ザンザスside

━━━━━━━━━ザンザスの自室

俺はルイと部屋に入り
ソファーに座った。
ルイはどこに座ろうとしてるか悩んだ顔をした。

ザンザス「俺の隣に来い」
ルイ「……わかった」

隣に座らせ俺はルイの膝に頭を乗せる。
少し驚いてるところが可愛く見えた。

ルイ「ザ、ザンザス？」
ザンザス「俺は少し休む」

俺は少し寝たフリをすることにした。
静かで時計の針が時を刻む音しか響かない俺の部屋。
いつもとは違うのは温もりがあること。
何故だ……ルイといると落ち着くのは……


10分たった頃に目を少し開けてみると
静かに寝てるルイ。
綺麗な肌だ……口に傷があろうとも綺麗だ。
俺はルイの顔を軽く触る。
するとルイの目がゆっくりと開く。

ルイ「あ……ごめん……寝てた……」
ザンザス「……」
ルイ「ザンザス？」

その綺麗な目。
大きくも小さすぎない声。
落ち着く。

ザンザス「そろそろ起きる。
今日はカスザメに業務を教えて貰え。」
ルイ「わかった」

俺は体を起こしあくびをする。
ルイも小さくあくびをしたあと部屋を出た。
カスザメの匂いが少しした。
……先を越された……胸糞悪ぃ……