with you
お名前をどうぞ、レディ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
自室のベッドで転がりながらクロコダイルが航海日誌をつけているのを眺めている。
眠い。
猛烈に痛烈に眠い。
昨晩は見張り当番だったから午前中いっぱい寝たというのにまだ眠い。
今寝たら夜寝られなくなっちゃうのに。
それでも瞼が落ちてくる。
あ、もう駄目だ。
わたしの意識はそこで失われた。
「……い」
「…?」
「おい、起きろ」
「……なに…?」
気がついたらベッドのふちにクロコダイルが腰を下ろしていた。
わたし、眠っちゃてたんだ。
「クロコダイル…?」
「いつまで寝てやがる」
「いつまでって…今何時?」
もそもそと起き上がって外を見るともう暗くなっている。
わたしいったいどれだけ寝てたのよ。
「19時だ」
「わ、やっちゃった…」
「ったく。気持ちよさそうに寝やがって」
そう言いながらクロコダイルはわたしの頭をわしわしと撫でる。
わたしはクロコダイルにゆっくりと近づき抱きついた。
「ごめんなさい。眠気に勝てなかったのよ」
「夜眠れなくなるぞ」
「そうね。そしたらあなたの寝顔でも眺めることにするわ」
「趣味悪いな」
「そんなことないわよ。好きな人の安らかな寝顔を見るのは良いものよ」
「たしかにカズヤの寝顔は悪くなかったが…」
「あなたこそ、いったいいつからわたしの寝顔を眺めていたのかしら?」
首をかしげて見せるとクロコダイルは苦笑いのような顔で紫煙を吐く。
「さあな」
誤魔化された。まったく、素直じゃないのね。
クロコダイルから離れてベッドから降りる。
19時と言えば夕飯の時間だ。
ダズが食堂で待っているに違いない。
「夕飯、食べに行きましょ」
「そうだな」
クロコダイルもベッドから立ち上がったので、そっとその手を取る。
温かくて大きい手だ。
「なんだ、ずいぶんな甘えようじゃねえか」
「ふふ、寝起きだからまだ寝ぼけているのよ」
そう言って笑えば、クロコダイルの口角が緩む。
あながちウソでもないし彼が喜んでくれたのなら上々だ。
クロコダイルの手を引き踊るように部屋を後にする。
今日の夕飯はなんだろう?
つかの間の船内デートを満喫しよう。
眠い。
猛烈に痛烈に眠い。
昨晩は見張り当番だったから午前中いっぱい寝たというのにまだ眠い。
今寝たら夜寝られなくなっちゃうのに。
それでも瞼が落ちてくる。
あ、もう駄目だ。
わたしの意識はそこで失われた。
「……い」
「…?」
「おい、起きろ」
「……なに…?」
気がついたらベッドのふちにクロコダイルが腰を下ろしていた。
わたし、眠っちゃてたんだ。
「クロコダイル…?」
「いつまで寝てやがる」
「いつまでって…今何時?」
もそもそと起き上がって外を見るともう暗くなっている。
わたしいったいどれだけ寝てたのよ。
「19時だ」
「わ、やっちゃった…」
「ったく。気持ちよさそうに寝やがって」
そう言いながらクロコダイルはわたしの頭をわしわしと撫でる。
わたしはクロコダイルにゆっくりと近づき抱きついた。
「ごめんなさい。眠気に勝てなかったのよ」
「夜眠れなくなるぞ」
「そうね。そしたらあなたの寝顔でも眺めることにするわ」
「趣味悪いな」
「そんなことないわよ。好きな人の安らかな寝顔を見るのは良いものよ」
「たしかにカズヤの寝顔は悪くなかったが…」
「あなたこそ、いったいいつからわたしの寝顔を眺めていたのかしら?」
首をかしげて見せるとクロコダイルは苦笑いのような顔で紫煙を吐く。
「さあな」
誤魔化された。まったく、素直じゃないのね。
クロコダイルから離れてベッドから降りる。
19時と言えば夕飯の時間だ。
ダズが食堂で待っているに違いない。
「夕飯、食べに行きましょ」
「そうだな」
クロコダイルもベッドから立ち上がったので、そっとその手を取る。
温かくて大きい手だ。
「なんだ、ずいぶんな甘えようじゃねえか」
「ふふ、寝起きだからまだ寝ぼけているのよ」
そう言って笑えば、クロコダイルの口角が緩む。
あながちウソでもないし彼が喜んでくれたのなら上々だ。
クロコダイルの手を引き踊るように部屋を後にする。
今日の夕飯はなんだろう?
つかの間の船内デートを満喫しよう。