後悔の先に
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「おめでとう!」
「ありがとう…」
おめでとうって言われても…何だか嬉しくない…
元気ないね?なんて友達から言われるけれど
自分でもわかってる…
私は今日、結婚式を上げる
普通に、なんの不自由なく暮らせる相手と。
なのに何故か私の心は
ぽっかり穴が空いたようで…
私は…
ホントにこのまま結婚してしまっていいの?
「時間です」
式の時間が迫る
控室にいた友達はみんな式場へと移り
私は父と扉の前に立つ
赤い絨毯のバージンロード
一歩一歩、ゆっくりと歩く
向こう側にいる彼…
私が一生を添い遂げる人…
…違う…
私が…私の脳裏に浮かぶのはあの人の笑顔…
蘇芳…
蘇芳…
あの時、私に言った別れの言葉…
『オレは忘れない。
純花も、俺のこと忘れないで。
ずっと純花だけだよ。
純花だけ…愛してるから。』
さよならなのに忘れるなって
残酷な言葉だった
ずっと愛してるからなんて
ずっと愛しているなら傍にいてほしかった…
でも地上と冥界じゃ無理な話…
初めからお互い惹かれることが許されなかった
だけど気持ちは想いは止められるはずもなかった
.
「ありがとう…」
おめでとうって言われても…何だか嬉しくない…
元気ないね?なんて友達から言われるけれど
自分でもわかってる…
私は今日、結婚式を上げる
普通に、なんの不自由なく暮らせる相手と。
なのに何故か私の心は
ぽっかり穴が空いたようで…
私は…
ホントにこのまま結婚してしまっていいの?
「時間です」
式の時間が迫る
控室にいた友達はみんな式場へと移り
私は父と扉の前に立つ
赤い絨毯のバージンロード
一歩一歩、ゆっくりと歩く
向こう側にいる彼…
私が一生を添い遂げる人…
…違う…
私が…私の脳裏に浮かぶのはあの人の笑顔…
蘇芳…
蘇芳…
あの時、私に言った別れの言葉…
『オレは忘れない。
純花も、俺のこと忘れないで。
ずっと純花だけだよ。
純花だけ…愛してるから。』
さよならなのに忘れるなって
残酷な言葉だった
ずっと愛してるからなんて
ずっと愛しているなら傍にいてほしかった…
でも地上と冥界じゃ無理な話…
初めからお互い惹かれることが許されなかった
だけど気持ちは想いは止められるはずもなかった
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