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閑話

繁栄の話

2018/01/09 13:16
子孫繁栄は目的であるかもしれないが本能とは違うらしい。

「後世に何を遺すか」は子孫のみならず知識や技術、価値観、思想なども含まれており、それ等により結果として遺伝子継承可能性も高まる。知性を持つ我々にしか成せない、実にホモ・サピエンスらしい繁栄の仕方だと…。

快楽を利己的遺伝子のためのスラスター(推進装置)ではなく、それ自体が主体たり得ると認識するのも人間の知性によものか。娯楽か。極論。

自然界では特定の生物種が増え過ぎると自己抑制メカニズムが働いて、個体数増加を抑えようとする。あと、生物そのものだけではなく生物集団にも寿命がある。
二つがいの鼠を飼育箱に入れると、鼠はまさにねずみ算式に増えていくが、徐々に若い個体が減少し最後は破滅を迎える。地球もまた閉鎖空間で、巨大な飼育箱に過ぎない。我々は飼育箱の鼠と同類なのだ。
人類は幸か不幸か持続可能社会を思いつく知性を持つが、今現在発展に伴う破壊衝動の方が勝っているらしく…サステナブル万歳精神を心に…。

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