カプ解釈怪文書


斎藤一×七宮なのは のカプ解釈

※おさらいタイムを含みます読み飛ばしましょう

※斎藤一解釈怪文書、七宮なのはの説明文書を踏まえた話がでてくるかも すいません 先に読んでるとスムーズかも
⇒と思いましたがここでも説明を加えるので読まなくてもいいです やったね


外から見るとこの2人ってかなり安定しているように見えるんですよね。衝突もなければ溺愛もしてないし。熟年夫婦感があると思うんです。
でもそれは誤解だよ~ていう話をしたい。
このふたりが安定しているように見えるのって感情の揺らぎが表に出ないからなんですよ。
普通の恋愛が”好きかどうか確かめる関係性”ならこのふたりはそうじゃないって言う話、を詳しくする回です。

興味無いやつはここで帰ろう 長いゾ🎶
読み飛ばすと忙しい人向けまとめが途中にあります そちらも併せてご利用ください

興味無いやつはさっき帰ったと思うのでここからは真面目に話していこうと思います。お付き合い下さい それでは𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

まず「好きかどうかを確かめる関係性」ではない、とは?
逆に言えばこの2人は「好きかどうかを確かめないこと」で関係性を維持している、と言える。
⇒「好きかどうかを確かめないこと」で関係性を維持しているってどういうこと!?ってなった人もいるでしょう。私もそうです意味分かりませんよね ひとつずつ噛み砕いていきますね。
「好きかどうかを確かめないこと」というのは、感情を言語化して、定義して、確認しない、ということを指します。
一般的な恋愛は、まあ構造で言うと「これは恋かどうか?」「相手は自分をどう思っているか?」という問いを立てて、その答えを出し、それを相手と共有することで形作られていくもの、ですよね?(ゆるめの自己解釈やめて)
この2人は「好きかどうかを確かめないこと」を前提に関係性を維持しています。
じゃあなんでそんなことが出来るんですか?という話。普通不安になりますよね。
それを確かめるために、一旦個人単位の話をしましょう。

はい、七宮なのはという人間についての話です。
七宮なのはという人間は自己完結型の人間です。簡単に言えば「感情」を相手に押し付けない、といいますか。自分の感情を、全て自分の中で処理しようとする人間です。まあできないこともあるんですけど。彼女の基本的な行動原理は、「自分がそうしたいと思ったから」です。相手に自分と同じ温度感や振る舞いを求めていません。まあ平たく言うならドライなのかも。自由奔放だけど、その自由さには他人は一切関与していないんですね。
ただし、彼女が感情を持っていない訳ではありません。むしろその逆で、彼女は感情を強く、雑に、無防備に扱えます。そのため、感情に名前をつけません。例えばですが、彼女のなかで「恋」と定義してしまった方が、どう扱ったらいいか、どう振舞ったらいいか、分からなくなるのです。
彼女にとって感情とは、コントロールするものではなく、生まれてしまったら仕方が無いものとして処理する、の方が近いでしょう。

次に、斎藤一という人間の話です。
斎藤一という人間も自己完結型の人間です。しかしその自己完結は先程説明した七宮なのはのそれとは異なります。
七宮なのはが「感情」の自己完結型なら、斎藤一は「関係性」の自己完結型なのです。関係性の自己完結型ってなんだよって話。簡単に言うと感情の扱い方の話で、自分に生じた感情を「相手との関係性」と見て抱え込む感じ。
七宮なのはが「私がここにいたい」という自己完結型であるならば、斎藤一は「君が僕の隣にいることを選ぶなら、それでいい」という関係完結型なんですね。
相手に選択を委ねるけれども、それは責任を放棄するということではなく、相手の意志を最優先する、という一貫した姿勢の表れなんですよ。相手の選択で生じた責任は、自分が負う、という人なので。
この人も感情がない訳ではなく、むしろ非常に重たい感情を持っている、と言えるでしょう。一度「守る」と決めた相手に対して、彼は半ば無自覚のまま深く踏み込む。譲歩し、待ち、線を引き、それでも離れない場所を選び続ける。その重さを、彼自身が一番よく分かっているからこそ、軽々しく感情を表に出さない。
まとめると、斎藤一という人間は感情を抑えているのではなく、引き受けている、んですよね。黙っているのは覚悟の表れ。選択を相手にゆだねるのは、相手から奪いたくないからです。(何の話してんだっけこれ)

