with you
お名前をどうぞ、レディ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「フッフッフッフッ、決着をつけるときが来たようだなあ?鰐野郎」
「ふん、干からびさせてやるよ」
…
「てめえをぶち殺してカズヤはいただくぜ」
「クソが。カズヤはおれ以外の人間に興味はねえんだよ」
……
「なに調子に乗ってやがる。カズヤのおれへの熱い視線に気がつかねえたあ、鰐野郎もいよいよ老眼か?」
「調子に乗ってるのはてめえだ、クソ鳥。ついに見かけどおりにいかれたか」
はあ…
「あの、煩いんだけど」
「「カズヤは黙ってろ」」
ここ、わたしの執務室なんだけど。
先ほどからクロコダイルとドフラミンゴがなぜかわたしの執務室で言い合いをしている。
ここは一つ「わたしのために争わないで!」とか言った方がいいのかしら。
でもそんなキャラじゃないしなあ。
先ほども言った通り煩いから余所でやってくれないかなあ。
「…」
「目にもの見せてやるぜ、鰐野郎!」
「くたばれ、クソ鳥!」
「ストーーーップ!」
ついにお互い能力を使って喧嘩をし始めたクロコダイルとドフラミンゴの間に割って入る。
わたしの執務室だっての。
「止めてくれるなよ、カズヤちゃん」
「そうだ、カズヤ。ここでクソ鳥の息の根を止めねえと何しやがるか…」
「あのね、ここ!わたしの執務室!屋内で七武海がぶつかり合ったら部屋が崩壊するでしょうが!
外でやりなさい、外で!!!!」
武装色の覇気を全開にして、クロコダイルとドフラミンゴの首根っこをひっつかむ。
問答無用で部屋の扉を蹴り明け二人を外に投げ捨てた。
「あーらら、何事なのよ、カズヤちゃん」
「クザン大将。いいところに。このバカ二人を凍らせておいて欲しいのだけど」
「いやいやいや、そりゃあおれでも骨が折れるよ」
「カズヤちゃん!?ちょっとひでえんじゃねえの!?」
「煩い」
「おいカズヤ。おれの目の前で他の男に話しかけるたあ、どういう了見だ?」
「うるっさい!人の部屋で騒ぎ立てよってからに!出てけ!」
「あらーカズヤちゃんお怒りだねえ。こりゃあクロコダイルもドフラミンゴも諦めたほうがいいんじゃないの?」
騒がれて怒り狂うわたしを冷静に眺めるクザン。
まったく。
クザンの言うとおりとっとと諦めて出ていってちょうだい。
だが、そんな思いどおりに話が進むわけもなく、二人は今度はクザンに食ってかかっている。
できることなら扉を閉めてやりたいのだけどさすがに大将に面倒事押し付けて知らんぷりってのもねえ…。
それにわたしも年甲斐もなく怒っちゃって大人げないことこの上ないし。
「はあ…仕方ないわね。もういいわ。屋外訓練場に行きましょう。
そこで思う存分喧嘩するといいわ。ただし施設は壊さないこと。壊したら1年間無視するからね」
「おーいいんじゃないの。じゃあおれは失礼するよ」
クザンは適当に返事をして立ち去ってしまった。
うーん、できれば二人の抑止力として居てほしかったけどそうわがままも言えないか。
「ほら、行くわよ」
「フッフッフッフッ、おれの勇姿に惚れていいんだぜ?」
「カズヤの視界に入るんじゃねえよ、クソ鳥」
「はいはい、さっさと行く!」
…
………
「はーい、それじゃあ思う存分やりあうといいわ」
「フッ、ブチ殺す」
「こちらのセリフだ」
はい、始まりましたよ。
先ほど少し怒鳴って落ち着いたのか、わたしのテンションはバカバカしい位に下がっている。
なんでこんなことになったんだっけ。
あーお茶がおいしいな…
クロコダイルの砂が這いよれば、ドフラミンゴはふわりと避けて糸をつま弾く。
しかし糸が触れる前にクロコダイルはさらりとかわす。
さすがに七武海同士、見ている分にはおもしろい戦いだ。
「なかなかに二人とも強いのよねー」
それはいいのだけれど決着がつかない。
どちらも実力者だから当然なのだけれど、30分もしないうちにわたしは完全に飽きた。
「飽きた。
こいつら本当にいつまで…ていうか良く考えたら七武海の実力者同士で決着がつくわけもなかった…。
マジでどうしよう。
あ、たしぎちゃん、いいところに!ちょっと手合せしない?」
「それは構いませんが…。あの二人は放っておいていいのですか?」
通りすがりのたしぎちゃんに声をかける。
たしぎちゃんはずいぶん気遣わしげだけど、まあ、大丈夫でしょう。
「いいのよ。どうせしばらく決着はつかないだろうから」
「カズヤさんがいいならいいんですけど…」
…
……
………
「じゃあ、たしぎちゃんお疲れー」
「はい、お疲れ様でした」
数時間たしぎちゃんと手合せをして部屋へ戻る。
シャワー浴びて、終わったらご飯行って…その後少し事務仕事を片付けないと…
なんで今日はこんなに事務仕事が片付いていないんだっけ?
