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お名前をどうぞ、レディ
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「カズヤ。貴様、あしげくインペルダウンへ通っておるらしいのう」
ある日のマリンフォード、訓練場。
コビメッポコンビの訓練に付き合っていると赤犬がかみついてきた。
「さすがに犬は耳がいいのね」
「どういうつもりだ」
「犬っころには関係ないわ」
「貴様の正義はなんだ」
「犬に問われる正義はなくてよ」
「やはり…。正義を貴様は海軍に相応しくない。
ここで成敗してくれよう」
「では、外へ行きましょうか」
コビメッポの悲鳴を後に屋外へ出る。
「…やあね。早い男はモテなくてよ?」
振り向きざまにマグマと化した拳が襲いくる。
武装色の覇気で避けることなく言葉を続けた。
「どこまでもふざけた女だ」
にい、と笑ってマグマに手を添える。
回し蹴りを入れるが反対の手で受け止められた。
止められた足を軸に上段蹴り。
赤犬の顔がわずかにゆがむ。
空いた背中にマグマを叩きこまれて投げ出されるがなんとか空中で体制を立て直す。
地に着地したいところだが、赤犬の追撃により阻まれる。
軽く舌打ちをしてマグマに手を着き再度体制を立て直す。
更にマグマが追ってくるがバックステップで紙一重で躱す。
「逃げてばかりか。卑怯者が」
安い挑発に乗って赤犬に右ストレート。
足技メインで戦うわたしが拳を使ったことで、赤犬がわずかに動揺する。
その隙を見逃さずに追い打ちの左フック。
やはり手で戦うのは慣れていないこともあってうまく決まらない。
左手を容易く掴まれてしまうがむしろ懐に入り込めて好都合だ。
「あらら」
一応焦ったふりだけして赤犬の脛に低く回し蹴りを入れる。
その隙に捕まれた左手で赤犬の右手を掴み返し、顎に頭突きをかます。
巨体がぐらりとのけぞったのをいいことに胸元へのショルダータックル。
赤犬はぐらりと後ろにのけぞると見せかけてどろりと地にとける。
辺り一面がマグマにおおわれる。
「まったく。能力への便りすぎは良くないわ」
ぐりぐりと踵で地を這うマグマを踏みにじれば、赤犬のくぐもった声が遠くから聞こえる。
その声を頼りにマグマの上を闊歩して、じわりと距離を詰める。
しかし、ここで負けを認めるような赤犬ではなかった。
周囲に一気に火柱が上がり、どろりとマグマに囲まれる。
「その能力に飲み込まれろ」
どんっ…
マグマが燃え盛り牢のようにわたしを覆う。
でも残念。
わたしを捉えられるのはただ一人。
たん、と軽く跳ねてマグマの牢の上に着地。
更に駆けて遠くに立つ赤犬に向かう。
「そんな遠くで高みの見物とは、卑怯者はどちらかしら?」
体を横に倒して回し蹴り。
再度捕まる前に下から顎へ蹴りを入れて、戻しざまに
横から蹴りいれる。
背後からマグマが寄ってくるのを手で止めて鷲掴む。
そのまま両手で担いで赤犬に向けて背負い投げた。
「おいおい、なんだよあれ…」
「サカズキ大将…、カズヤさん…」
「どんな化け物だよ…」
「お前ら、、どいていろ」
「いい加減にせんか!!!!」
がつんっ
わたしと犬が拳骨で殴られた。
「うあっ!!!?」
「っ、センゴク元帥!!!!」
夢中で気が付かなかった。
センゴク元帥が肩をわなわなとふるわせて、わたしたちを見下ろすように仁王立ちしている。
やばい。
これは、マジでお怒りだ。
「お前ら!!こんなところで本気で戦うバカがいるか!!!!」
言われて周囲を見渡すと、屋外訓練場が完全に崩壊していた。
ですよねー。
赤犬がマジでマグマをまき散らして
わたしがそれをぶん投げてたから地面もえぐれてるし、隣接している建物まで被害を受けている。
「こんなところでマグマまき散らす犬っころがいけないと思います」
「正義なく海軍に所属しちょる馬鹿者を鍛えなおしていただけです」
「こんの馬鹿者どもっっ!!!!」
再度元帥に拳骨を食らう。
わたしも赤犬も地面にえぐりこむ羽目になり、今度こそ反論のしようもなかった。
「いいか、お前ら二人で修理修繕!!
それが済んだら反省書と、始末書!!
