透は夾を呼びに上がって行ったが部屋には居らず屋根の上にいることが分かった

屋根の上で透と夾は話をした、武術を教えてくれた師匠さんのことを話す夾の目はキラキラしていた

話を終えた2人は1階へと降りてきた


「お待たせしました」

「遅いよ〜もうお腹ぺこぺこ」

「すいません」

「はい、夾君の、分」


楽羅がそういい夾の前に置いたハンバーグ、その上には他のみんなとは違って目玉焼きが乗っていた


「さ！冷めないうちにいただきましょう！」

『温かいうちにね！』

「「『いただきます！』」」

「ん、美味しい」

「ほんとです！」

「いや〜幸せだね」

『隠し味とか使ってる？』

「それは秘密ー！」


楽羅とギクシャクしていた夾もハンバーグを美味しそうに食べていて少しほっとした


「さ、楽羅さんもいただきましょう」

「！うん！」

「楽羅、今日はもう遅いし泊まっていきなよ」

「やったー！じゃあ夾君一緒に寝よう？」

「絶対やだ！」

「遠慮なんてなしなし〜」


最後はやっぱりいつも通りな楽羅と夾だったが前と違って見ていてほっこりした