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お名前をどうぞ、レディ
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「そろそろウォーターセブンに到着するぞ」
舵を切っていたクロコダイルがそう言って海の向こうを見つめる。
隣で筋トレしていたわたしも立ち上がり遠くを見ると、たしかに島が見えていた。
「やったー!これで軍艦ともおさらばね!
荷物片付けないと」
「そうだな。カズヤ、今日の残りの時間は荷物をすべて片付けていろ。
ダズにもそう伝えとけ」
「了解!」
そう言って見張り台にいるダズの元へと向かう。
ダズにクロコダイルからの言伝を伝えて部屋に戻り荷物をすべて片付ける。
意外と量があって、結局その日一日中片付けをしていた。
翌朝、ウォーターセブンの港の隅に艦をつける。
クロコダイルとダズと三人で造船所を探す。
街の人に聞くと、ガレーラカンパニーがオススメらしい。
ヤガラに乗って一路ガレーラカンパニーを目指す。
「ここがガレーラカンパニー…。大きいのね」
「入り口は…あっちか。おいカズヤ、行くぞ」
すたすたと入り口に向かうクロコダイルとダズを追いかける。
「船を一隻欲しいんだが…パンフレットはあるか?」
「あいよ、ほらこれだ。うちの船は出来がいいからね!どれもオススメだよ!」
「ありがとう、参考にするわ」
パンフレットを受け取り街の居酒屋に向かう。
「船はどんなのがいいかしらね」
「今のほどデカい必要はねえな。
だがこれから新世界に入るんだ。
ある程度丈夫なものがいい」
「そうねー、だったらこれはどうかしら?」
「悪くないがデザインがな…」
三人でわいわいと相談する。
その日は結局決まらず、また軍艦に戻って休むことになった。
翌日も朝から船の相談。
最終的にクロコダイルが選んだ帆船に決まり、今度はわたしとクロコダイルの二人でガレーラカンパニーに向かう。
「おい、この船の作成を頼みたいんだが」
「あいよ!これだね…作成には半月ほどかかるが大丈夫かい?」
「ああ、問題ねえよ」
「じゃあここに名前と連絡先書いとくれ」
「…これでいいか」
「うん、じゃあまた半月後にな!」
無事に船の発注を終えてガレーラカンパニーを出る。
さて、この後はどうしようか。
「とりあえず飯でも食うか」
「そうね、お腹すいちゃったわ」
屋台で適当な食べ物を選んで食べる。
水水肉というのがとても美味しい。
「午後の予定は?」
「とくに考えてねえな。カズヤは行きたいところはあるのか?」
「うーん、わたしもとくにないの。
でもせっかくだから街の散策でもしましょうか」
「そうするか」
クロコダイルと二人で手をつないでウォーターセブンをぶらぶらと歩く。
こうしてデートするのも久しぶりだ。
楽しくて思わず手を振ると、クロコダイルは苦笑しながら、痛えなんてつぶやく。
「船、楽しみね」
「そうだな。半月もありゃいい船ができるだろ」
「新しい船での船出…楽しみだわ」
「軍艦も破棄しねえとな」
「そうねえ、ここに乗り捨てて行くか…ガレーラカンパニーで破棄できないか聞いてくればよかったわね」
「軍艦の破棄は難しいかもしれねえな。
なにかと怪しまれるだろ」
「わたしたちは海賊よ?
奪った軍艦を破棄したいって言えばなんとかならないかしら」
「それでガレーラの連中に通報されても厄介だろ。
乗り捨てて行くのがベターだろうたな」
「やっぱりそうかしらね。
ま、仕方ないわ」
クロコダイルとたわいのない雑談をしながら街の散策を続ける。
お面屋さん、本屋さん、雑貨屋さん…。
見ていて飽きないお店ばかりだ。
あと半月はウォーターセブンに留まることになる。
しっかり散策して何がどこにあるか把握しておかないとね。
「カズヤ、そろそろ帰るぞ」
「そうね、だいぶ暗くなってきたし帰りましょうか」
クロコダイルに手を引かれ軍艦へと戻る。
明日もたくさん街を見て回ろう。
舵を切っていたクロコダイルがそう言って海の向こうを見つめる。
隣で筋トレしていたわたしも立ち上がり遠くを見ると、たしかに島が見えていた。
「やったー!これで軍艦ともおさらばね!
