「お母さん･･･、っは！寝ぼけてる場合じゃありません！！お母さんを掘り出さないと！」

「おはよう、具合はどう？」

「そ、あわあわ、おはようございます！」


草摩くんは(私の)お母さんの写真を渡してくれました、他の荷物も探してくれたようです


「じゃあ荷物上に運んじゃうね」

「は？」

「汚い家だけどちょうど2階に部屋が空いてるし改築が終わるまでこの家に泊まればいいよ」

「だっ！ダメですそんなっ！」


草摩君は部屋に鍵ついてるよと言ったのですがそういうことでは無いのです！


「透君て家事好き？例えば掃除とか料理とか」

「えぇっとはい、好きです、けど」

「(超笑顔)いらっしゃ〜い草摩家へ、部屋締切ってるから窓開けて〜あ、家の鍵スペア作んないと」

「そんなダメです絶対！迷惑かけすぎです！」

「本田さん、迷惑なんて思ってないから甘えてよ、それに行くあてもないだろ？」


その後私はご厄介になるならこの家のルールなどを教えてくださいと言いました

その問いに対する答えは私は私らしくゆっくりやっていけばいいよ、でした

透は透らしく、お母さんの言葉を思い出しました、草摩君はやっぱり謎です


「所で玲奈は？」

「玲奈ならまだ布団の中じゃない？起きて布団から出るまでの時間が長いからね〜」

「ああ(納得)」