with you
お名前をどうぞ、レディ
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「うらあっっ」
右ストレートをクロコダイルの腹にぶち込む。
覇気を込めたそれはかろうじてクロコダイルの顔を歪ませる。
反撃を食らう前に回し蹴りを横っ腹に叩き込み、バックステップで距離をおいた。
「もう終わりか?」
クロコダイルは余裕ぶってニヤニヤしながら、構えた。
「まさか」
くすりと微笑んでわたしも構える。
クロコダイルが砂となり突撃してくる。
横に飛んでかわし、砂が彼に戻る瞬間に蹴り込む。
ああ、なんて楽しいんだろう。
もっと長く、もっと長く、彼と遊んでいたい。
クロコダイルの長い腕が振るわれわたしの首を狙う。
しゃがんでかわせば、次はたくましい足がはらわれる。
どこをとっても魅せられるなんてずるいわ。
「考え事とは余裕だな」
まずい。
少しぼんやりしている間に砂に足を絡め取られている。
気がつけば砂はわたしの全身を戒めて、まったく身動きが取れなくなっていた。
「っ」
もっと遊んでいたかったのに。
もうこれで終わりなんてつまらないじゃない。
「カズヤ。何を考えている?」
クロコダイルがくいっとわたしのあごを引き上げ視線を合わせる。
「もちろん」
そんなの決まっているじゃない。
「あなたのことよ」
全身に覇気を込めて身体をふるう。
砂を撒き散らして彼から脱出し、距離をおくと見せかけてクロコダイルに向かって突進。
足元を狙って回し蹴り。
続いて背中に蹴りを入れて、彼が振り向くのに合わせて顔面に拳を叩き込んだ。
「クハハ、まだだ」
わたしの拳をさらりとかわしたクロコダイルは笑いながら砂を操り、再度砂でわたしを絡め取ろうと迫ってくる。
「楽しそうね、クロコダイル」
「そりゃあ、てめえもだろう」
迫り来る砂から逃れることができず、クロコダイルの前にひれ伏した。
「カズヤ」
「なによ」
「クハハ、ひれ伏してなお吠えるか」
「次は負けないわよ」
「今回は負けを認めるのか?」
「いーっだ」
「こどもか」
クロコダイルはけらけらと笑い、砂を引かせわたしを抱き上げる。
悔しいけれど、今回はどう考えてもわたしの負けだ。
ああ悔しい。
クロコダイルに夢中になって、彼に負けたことが悔しい。
次は、次こそはあなたが魅入る戦いを魅せてあげる。
右ストレートをクロコダイルの腹にぶち込む。
覇気を込めたそれはかろうじてクロコダイルの顔を歪ませる。
反撃を食らう前に回し蹴りを横っ腹に叩き込み、バックステップで距離をおいた。
「もう終わりか?」
クロコダイルは余裕ぶってニヤニヤしながら、構えた。
「まさか」
くすりと微笑んでわたしも構える。
クロコダイルが砂となり突撃してくる。
横に飛んでかわし、砂が彼に戻る瞬間に蹴り込む。
ああ、なんて楽しいんだろう。
もっと長く、もっと長く、彼と遊んでいたい。
クロコダイルの長い腕が振るわれわたしの首を狙う。
しゃがんでかわせば、次はたくましい足がはらわれる。
どこをとっても魅せられるなんてずるいわ。
「考え事とは余裕だな」
まずい。
少しぼんやりしている間に砂に足を絡め取られている。
気がつけば砂はわたしの全身を戒めて、まったく身動きが取れなくなっていた。
「っ」
もっと遊んでいたかったのに。
もうこれで終わりなんてつまらないじゃない。
「カズヤ。何を考えている?」
クロコダイルがくいっとわたしのあごを引き上げ視線を合わせる。
「もちろん」
そんなの決まっているじゃない。
「あなたのことよ」
全身に覇気を込めて身体をふるう。
砂を撒き散らして彼から脱出し、距離をおくと見せかけてクロコダイルに向かって突進。
足元を狙って回し蹴り。
続いて背中に蹴りを入れて、彼が振り向くのに合わせて顔面に拳を叩き込んだ。
「クハハ、まだだ」
わたしの拳をさらりとかわしたクロコダイルは笑いながら砂を操り、再度砂でわたしを絡め取ろうと迫ってくる。
「楽しそうね、クロコダイル」
「そりゃあ、てめえもだろう」
迫り来る砂から逃れることができず、クロコダイルの前にひれ伏した。
「カズヤ」
「なによ」
「クハハ、ひれ伏してなお吠えるか」
「次は負けないわよ」
「今回は負けを認めるのか?」
「いーっだ」
「こどもか」
クロコダイルはけらけらと笑い、砂を引かせわたしを抱き上げる。
悔しいけれど、今回はどう考えてもわたしの負けだ。
ああ悔しい。
クロコダイルに夢中になって、彼に負けたことが悔しい。
次は、次こそはあなたが魅入る戦いを魅せてあげる。