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お名前をどうぞ、レディ
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「今日も商談が何件かあるが、部外者は参加させられねえ。
悪いが応接室の外で待っていてくれ」
「あなたの執務室じゃだめなのかしら」
「10メートル以上離れて死んだらどうするんだ」
「…わたし明日の夜にはマリンフォードに帰るんだけど」
日に日にクロコダイルと親密になっているのは火を見るより明らかだ。
まずいなあ。
わたしが、クロコダイルが、互いに依存しつつある。
ほだされるどころではなくなってきている。
「それなら、執務室からできるだけ近い応接室を使うとしよう。
何かあったらすぐに呼ぶんだぞ。
秒速で駆けつけるからな」
「はいはい」
何とかクロコダイルを送り出し、わたしは執務室で昨日までの報告書を書き上げる。
なんやかやで昨日まで外出が多かったせいで、仕事がたまっていた。
昨日午後に多少片付けたものの、明日までに対応しなくてはいけない仕事はまだまだ残っている。
さあ、働こう。
今日は一生懸命働く!
そう決意したときもありました。
あの後クロコダイルは商談と商談の合間を縫っては執務室に顔を出し
都度都度セクハラをはたらいては次の商談に戻ることを繰り返していた。
「あのエロ鰐…」
なんて悪態ついてもほとんど抵抗も出来ないようではざまあない。
夕暮れ時の西日の刺す執務室でわたしは独り、クロコダイルの匂いに包まれて黙々と仕事を続ける。
何度となく邪魔は入ったものの、ここでやるべきわたしの仕事はほとんど片付いた。
「あとは…」
あとは、そう。
荷物をまとめて明日の朝にはここを出ればそれでおしまい。
たった一週間いただけなのに、ここから出ていくことを考えると
無性にさみしい気持ちになった。
ガープ中将の言うとおりでした。
わたしはすっかりクロコダイルにほだされてしまいました。
正直マリンフォードに帰るのがつまらないとまで思ってしまっています。
「わたし、ダメだなあ」
一つ大きくため息をついた。
「なに黄昏てやがる」
「うわあっ!!!?」
気が付いたら、ソファの真後ろにクロコダイルが立っていた。
「うるせえ」
「いきなり声かけないでよ!!」
「珍しくてめえが大人しくしてたからついな」
悪いなんて微塵も思っていない顔でクロコダイルはしれっと答える。
「で?何ため息なんざついてやがったんだ?」
「別に。何でもないわ」
一人で勝手に落ち込んでいたなんて知られたくなくて、
つい突っぱねてしまう。
「さびしくなったのか」
「!!!?」
驚いた。
いきなり核心を突かれて返事もできない。
「図星か。てめえは本当にかわいい女だ」
サラサラとクロコダイルが正面からわたしに接近する。
「さびしいとのが、カズヤだけだとでも思ったか」
真摯な顔でクロコダイルがわたしに迫る。
「おれが、この一週間、どれだけ明日を恐れていたかわかるか」
言い終わるか終らないかの内に唇を奪われる。
口内を蹂躙するかのように彼の舌が暴れる。
息ができなくて、苦しい。
でも離れたくないと思ってしまうわたしは末期なのだろう。
「ぷはっ」
ようやく肺に酸素が取り込まれる。
目からはぼたぼたと涙がこぼれた。
「カズヤ」
「?」
涙目のままクロコダイルを見上げると、いきなり体を持ち上げられた。
お姫様抱っこというやつだ。
「クロコ…ダイル…?」
「おれは今からてめえを抱く。
どれだけ嫌がろうと、泣き叫ぼうと、容赦はしない。
嫌か」
ぼんやりする頭で考える。
そんなの、答えは決まっているじゃないか。
「いやなんて、いうわけないじゃない」
「そうか」
「ばか」
その満足げな顔が悔しくて悪態をついてしまうが、彼はそんなのものともしない。
ぽいっとベッドに投げられる。
「もう少し、雰囲気のある置き方はなかったのかしら」
そんなささやかな抵抗もむなしく、再度唇をむさぼられる。
まるで、そのまま食べられてしまうかのような、荒々しい口づけ。
クロコダイルの右手が、そっと服の裾から素肌を撫でる。
こそばゆくて身をよじるが逃げられるわけもない。