で!長々としゃべりましたけどようやくまとめですおめでとうございます(?)
この2人を並べたら噛み合うんですよ。似ているからとか価値観が一緒だから、ではなく。完結する場所がお互いに違うからなんですね。七宮なのはが自己完結型、斎藤一が関係完結型、という違いが、奇妙なほど安定している理由なんです。
はいここ、テストに出ますよ(嘘)

噛み砕いて説明すると、七宮なのはは「私がここにいたい」という意思で隣に立つ。斎藤一は、「君が僕の隣にいることを選ぶなら、その意思を尊重する」なんですね。
七宮なのはは選ぶ側であり、斎藤一は選ばせる側なんです。
つまり、選択が衝突することはほとんどないんですよ。これが安定して見えるしくみってワケ。

そして、ついでにですが。多くの恋愛関係が破綻する理由は感情の不一致ではなく、感情の確認方法が噛み合わないことの方が多いのではないでしょうか。(自論やめてね。)
ですがこの2人にはそもそも確認が存在しません。
七宮なのはは感情を相手に投げず、斎藤一は相手の感情を自分のものにしないので。なので、好きかどうかを確かめる工程が基本いらないんですよね。
なので、こいつらって安定して見えるんですよ。衝突しないし、溺愛しないし、感情の起伏が基本的に表面化しないので。でもそれは感情がないわけではなくて、感情を関係性に持ち込まない、という暗黙の了解があるからです。

あ、ここからエモポイントなんですけど(自分で言うな)
七宮なのはは隣にいることを選び続けている。
斎藤一は隣にいる選択肢を、ずっと残し続けている。
このやり取りがこいつらの関係性の正体なんですよね。
愛しているから安定しているのではなく、壊さない方法を知っているから安定しているのです。私がこいつら恋愛っていうより相互理解だよなみたいな顔してるのはそれ

はい、そのため、この関係性はかなり「信頼関係、相互理解」で成り立っているんですよ。

「糖度が低いのに重い」の解説に入ります。(あれ、さっきまとめって言いましたよね)(騙されるな、あれは嘘だ)
この2人って前述の通りなので甘くないんですよ。いわゆる確認作業が必要ないからこそ、普段は恋人らしいことをしないのです。でも重いよねこいつらって。なんで?
理由は簡単で、感情を盛らない代わりの前提が重いからです。
この2人は感情を誇張しないんですよ。
七宮なのはは基本的に好意を見せびらかさないし、斎藤一は言葉にして縛らないから。
恋愛でいうところの「糖度」を感情を分かりやすく共有すること、と定義するのであれば、この2人にはそれが必要ないため、省略されている部分です。なので糖度が低く見える。

でもこの人達って前提がおかしいんですよね。
七宮なのはは「ここにいる」という選択を続けている。
斎藤一は、「去らない」という前提を置き続けている。
これは恋愛感情よりも、はるかに重たい合意なんだよ、なんなんだこいつら

一般的ないわゆる恋愛関係のカップルは「好きだから一緒にいる」ことが多いと思うんですよ(また自論)、でもこの2人はそうではなくて。
一緒にいるから好き、でも、好きだから一緒にいる、でもないんです。
「お互いにお互いを失わないことを前提で、一緒にいる」
なんですね。
これが前提にあるのでわざわざ確認しなくていいんですよ。え〜なにこいつら、怖(感想)

この構造が外からは見えないので、なんか安定していて、一緒にいるから付き合ってんのかな…?(ふんわり)みたいにみえるんですね。
けれど実際にはかなり覚悟の決まった関係性なんだよな。何こいつら、怖(2度目)

まとめると、この人達の重さっていうのは束縛でも依存でもなくて、選び続けることと、選ばせ続けること、です。
それが両立しているから静かに重たい関係性なんですね。だから糖度が低いけど好きな人は好きなんだろうなという所感。