明日はまじめに仕事しないとな…。
わたしが忘れていることを思い出すのは寝る直前。
屋外訓練場でぶっ倒れている二人を発見するまで、あと数時間。
「ふん、干からびさせてやるよ」
…
「てめえをぶち殺してカズヤはいただくぜ」
「クソが。カズヤはおれ以外の人間に興味はねえんだよ」
……
「なに調子に乗ってやがる。カズヤのおれへの熱い視線に気がつかねえたあ、鰐野郎もいよいよ老眼か?」
「調子に乗ってるのはてめえだ、クソ鳥。ついに見かけどおりにいかれたか」
はあ…
「あの、煩いんだけど」
「「カズヤは黙ってろ」」
ここ、わたしの執務室なんだけど。
先ほどからクロコダイルとドフラミンゴがなぜかわたしの執務室で言い合いをしている。
ここは一つ「わたしのために争わないで!」とか言った方がいいのかしら。
でもそんなキャラじゃないしなあ。
先ほども言った通り煩いから余所でやってくれないかなあ。
「…」
「目にもの見せてやるぜ、鰐野郎!」
「くたばれ、クソ鳥!」
「ストーーーップ!」
ついにお互い能力を使って喧嘩をし始めたクロコダイルとドフラミンゴの間に割って入る。
わたしの執務室だっての。
「止めてくれるなよ、カズヤちゃん」
「そうだ、カズヤ。ここでクソ鳥の息の根を止めねえと何しやがるか…」
「あのね、ここ!わたしの執務室!屋内で七武海がぶつかり合ったら部屋が崩壊するでしょうが!
外でやりなさい、外で!!!!」
武装色の覇気を全開にして、クロコダイルとドフラミンゴの首根っこをひっつかむ。
問答無用で部屋の扉を蹴り明け二人を外に投げ捨てた。
「あーらら、何事なのよ、カズヤちゃん」
「クザン大将。いいところに。このバカ二人を凍らせておいて欲しいのだけど」
「いやいやいや、そりゃあおれでも骨が折れるよ」
「カズヤちゃん!?ちょっとひでえんじゃねえの!?」
「煩い」
「おいカズヤ。おれの目の前で他の男に話しかけるたあ、どういう了見だ?」
「うるっさい!人の部屋で騒ぎ立てよってからに!出てけ!」
「あらーカズヤちゃんお怒りだねえ。こりゃあクロコダイルもドフラミンゴも諦めたほうがいいんじゃないの?」
騒がれて怒り狂うわたしを冷静に眺めるクザン。
まったく。
クザンの言うとおりとっとと諦めて出ていってちょうだい。
だが、そんな思いどおりに話が進むわけもなく、二人は今度はクザンに食ってかかっている。
できることなら扉を閉めてやりたいのだけどさすがに大将に面倒事押し付けて知らんぷりってのもねえ…。
それにわたしも年甲斐もなく怒っちゃって大人げないことこの上ないし。
「はあ…仕方ないわね。もういいわ。屋外訓練場に行きましょう。
そこで思う存分喧嘩するといいわ。ただし施設は壊さないこと。壊したら1年間無視するからね」
「おーいいんじゃないの。じゃあおれは失礼するよ」
クザンは適当に返事をして立ち去ってしまった。
うーん、できれば二人の抑止力として居てほしかったけどそうわがままも言えないか。
「ほら、行くわよ」
「フッフッフッフッ、おれの勇姿に惚れていいんだぜ?」
「カズヤの視界に入るんじゃねえよ、クソ鳥」
「はいはい、さっさと行く!」
…
………
「はーい、それじゃあ思う存分やりあうといいわ」
「フッ、ブチ殺す」
「こちらのセリフだ」
はい、始まりましたよ。
先ほど少し怒鳴って落ち着いたのか、わたしのテンションはバカバカしい位に下がっている。
なんでこんなことになったんだっけ。
あーお茶がおいしいな…
クロコダイルの砂が這いよれば、ドフラミンゴはふわりと避けて糸をつま弾く。
しかし糸が触れる前にクロコダイルはさらりとかわす。
さすがに七武海同士、見ている分にはおもしろい戦いだ。
「なかなかに二人とも強いのよねー」
それはいいのだけれど決着がつかない。
どちらも実力者だから当然なのだけれど、30分もしないうちにわたしは完全に飽きた。
「飽きた。
こいつら本当にいつまで…ていうか良く考えたら七武海の実力者同士で決着がつくわけもなかった…。
マジでどうしよう。
あ、たしぎちゃん、いいところに!ちょっと手合せしない?」
「それは構いませんが…。あの二人は放っておいていいのですか?」
通りすがりのたしぎちゃんに声をかける。
たしぎちゃんはずいぶん気遣わしげだけど、まあ、大丈夫でしょう。
「いいのよ。どうせしばらく決着はつかないだろうから」
「カズヤさんがいいならいいんですけど…」
…
……
………
「じゃあ、たしぎちゃんお疲れー」
「はい、お疲れ様でした」
数時間たしぎちゃんと手合せをして部屋へ戻る。
シャワー浴びて、終わったらご飯行って…その後少し事務仕事を片付けないと…
なんで今日はこんなに事務仕事が片付いていないんだっけ?
明日はまじめに仕事しないとな…。
わたしが忘れていることを思い出すのは寝る直前。
屋外訓練場でぶっ倒れている二人を発見するまで、あと数時間。