思わず彼の背中に手を回して目一杯にしがみつく。
「そんなにおれと離れたくねえか」
「わかっていること、聞かないでよ」
気恥ずかしくて、クロコダイルの逞しい首筋に顔をうずめて隠す。
いつの間にか背中に侵入した鉤爪が器用に下着の留め具を外している。
右手がスーツのボタンをぱちぱちと外して、素肌が外気にさらされた。
「きれいだ」
クロコダイルはそういうとわたしの首筋にかみつく。
首、鎖骨、胸骨、腹部と舐めてかじって吸って、あちらこちらに赤い痕を残していく。
「まだ、足りねえか」
「何が?」
うつろに問いかければクロコダイルの口角があがる。
「所有の証だ」
「…えっち」
「何とでも言え」
「ちょ…、あ、やあ、くすぐったい…っ」
脇腹から胸部をぬるぬると舐められて、思わず声が出てしまう。
「あん、やだあ…」
「嫌じゃないだろ」
鉤爪が背中に回り、体を浮かせる。
その隙にするりと服を脱がされた。
「うまそうだ」
ちう、と音を立てて乳房を吸われる。
「えっ、あっ、ちょっ待って…」
「待たねえ」
ざらざらした舌と、太い指が、わたしの二つの乳房を同時に攻める。
「あっ、やっ、はあ…っ
クロコダイル…っ」
「そんなもの欲しそうな顔をするな。腰が浮いてるぞ」
「そんなことっ…うっ、あっ」
クロコダイルの右手がわたしのスカートをまくり、下着ごとストッキングを下にずらす。
「いやらしい中将補佐官殿だ」
「言わないでよ…」
ぬめぬめとわたしの陰部をクロコダイルの太い指が行き来する。
「邪魔だ」
そう言って、スカートも、下着もすべて脱がされた。
「…なんかずるい」
わたしだけあられもない姿にさせられて、なんかずるい。
体をまさぐる右手を無視してクロコダイルのシャツのボタンを外す。
スカーフを解いて、シャツを脱がせて、ベルトを引き抜く。
「ずいぶん大胆になったじゃねえか」
「おかげさまで…」
再度、クロコダイルを強く抱きしめる。
なんて大きくて、暖かいんだろう。
「なんて面してやがる」
ぽんぽんと、頭を撫でられる。
そして彼は、自信をわたしにあてがった。
「いれるぞ」
「優しくしてね」
「難しい相談だ」
ぐっと違和感があって、それは一気に入ってきた。
「っ!!!?…いっ痛い…」
「力抜け…
そうだ、イイコだ。
ゆっくり呼吸しろ」
痛みで意識が飛びそうになるが、クロコダイルの優しい声がなんとかわたしをつなぎとめる。
「むり…」
「しばらく動かねえほうがよさそうだな」
「クロコダイル…」
「じきに慣れる」
「うー」
クロコダイルがそばにいる安心感と、痛みと、一つになれた嬉しさとが
ごちゃ混ぜになって訳が分からなくなって、涙がぼたぼたとこぼれた。
彼は、わたしを落ち着かせるかのように背中を、頭を撫でる。
「…少し落ち着いたか?動くぞ」
「ちょっ、まっ…」
「待てねえ」
じゅぶじゅぶと淫猥な水音だけがその場を支配する。
「あっ…うあああ、やあ…」
「ちっ。きついな」
攻め立てるクロコダイルに、わたしはただただされるがままで。
「くっ、クロコダイル…、もう…むり…」
「おれもそろそろ限界だ」
クロコダイルが一瞬苦しそうな、せつないような顔を浮かべた。
同時に今まで感じたことのない感覚がわたしを襲う。
「クロコダイル!!!!」
わたしは、彼の名を呼ぶことしかできなかった。
悪いが応接室の外で待っていてくれ」
「あなたの執務室じゃだめなのかしら」
「10メートル以上離れて死んだらどうするんだ」
「…わたし明日の夜にはマリンフォードに帰るんだけど」
日に日にクロコダイルと親密になっているのは火を見るより明らかだ。
まずいなあ。
わたしが、クロコダイルが、互いに依存しつつある。
ほだされるどころではなくなってきている。
「それなら、執務室からできるだけ近い応接室を使うとしよう。
何かあったらすぐに呼ぶんだぞ。
秒速で駆けつけるからな」
「はいはい」
何とかクロコダイルを送り出し、わたしは執務室で昨日までの報告書を書き上げる。
なんやかやで昨日まで外出が多かったせいで、仕事がたまっていた。
昨日午後に多少片付けたものの、明日までに対応しなくてはいけない仕事はまだまだ残っている。
さあ、働こう。
今日は一生懸命働く!
