with you
お名前をどうぞ、レディ
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「その格好いいな」
「そうかしら?」
夜の寝室で、わたしは浴衣を着ていた。
先日ウォーターセブンで浴衣を発見した際に何着か買っておいたのだ。
クロコダイルはそんなわたしを満足気に眺めている。
「クロコダイルは浴衣好きよね」
「脱がせ甲斐があるからな」
「……がっかりだわ」
「最高の褒め言葉のつもりだが?」
がっくりと肩を落として見せつつ、ベッドに腰掛けるクロコダイルの隣に腰を下ろす。
しかしクロコダイルは座ったわたしをひょいっと持ち上げて自身の膝の上に乗せた。
「どうしたの?」
「せっかくなんだ。浴衣を堪能させろ」
「脱がせることにしか興味はないのではなくて?」
「そんなことねえさ。浴衣を着たカズヤなら興味もそそられるってもんだ」
「珍しく甘い言葉を吐くのね」
「嫌か」
「まさか」
クロコダイルはわたしの髪をすいたり、首元に噛み付いたりして珍しく甘えているようだ。
まったく、外見の割に可愛らしいのよね。
せっかくなので、わたしもクロコダイルに甘えるとしよう。
腕を伸ばしてクロコダイルに抱きつき、開いた胸元に唇を寄せる。
「ほう、積極的じゃねえか」
「嫌かしら?」
「それこそ、まさか」
「ふふ、抱きしめて」
「いいだろう」
髪に触れていた手が離れて、ぎゅうっと抱きしめられる。
その体温が心地よくて目を閉じた。
「おいおい、このまま寝るんじゃねえぞ」
「それも悪くないと思わない?」
「思わねえよ。もったいねえな」
「浴衣なんてこれから何度だって着るのだから、いいじゃない」
「おれは今、カズヤを抱きてえんだよ」
「まあいいわ、好きになさって」
「ああ、そうさせてもらう」
抱きしめられていた腕が離されて体が宙に浮き、ベッドへと横たえられる。
クロコダイルの体が、わたしに沈んだ。
「そうかしら?」
夜の寝室で、わたしは浴衣を着ていた。
先日ウォーターセブンで浴衣を発見した際に何着か買っておいたのだ。
クロコダイルはそんなわたしを満足気に眺めている。
「クロコダイルは浴衣好きよね」
「脱がせ甲斐があるからな」
「……がっかりだわ」
「最高の褒め言葉のつもりだが?」
がっくりと肩を落として見せつつ、ベッドに腰掛けるクロコダイルの隣に腰を下ろす。
しかしクロコダイルは座ったわたしをひょいっと持ち上げて自身の膝の上に乗せた。
「どうしたの?」
「せっかくなんだ。浴衣を堪能させろ」
「脱がせることにしか興味はないのではなくて?」
「そんなことねえさ。浴衣を着たカズヤなら興味もそそられるってもんだ」
「珍しく甘い言葉を吐くのね」
「嫌か」
「まさか」
クロコダイルはわたしの髪をすいたり、首元に噛み付いたりして珍しく甘えているようだ。
まったく、外見の割に可愛らしいのよね。
せっかくなので、わたしもクロコダイルに甘えるとしよう。
腕を伸ばしてクロコダイルに抱きつき、開いた胸元に唇を寄せる。
「ほう、積極的じゃねえか」
「嫌かしら?」
「それこそ、まさか」
「ふふ、抱きしめて」
「いいだろう」
髪に触れていた手が離れて、ぎゅうっと抱きしめられる。
その体温が心地よくて目を閉じた。
「おいおい、このまま寝るんじゃねえぞ」
「それも悪くないと思わない?」
「思わねえよ。もったいねえな」
「浴衣なんてこれから何度だって着るのだから、いいじゃない」
「おれは今、カズヤを抱きてえんだよ」
「まあいいわ、好きになさって」
「ああ、そうさせてもらう」
抱きしめられていた腕が離されて体が宙に浮き、ベッドへと横たえられる。
クロコダイルの体が、わたしに沈んだ。