済むまで飯抜きだ。いいな」
「えー…」
「い・い・な」
「「はい」」
結局2人で喧々囂々喧嘩をしながら訓練場の修理にあたった。
当然のように喧嘩をしながら修理するのをコビメッポがなだめたり
部下たちが手伝ってくれたりなんやかんやで三日で修理完了。
その後わたしはガープ中将にも拳骨を食らったのは別の話。
ある日のマリンフォード、訓練場。
コビメッポコンビの訓練に付き合っていると赤犬がかみついてきた。
「さすがに犬は耳がいいのね」
「どういうつもりだ」
「犬っころには関係ないわ」
「貴様の正義はなんだ」
「犬に問われる正義はなくてよ」
「やはり…。正義を貴様は海軍に相応しくない。
ここで成敗してくれよう」
「では、外へ行きましょうか」
コビメッポの悲鳴を後に屋外へ出る。
「…やあね。早い男はモテなくてよ?」
振り向きざまにマグマと化した拳が襲いくる。
武装色の覇気で避けることなく言葉を続けた。
「どこまでもふざけた女だ」
にい、と笑ってマグマに手を添える。
回し蹴りを入れるが反対の手で受け止められた。
止められた足を軸に上段蹴り。
赤犬の顔がわずかにゆがむ。
空いた背中にマグマを叩きこまれて投げ出されるがなんとか空中で体制を立て直す。
地に着地したいところだが、赤犬の追撃により阻まれる。
軽く舌打ちをしてマグマに手を着き再度体制を立て直す。
更にマグマが追ってくるがバックステップで紙一重で躱す。
「逃げてばかりか。卑怯者が」
安い挑発に乗って赤犬に右ストレート。
足技メインで戦うわたしが拳を使ったことで、赤犬がわずかに動揺する。
その隙を見逃さずに追い打ちの左フック。
やはり手で戦うのは慣れていないこともあってうまく決まらない。
左手を容易く掴まれてしまうがむしろ懐に入り込めて好都合だ。
「あらら」
一応焦ったふりだけして赤犬の脛に低く回し蹴りを入れる。
その隙に捕まれた左手で赤犬の右手を掴み返し、顎に頭突きをかます。
巨体がぐらりとのけぞったのをいいことに胸元へのショルダータックル。
赤犬はぐらりと後ろにのけぞると見せかけてどろりと地にとける。
辺り一面がマグマにおおわれる。
「まったく。能力への便りすぎは良くないわ」
ぐりぐりと踵で地を這うマグマを踏みにじれば、赤犬のくぐもった声が遠くから聞こえる。
その声を頼りにマグマの上を闊歩して、じわりと距離を詰める。
しかし、ここで負けを認めるような赤犬ではなかった。
周囲に一気に火柱が上がり、どろりとマグマに囲まれる。
「その能力に飲み込まれろ」
どんっ…
マグマが燃え盛り牢のようにわたしを覆う。
でも残念。
わたしを捉えられるのはただ一人。
たん、と軽く跳ねてマグマの牢の上に着地。
更に駆けて遠くに立つ赤犬に向かう。
「そんな遠くで高みの見物とは、卑怯者はどちらかしら?」
体を横に倒して回し蹴り。
再度捕まる前に下から顎へ蹴りを入れて、戻しざまに
横から蹴りいれる。
背後からマグマが寄ってくるのを手で止めて鷲掴む。
そのまま両手で担いで赤犬に向けて背負い投げた。
「おいおい、なんだよあれ…」
「サカズキ大将…、カズヤさん…」
「どんな化け物だよ…」
「お前ら、、どいていろ」
「いい加減にせんか!!!!」
がつんっ
わたしと犬が拳骨で殴られた。
「うあっ!!!?」
「っ、センゴク元帥!!!!」
夢中で気が付かなかった。
センゴク元帥が肩をわなわなとふるわせて、わたしたちを見下ろすように仁王立ちしている。
やばい。
これは、マジでお怒りだ。
「お前ら!!こんなところで本気で戦うバカがいるか!!!!」
言われて周囲を見渡すと、屋外訓練場が完全に崩壊していた。
ですよねー。
赤犬がマジでマグマをまき散らして
わたしがそれをぶん投げてたから地面もえぐれてるし、隣接している建物まで被害を受けている。
「こんなところでマグマまき散らす犬っころがいけないと思います」
「正義なく海軍に所属しちょる馬鹿者を鍛えなおしていただけです」
「こんの馬鹿者どもっっ!!!!」
再度元帥に拳骨を食らう。
わたしも赤犬も地面にえぐりこむ羽目になり、今度こそ反論のしようもなかった。
「いいか、お前ら二人で修理修繕!!
それが済んだら反省書と、始末書!!
済むまで飯抜きだ。いいな」
「えー…」
「い・い・な」
「「はい」」
結局2人で喧々囂々喧嘩をしながら訓練場の修理にあたった。
当然のように喧嘩をしながら修理するのをコビメッポがなだめたり
部下たちが手伝ってくれたりなんやかんやで三日で修理完了。
その後わたしはガープ中将にも拳骨を食らったのは別の話。