そう決意したときもありました。
あの後クロコダイルは商談と商談の合間を縫っては執務室に顔を出し
都度都度セクハラをはたらいては次の商談に戻ることを繰り返していた。
「あのエロ鰐…」
なんて悪態ついてもほとんど抵抗も出来ないようではざまあない。
夕暮れ時の西日の刺す執務室でわたしは独り、クロコダイルの匂いに包まれて黙々と仕事を続ける。
何度となく邪魔は入ったものの、ここでやるべきわたしの仕事はほとんど片付いた。
「あとは…」
あとは、そう。
荷物をまとめて明日の朝にはここを出ればそれでおしまい。
たった一週間いただけなのに、ここから出ていくことを考えると
無性にさみしい気持ちになった。
ガープ中将の言うとおりでした。
わたしはすっかりクロコダイルにほだされてしまいました。
正直マリンフォードに帰るのがつまらないとまで思ってしまっています。
「わたし、ダメだなあ」
一つ大きくため息をついた。
「なに黄昏てやがる」
「うわあっ!!!?」
気が付いたら、ソファの真後ろにクロコダイルが立っていた。
「うるせえ」
「いきなり声かけないでよ!!」
「珍しくてめえが大人しくしてたからついな」
悪いなんて微塵も思っていない顔でクロコダイルはしれっと答える。
「で?何ため息なんざついてやがったんだ?」
「別に。何でもないわ」
一人で勝手に落ち込んでいたなんて知られたくなくて、
つい突っぱねてしまう。
「さびしくなったのか」
「!!!?」
驚いた。
いきなり核心を突かれて返事もできない。
「図星か。てめえは本当にかわいい女だ」
サラサラとクロコダイルが正面からわたしに接近する。
「さびしいとのが、カズヤだけだとでも思ったか」
真摯な顔でクロコダイルがわたしに迫る。
「おれが、この一週間、どれだけ明日を恐れていたかわかるか」
言い終わるか終らないかの内に唇を奪われる。
口内を蹂躙するかのように彼の舌が暴れる。
息ができなくて、苦しい。
でも離れたくないと思ってしまうわたしは末期なのだろう。
「ぷはっ」
ようやく肺に酸素が取り込まれる。
目からはぼたぼたと涙がこぼれた。
「カズヤ」
「?」
涙目のままクロコダイルを見上げると、いきなり体を持ち上げられた。
お姫様抱っこというやつだ。
「クロコ…ダイル…?」
「おれは今からてめえを抱く。
どれだけ嫌がろうと、泣き叫ぼうと、容赦はしない。
嫌か」
ぼんやりする頭で考える。
そんなの、答えは決まっているじゃないか。
「いやなんて、いうわけないじゃない」
「そうか」
「ばか」
その満足げな顔が悔しくて悪態をついてしまうが、彼はそんなのものともしない。
ぽいっとベッドに投げられる。
「もう少し、雰囲気のある置き方はなかったのかしら」
そんなささやかな抵抗もむなしく、再度唇をむさぼられる。
まるで、そのまま食べられてしまうかのような、荒々しい口づけ。
クロコダイルの右手が、そっと服の裾から素肌を撫でる。
こそばゆくて身をよじるが逃げられるわけもない。
思わず彼の背中に手を回して目一杯にしがみつく。
「そんなにおれと離れたくねえか」
「わかっていること、聞かないでよ」
