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お名前をどうぞ、レディ
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「新しい船はいいわねー!」
ベッドにダイブ。
ベッドも船に合わせて新調したためふかふかの新品だ。
クロコダイルはそんなわたしを苦笑しながら眺めている。
「クロコダイルも早くいらっしゃいよ。
気持ちいいわよ」
「その誘いは魅力的だが…先に風呂だ」
「べ、別にそういう意味で言ったんじゃないし!」
「ふん、同じことだ。いいから風呂行くぞ」
「はーい」
新しい船は部屋にお風呂をつけてもらったので早速沸かしにかかる。
新しいお風呂もそれなりに広くていい感じだ。
余計な装飾は一切なく(その辺は軍艦とあまり変わらない)かわりにそれなりに広くしてもらった。
理由はもちろんクロコダイルと二人でお風呂に入るため。
しばらくしてお風呂が沸いたのでクロコダイルと二人で湯船に入る。
わたしはクロコダイルの股の間に座り込んで後ろから抱かれる体勢だ。
「いやー、新しいお風呂も気持ちいいわね」
「そうだな。誰の手垢もついてねえってのはいいもんだ」
「今までは使い古しの軍艦だったからね。
新しい船はどこもかしこも綺麗で住み心地がいいわ」
「ちゃんと掃除してこの綺麗さを保てよ」
「わかってるわよ。クロコダイルこそ汚さないでよね」
「それはこちらの台詞だ。やたらと甲板で暴れるなよ」
「それもわかってます。気をつけるから」
クロコダイルの顎が頭の上でぐりぐり動くのが痛くて、でも嬉しい。
そんなことすら楽しいなんて末期かしら。
「明日出港よね?」
「ああ。シャボンディ諸島へ向かう」
「そこでコーティングしてもらって魚人島に行って…そこからついに新世界か」
「カズヤは新世界出身だろう?」
「ええ、そうよ。新世界のワノクニ出身。行くこともあるのかしら」
「ログポース次第だな。行きたいか?」
「そうね…かれこれ15年は戻ってないから…。
少しは行ってみたいかもしれないわ」
「そうか。カズヤは両親を探して旅をしていたんだったな。
結局見つからず仕舞いか」
「そうね。結局見つからなかったわ。
でももういいかな。
どこかでそれなりに元気にやってるでしょ」
ちゃぷんと口元まで湯に浸かる。
両親についてはもう今更だ。
見つかろうと見つかるまいとどうする気もない。
「なんか眠くなってきた」
「寝るなよ。風邪引くぞ」
「うーん、体洗っちゃおうかな」
湯船から出て体を洗う。
相変わらず眠気は薄い雲のようにわたしの周りを漂っている。
頭ごと泡を流して先に出ることにした。
髪を乾かして再度ベッドへダイブ。
あー、ダメだ。
眠い。
「おい、もう寝てやがるのか?」
「…かろうじて起きてる」
「なら寝るぞ。明日は朝一で食料の買い出しして、その後出港だからな」
「ん…了解」
ごそごそとクロコダイルもベッドへ入ってきた。
「…おやすみなさい」
「ああ、寝ろ」
クロコダイルの腕に抱かれて、今度こそわたしは眠りに落ちた。
ベッドにダイブ。
ベッドも船に合わせて新調したためふかふかの新品だ。
クロコダイルはそんなわたしを苦笑しながら眺めている。
「クロコダイルも早くいらっしゃいよ。
気持ちいいわよ」
「その誘いは魅力的だが…先に風呂だ」
「べ、別にそういう意味で言ったんじゃないし!」
「ふん、同じことだ。いいから風呂行くぞ」
「はーい」
新しい船は部屋にお風呂をつけてもらったので早速沸かしにかかる。
新しいお風呂もそれなりに広くていい感じだ。
余計な装飾は一切なく(その辺は軍艦とあまり変わらない)かわりにそれなりに広くしてもらった。
理由はもちろんクロコダイルと二人でお風呂に入るため。
しばらくしてお風呂が沸いたのでクロコダイルと二人で湯船に入る。
わたしはクロコダイルの股の間に座り込んで後ろから抱かれる体勢だ。
「いやー、新しいお風呂も気持ちいいわね」
「そうだな。誰の手垢もついてねえってのはいいもんだ」
「今までは使い古しの軍艦だったからね。
新しい船はどこもかしこも綺麗で住み心地がいいわ」
「ちゃんと掃除してこの綺麗さを保てよ」
「わかってるわよ。クロコダイルこそ汚さないでよね」
「それはこちらの台詞だ。やたらと甲板で暴れるなよ」
「それもわかってます。気をつけるから」
クロコダイルの顎が頭の上でぐりぐり動くのが痛くて、でも嬉しい。
そんなことすら楽しいなんて末期かしら。
「明日出港よね?」
「ああ。シャボンディ諸島へ向かう」
「そこでコーティングしてもらって魚人島に行って…そこからついに新世界か」
「カズヤは新世界出身だろう?」
「ええ、そうよ。新世界のワノクニ出身。行くこともあるのかしら」
「ログポース次第だな。行きたいか?」
「そうね…かれこれ15年は戻ってないから…。
少しは行ってみたいかもしれないわ」
「そうか。カズヤは両親を探して旅をしていたんだったな。
結局見つからず仕舞いか」
「そうね。結局見つからなかったわ。
でももういいかな。
どこかでそれなりに元気にやってるでしょ」
ちゃぷんと口元まで湯に浸かる。
両親についてはもう今更だ。
見つかろうと見つかるまいとどうする気もない。
「なんか眠くなってきた」
「寝るなよ。風邪引くぞ」
「うーん、体洗っちゃおうかな」
湯船から出て体を洗う。
相変わらず眠気は薄い雲のようにわたしの周りを漂っている。
頭ごと泡を流して先に出ることにした。
髪を乾かして再度ベッドへダイブ。
あー、ダメだ。
眠い。
「おい、もう寝てやがるのか?」
「…かろうじて起きてる」
「なら寝るぞ。明日は朝一で食料の買い出しして、その後出港だからな」
「ん…了解」
ごそごそとクロコダイルもベッドへ入ってきた。
「…おやすみなさい」
「ああ、寝ろ」
クロコダイルの腕に抱かれて、今度こそわたしは眠りに落ちた。