。
「よくばり」
「それはてめえだ」
乱暴な仕草で、クロコダイルはわたしをマントでくるみこんだ。
「もう手放さねえよ」
「奇遇ね」
クロコダイルの暖かい胸元に顔を埋める。
なんて幸せなんだろう。
"もう手放さない"
同じことを、強く思う。
適当な島へ立ち寄り、三人で新聞を読んでいた。
「戦争からまだ3週間。
やっと命を拾った矢先に、コイツら何をやってるんだ……?」
「何か目論見があるんでしょう。でなきゃイカレてる…」
「―――そう思うかダズ」
「麦わらは"傷"を負っている。
傷ってのはそう簡単に消えますか……?」
「クク…生意気な野郎だ。おれへの当てつけか?
こっちはもう癒えている…
それが証拠に、これからおれは…
懐かしい「新世界」へ入る…!!
ついて来るか」
「勿論」
「そうじゃなきゃ、ガープ中将と袂をわかったりしていないわ」
「カズヤには聞いてねえよ」
「あれ、わたしの人権は?」
「てめえはその体勢で何を言っているんだ」
「ん?」
「…」
クロコダイルが右手で新聞を読んでいるから、仕方なくサーの左太ももに座っているのだ。
ようやくゆっくりできる状況に甘えて、サーのコートの中に潜り込んだり
鉤爪の手入れをしたり、サーの服のシワを整えたりしていた。
「それだけひっついていて、一緒に行かない方がおかしいだろう」
「だってようやくゆっくりクロコダイルとくつろげるのですもの。
少しでも離れていたらもったいないでしょう」
「だいたいてめえは前々から誘っていたのを賭けに勝って、得た景品だ。
置いていくわけねだろ」
クロコダイルがわたしをマントでくるむ。
なんて独占欲。
「よくばり」
「それはてめえだ」
乱暴な仕草で、クロコダイルはわたしをマントでくるみこんだ。
「もう手放さねえよ」
「奇遇ね」
クロコダイルの暖かい胸元に顔を埋める。
なんて幸せなんだろう。
"もう手放さない"
同じことを、強く思う。