※ゲーム未プレイ プレイ動画半端観からのお二人で。

「…」

こいつが
“話”に聞いていた
“スカー”…？
つい
話に聞いていた特徴を
口にすれば
それに呼応するように
どこか大袈裟に
自らを“名乗る”
その仰々しさに
驚きと戸惑い
それと何故か
“呆れて”しまうモノを感じる
顔
目
首
肌を覆う特徴的な衣服の下にも
あるだろう
音痕
それが
この“人物”を
“スカー”
傷の男
と
体現させていると言っても
過言ではないだろう

「ふ…ふふ」

君は
変わらないなぁ…
スカーが
面白そうに
唐突に
笑う
此方の沸き上がる疑問に
ただ

「“初めて”会った時も…」

ふふ
ふふふ…
あぁ
ごめん
ごめんね
“笑う”ことが止められないんだ
スカーは
そう言いながらも
目を細め

「“俺”は」

そんなに
“君”の
“劣情”を
駆り立てるかい？
微笑みを
止めなかった



※過去に居たらしいを踏まえての
漂泊者とスカー
推しがヒロイン枠やった( *´艸)