まとめ!忙しい人ここだけでいいって
外から見ると、2人は安定している。衝突もしないし、感情も荒れない。熟年夫婦みたいだ、と言われるのも分かる。でもそれは、感情が薄いからじゃない。
この二人は、感情を関係性の判断材料にしないだけだ。七宮なのはは、「私がここにいたい」という意思で隣に立つ人間で、自分の感情を自分の中で完結させる。斎藤一は、「君が選ぶなら」という前提で隣を空け続ける人間で、相手の感情を自分のものにしない。
だからこの二人は、好きかどうかを確かめない。感情を投げ合わない。踏み越えも、確認もしない。
その代わりに、選ぶことと、選ばせることだけを続けている。七宮なのはは隣にいることを選び続け、斎藤一は隣にいる選択肢を残し続ける。愛しているから安定しているのではない。壊さない方法を知っているから、安定して見える。
糖度は低い。でも信頼は重い。
それが、この2人の関係性。




もうここからは読まなくてもいいよ。

じゃあいつ甘くなるのって話ですよね。
これは簡単な話。七宮なのはが「恋愛として意識させられた時」だけ。
普段甘くならないのは感情がないわけではなく、恋愛という枠を意図的に使っていないからです。

また七宮なのはの話ですが、彼女は恋愛を人生の主軸から外して生きています。好意は抱くが、それを恋だと確定させる作業をしない。相手からの好意も、「仮定」として処理してしまう。つまり彼女は、自分から恋愛モードに入らないんですね。
普段の七宮なのはは、「一緒にいて楽」「信頼している」「安心できる」という領域で斎藤一と接しています。この状態では、だる絡みはするが、照れない。距離は近いが、甘くはならない。なぜなら彼女の中で、それはまだ恋愛ではないからです。

じゃあいつ甘くなんだよって話を早くしろって感じですよね
今からしますね

上記の理由から、「相手側から明確に女の子として意識しているアクションを取られた時」「勝手にそういうことだと認識してしまった時」に恋愛のトリガーが発動して甘くなります。
例えば距離を詰められたり、ちょっと違う声音で呼ばれたり、普段は向けないような視線を向けられたり、ですかね。
それを感じ取った瞬間に一気に恋愛という場に引きずり出されます。

この女って耐性がないので。すぐ照れます分かりやすいですね。彼女は恋愛をはじめないくせに、向けられた恋愛感情を受け止められる準備もないのです。だから急に女の子扱いされると思考が止まるし顔に出ます。でも嫌がってるわけじゃなくて、むしろ嬉しかったりする。はい厄介

そしてさらに厄介なのがその相手側の、恋愛的なことをしている自覚が薄い時がある件。別に特別なことをしてる訳ではなくて、自然な距離感の延長線上にあることが多いので。

つまりこの2人が甘くなる時は、
七宮なのはが「安全」だと思っていた関係性のなかで突然「恋愛」を突きつけられた時だけ
になります。
どっちかっていうと事故だね。

じゃあさ〜 斎藤一側が分かってて踏み込む時もあるよねって話をしたいじゃん 勝手にしとけよ

また結論から言ってる気がするけど。斎藤一が自覚的に甘くなるのは、七宮なのは側が「逃げない」と確信した時だけなんですよね。
斎藤一って相手の選択肢を狭めることはしたくないから、恋愛的な踏み込みも相手が退路を失う可能性が出てくる限りしないんですよ。
斎藤一にとっての甘さって距離を詰めることじゃないと思ってて。選択肢を限定するとか、自分の感情を理由に相手を縛るとか、好意を前提に行動を要求するとか、そう言った恋愛じみた行動が、彼にとっては「甘い行為」ではなく「侵害」に近いんじゃないか?っていう。だから彼は、無自覚には距離を縮めても、自覚的には踏み込まないのでは無いでしょうか。