気恥ずかしくて、クロコダイルの逞しい首筋に顔をうずめて隠す。
いつの間にか背中に侵入した鉤爪が器用に下着の留め具を外している。
右手がスーツのボタンをぱちぱちと外して、素肌が外気にさらされた。
「きれいだ」
クロコダイルはそういうとわたしの首筋にかみつく。
首、鎖骨、胸骨、腹部と舐めてかじって吸って、あちらこちらに赤い痕を残していく。
「まだ、足りねえか」
「何が?」
うつろに問いかければクロコダイルの口角があがる。
「所有の証だ」
「…えっち」
「何とでも言え」
「ちょ…、あ、やあ、くすぐったい…っ」
脇腹から胸部をぬるぬると舐められて、思わず声が出てしまう。
「あん、やだあ…」
「嫌じゃないだろ」
鉤爪が背中に回り、体を浮かせる。
その隙にするりと服を脱がされた。
「うまそうだ」
ちう、と音を立てて乳房を吸われる。
「えっ、あっ、ちょっ待って…」
「待たねえ」
ざらざらした舌と、太い指が、わたしの二つの乳房を同時に攻める。
「あっ、やっ、はあ…っ
クロコダイル…っ」
「そんなもの欲しそうな顔をするな。腰が浮いてるぞ」
「そんなことっ…うっ、あっ」
クロコダイルの右手がわたしのスカートをまくり、下着ごとストッキングを下にずらす。
「いやらしい中将補佐官殿だ」
「言わないでよ…」
ぬめぬめとわたしの陰部をクロコダイルの太い指が行き来する。
「邪魔だ」
そう言って、スカートも、下着もすべて脱がされた。
「…なんかずるい」
わたしだけあられもない姿にさせられて、なんかずるい。
体をまさぐる右手を無視してクロコダイルのシャツのボタンを外す。
スカーフを解いて、シャツを脱がせて、ベルトを引き抜く。
「ずいぶん大胆になったじゃねえか」
「おかげさまで…」
再度、クロコダイルを強く抱きしめる。
なんて大きくて、暖かいんだろう。
「なんて面してやがる」
ぽんぽんと、頭を撫でられる。
そして彼は、自信をわたしにあてがった。
「いれるぞ」
「優しくしてね」
「難しい相談だ」
ぐっと違和感があって、それは一気に入ってきた。
「っ!!!?…いっ痛い…」
「力抜け…
そうだ、イイコだ。
ゆっくり呼吸しろ」
痛みで意識が飛びそうになるが、クロコダイルの優しい声がなんとかわたしをつなぎとめる。
「むり…」
「しばらく動かねえほうがよさそうだな」
「クロコダイル…」
「じきに慣れる」
「うー」
クロコダイルがそばにいる安心感と、痛みと、一つになれた嬉しさとが
ごちゃ混ぜになって訳が分からなくなって、涙がぼたぼたとこぼれた。
彼は、わたしを落ち着かせるかのように背中を、頭を撫でる。
「…少し落ち着いたか?動くぞ」
「ちょっ、まっ…」
「待てねえ」
じゅぶじゅぶと淫猥な水音だけがその場を支配する。
「あっ…うあああ、やあ…」
「ちっ。きついな」
攻め立てるクロコダイルに、わたしはただただされるがままで。
「くっ、クロコダイル…、もう…むり…」
「おれもそろそろ限界だ」
クロコダイルが一瞬苦しそうな、せつないような顔を浮かべた。
同時に今まで感じたことのない感覚がわたしを襲う。
「クロコダイル!!!!」
わたしは、彼の名を呼ぶことしかできなかった。