荷物片付けないと」
「そうだな。カズヤ、今日の残りの時間は荷物をすべて片付けていろ。
ダズにもそう伝えとけ」
「了解!」
そう言って見張り台にいるダズの元へと向かう。
ダズにクロコダイルからの言伝を伝えて部屋に戻り荷物をすべて片付ける。
意外と量があって、結局その日一日中片付けをしていた。
翌朝、ウォーターセブンの港の隅に艦をつける。
クロコダイルとダズと三人で造船所を探す。
街の人に聞くと、ガレーラカンパニーがオススメらしい。
ヤガラに乗って一路ガレーラカンパニーを目指す。
「ここがガレーラカンパニー…。大きいのね」
「入り口は…あっちか。おいカズヤ、行くぞ」
すたすたと入り口に向かうクロコダイルとダズを追いかける。
「船を一隻欲しいんだが…パンフレットはあるか?」
「あいよ、ほらこれだ。うちの船は出来がいいからね!どれもオススメだよ!」
「ありがとう、参考にするわ」
パンフレットを受け取り街の居酒屋に向かう。
「船はどんなのがいいかしらね」
「今のほどデカい必要はねえな。
だがこれから新世界に入るんだ。
ある程度丈夫なものがいい」
「そうねー、だったらこれはどうかしら?」
「悪くないがデザインがな…」
三人でわいわいと相談する。
その日は結局決まらず、また軍艦に戻って休むことになった。
翌日も朝から船の相談。
最終的にクロコダイルが選んだ帆船に決まり、今度はわたしとクロコダイルの二人でガレーラカンパニーに向かう。
「おい、この船の作成を頼みたいんだが」
「あいよ!これだね…作成には半月ほどかかるが大丈夫かい?」
「ああ、問題ねえよ」
「じゃあここに名前と連絡先書いとくれ」
「…これでいいか」
「うん、じゃあまた半月後にな!」
無事に船の発注を終えてガレーラカンパニーを出る。
さて、この後はどうしようか。
「とりあえず飯でも食うか」
「そうね、お腹すいちゃったわ」
屋台で適当な食べ物を選んで食べる。
水水肉というのがとても美味しい。
「午後の予定は?」
「とくに考えてねえな。カズヤは行きたいところはあるのか?」
「うーん、わたしもとくにないの。
でもせっかくだから街の散策でもしましょうか」
「そうするか」
クロコダイルと二人で手をつないでウォーターセブンをぶらぶらと歩く。
こうしてデートするのも久しぶりだ。
楽しくて思わず手を振ると、クロコダイルは苦笑しながら、痛えなんてつぶやく。
「船、楽しみね」
「そうだな。半月もありゃいい船ができるだろ」
「新しい船での船出…楽しみだわ」
「軍艦も破棄しねえとな」
「そうねえ、ここに乗り捨てて行くか…ガレーラカンパニーで破棄できないか聞いてくればよかったわね」
「軍艦の破棄は難しいかもしれねえな。
なにかと怪しまれるだろ」
「わたしたちは海賊よ?
奪った軍艦を破棄したいって言えばなんとかならないかしら」
「それでガレーラの連中に通報されても厄介だろ。
乗り捨てて行くのがベターだろうたな」
「やっぱりそうかしらね。
ま、仕方ないわ」
クロコダイルとたわいのない雑談をしながら街の散策を続ける。
お面屋さん、本屋さん、雑貨屋さん…。
見ていて飽きないお店ばかりだ。
あと半月はウォーターセブンに留まることになる。
しっかり散策して何がどこにあるか把握しておかないとね。
「カズヤ、そろそろ帰るぞ」
「そうね、だいぶ暗くなってきたし帰りましょうか」
クロコダイルに手を引かれ軍艦へと戻る。
明日もたくさん街を見て回ろう。