「どうして？物の怪憑き同士で結婚するのが1番幸せなんだよ、苦しみを分かち合えるし何より抱き合っても変身しないもん」

「あ、ほんとです！」

「ほらーゆんちゃん(由希)ともー！あ、玲奈ちゃんは物の怪憑きじゃないけど抱きついても変身しないよー」


ほらーと由希を私の方に押して来て抱き合ったけど確かに変身しない


「不思議ですね、そういえばさっきも何故ですか？」

「分からない、でももう2人十二支には女性がいるけどその人たちと抱き合っても変身しないのは確かだね」

「え!?女の子がまだ2人いるのですか?あわわわわ〜！」


紫呉が何年か知りたい？と聞いたけど透は自分でじっくりワクワク考えたいと言った、透らしいなと思う


「とにかく!!私達は普通の異性と結婚しても上手くいかないことの方が多いんだから!ね?!しーちゃん(紫呉)？」

「あーまぁねぇ問題は多いかもしれないねぇ、社会人として働きにくいし、第一抱き合う度変身してたら大変だと思うよ〜、せっ」


紫呉が下品なことを言おうとしたので由希と一緒に叩いた(私はハリセンで)


「夾君!?もうこの際はっきり言って！私の事好き？！嫌い？！」

「あぁっ？」

「私は好きだよっ！世界で1番好きだよっ？宇宙一大好きだよっ！夾君のためなら毎日美味しいご飯を作るし、浮気だって一時の気の迷いって許してあげるっ！」


さすが楽羅、夾が圧倒できるのはそんなに居ないから


「もうどう考えたって夾君をこんなに好きなのは私だけっ私しかいないとおもうのっ！思うでしょっ思うだろｫｫ!?」


感情が高ぶっていつの間にか豹変した楽羅になっていた