氷の上で彼はなにを思うか
お名前をどうぞ、レディ
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「おはよう、ペンギン」
朝、学校に着いたら一番最初にすること。
毎朝の恒例行事。
好きな君に"おはよう"
「おはよう」
といってもこれは一方通行。
ただ私が勝手にやってるだけ。
彼は私の名前すら呼んでくれないんだけどね。
「チサおっはよう!!」
「おはよう!!」
本当は毎朝ちょっと悲しいけれど、すぐに友達が来るから
何でもないふりをしている。
ペンギンはただただ静かに本を読んでいる。
あ、シャチが挨拶と見せかけて体当たり…かわされて机に突撃してる。
これもある意味毎朝の恒例行事…なのかな。
「チサ、なにニヤついてるの?」
「シャチは毎朝バカだなって」
「誰がバカだ!!聞こえてんぞ!!」
「あはは、ごめーん」
シャチは普通にしゃべるけどペンギンは…
「…」
「っ…!!」
ちらりとこちらを一瞥するだけ。
一瞬目が合っただけでも私は緊張して何も言えなくなってしまう。
シャチがニヤニヤしながらペンギンを眺めているのはなんだろう。
「ペンギン…素直になれよ」
「なんのことだ」
朝、学校に着いたら一番最初にすること。
毎朝の恒例行事。
好きな君に"おはよう"
「おはよう」
といってもこれは一方通行。
ただ私が勝手にやってるだけ。
彼は私の名前すら呼んでくれないんだけどね。
「チサおっはよう!!」
「おはよう!!」
本当は毎朝ちょっと悲しいけれど、すぐに友達が来るから
何でもないふりをしている。
ペンギンはただただ静かに本を読んでいる。
あ、シャチが挨拶と見せかけて体当たり…かわされて机に突撃してる。
これもある意味毎朝の恒例行事…なのかな。
「チサ、なにニヤついてるの?」
「シャチは毎朝バカだなって」
「誰がバカだ!!聞こえてんぞ!!」
「あはは、ごめーん」
シャチは普通にしゃべるけどペンギンは…
「…」
「っ…!!」
ちらりとこちらを一瞥するだけ。
一瞬目が合っただけでも私は緊張して何も言えなくなってしまう。
シャチがニヤニヤしながらペンギンを眺めているのはなんだろう。
「ペンギン…素直になれよ」
「なんのことだ」