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私は出逢った時から
ずっとヒノエだけを好きでいる
叶わない彼女というポジション
彼女になれば いつか別れが訪れ
離ればなれになってしまうという恐怖があった
それに…あの頃からずっとヒノエは私のことを親友としか見ていない
いつもヒノエの目には私は写ってはいなかった
『彼女が純花だったらよかったのに…ね』
そんなもっとも聞きたくない言葉にも私は反発せず
「フフ、なに言ってんの、それは有り得ないでしょ」
『フフ…そうだね…』
ヒノエは悪気があるわけじゃないのはわかってる
私がずっと好きでいることを知らないから
そこで反発なんてしたら
気持がバレてしまい
この親友関係が一気に崩れ落ちる
私は彼氏は作らない
だってヒノエに呼び出された時は、すぐに駆け付けたいから
この関係は壊さない
壊しちゃいけない
でも…私の心が壊れてしまうのは
時間の問題かもしれない…
私はこのままヒノエが結婚していく過程を見ていくことになりえるだろう…
それでも私は…私だけは
親友としてヒノエとずっと繋がっていたい…
そう…親友として…
そして…何年も経ってから…
ヒノエも私と同じく親友でいることで
ずっと繋がっていられると思っていてくれたという真実を知らされるのだった
今までお互いに遠回りしてきた分
これから先は強い絆で結ばれて
生涯離れることはなかった
完
.
ずっとヒノエだけを好きでいる
叶わない彼女というポジション
彼女になれば いつか別れが訪れ
離ればなれになってしまうという恐怖があった
それに…あの頃からずっとヒノエは私のことを親友としか見ていない
いつもヒノエの目には私は写ってはいなかった
『彼女が純花だったらよかったのに…ね』
そんなもっとも聞きたくない言葉にも私は反発せず
「フフ、なに言ってんの、それは有り得ないでしょ」
『フフ…そうだね…』
ヒノエは悪気があるわけじゃないのはわかってる
私がずっと好きでいることを知らないから
そこで反発なんてしたら
気持がバレてしまい
この親友関係が一気に崩れ落ちる
私は彼氏は作らない
だってヒノエに呼び出された時は、すぐに駆け付けたいから
この関係は壊さない
壊しちゃいけない
でも…私の心が壊れてしまうのは
時間の問題かもしれない…
私はこのままヒノエが結婚していく過程を見ていくことになりえるだろう…
それでも私は…私だけは
親友としてヒノエとずっと繋がっていたい…
そう…親友として…
そして…何年も経ってから…
ヒノエも私と同じく親友でいることで
ずっと繋がっていられると思っていてくれたという真実を知らされるのだった
今までお互いに遠回りしてきた分
これから先は強い絆で結ばれて
生涯離れることはなかった
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