キス
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二人きり…私も教室に戻ろうとした時
『待ちなよ』
腕を掴まれヒノエの胸の中に引き寄せられる
『やっと言ってくれたね
待ってたんだよ、お前からの言の葉を
俺の言の葉は信じられないかい?姫君』
心臓が高鳴る
いつもここでキスしてる時とは何かが違う
私の煩い心臓はヒノエにも伝わってるはず
「じゃあ…どうして…
どうしていつも周りに女のコがいるの?
私はてっきり…ただの遊びのうちの一つと思われてたのかと…思ってた…のに…」
言い終わる前に涙が溢れる
その涙をヒノエがぬぐいながら
『あれはお前に嫉妬してほしかったからだよ
だから、わざと純花のいるとこで
見せ付けてたのさ
こんなやり方オレには合わないけれど
オレの気持は唇から伝わらなかったのかな?残念だよ
これなら伝わるかな』
二人の唇が重なる
遠回りしたけど
やっと想いが通じ合ったキスは暖かさに満ち溢れていた
完
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