じゃあいつ自覚的になるんだよって話で
それは七宮なのはが、「ここにいる」という選択を、何度も、何事もない顔で繰り返した時。その積み重ねによって、彼の中で、「この人は、選ばせなくても去らない」という強めの確信が生まれるんですよ。
ここでようやく、斎藤一という人間は初めて自分の感情を行動に反映させるんですよね。とは言っても甘い言葉を言うとかではないんですけど。例えばちょっとだけ立ち位置が近くなるとか、手を引く時に躊躇が無くなるとか、ちょっとだけ他人に向けない視線を向けるとか。この「迷いが無くなった」状態が、斎藤一の自覚的な甘さなのかなぁという。
で。(多いな)これは七宮なのはには良く効くんですよね。だって斎藤一という人間が自分(七宮)の意思を尊重し続けていることは何となくわかっているので。そのそいつが自分の意思で距離詰めてくるんだもんな。それってさあ、「君を選んだ」っていう無言の宣言なんじゃない!?(ちいかわ)
だから頻発しないんですよ。斎藤一が距離詰める時って関係性がレベルアップする時だから。それを進める覚悟がある時しか踏み込まないんですよね。だからこの二人の甘さは常に片道ではなく、選択と選択の交点でしか発生しないってワケ。
でも斎藤一って七宮なのはが頼めば恋愛的なことしてくれそうだよねという話もしたい(だから勝手にしとけ)
これは前提なんですが斎藤一側は恋愛的な行為そのものを嫌っている訳ではありません。この人が避けているのは、自分の感情を理由に相手の選択肢を狭めてしまうこと。だから自分から踏み込まない。
⬆️で、七宮なのはが自分から頼むもしくはその素振りを見せた場合の何がすごいって、めちゃくちゃこれ斎藤一にとっては重要で。彼女の意思であり、そもそもの合意であり、関係性を壊さない保証、が全て含まれているんですよ。なので頼まれた行為というのは、「侵害」ではなく「尊重」に変わるんですね。なので普通にやる。怖。そういうことなら、とサラッとやってくれる。え怖〜(感想)そこが七宮なのはに効くんだよな〜はい。七宮なのはにとっては覚悟を決めて頼んだことであっても、斎藤一にとっては尊重した結果でしかないので。温度差。
でも七宮なのはってなかなか頼めない女でもあるので。頼まれなくてもすることもありますよという話をですね。(だんだん長くなる♪だんだん読ませ辛くなる♪)
例外で、七宮なのはが「好きそう」「憧れていそう」だと分かっていることに関してはね。やってくれるんですよね。
これ多分、相手がこれを好む、価値観と矛盾しない、押しつけにならない、断る余地を残すという条件が揃えばって話なんだけど。それが揃えば「実行してもいい」の認識になるのよ。つまりこれってサプライズとか口説くとかではなく、環境調整みたいなもの。
なのでさりげなくやる。例えばなんとなく好きそうなものを取り入れてみたり、憧れてそうなシチュをサラッとやったり、好きそうな距離感によったり、って感じですね。そこに、やったからといって「嬉しい?」みたいなものは存在しないんですよね。(重要)
⬆️これ七宮なのはからしたら最悪にずるくて、頼んでないのに自分の好みをつかれていて、でも1度だけで、2回目があるとも限らないんですよ。なので好意なのか偶然なのか分かんない。それの答えも相手から出てこない。
斎藤一側からすると、「七宮なのはが心地よく居られるようにちょっと工夫しただけ」なんですよね。それが恋愛的な行為だとしても、「相手の好みにちょっと合わせただけ」。うわ〜重(引)
さっきの頼まれたらやる、の話と共通してくるのは、「自分の欲を理由にしていない」ところですかね。常に相手の選択と居心地を基準に動いているので。

補足として、七宮なのはが察されるのに弱いのって、彼女が「感情を見抜かれること」に慣れていないからです。前述の通り彼女は感情を基本的に自己完結させるので、彼女にとっての感情は表に出すものではないのです。つまり、言ってないしやってないし頼んでないものを「正確に拾われる」ことは想定外なんですよね。どちらかというと間違えられなかったこと、に関してビックリする感じ。
自分で感情の主導権を握っているからこそ、正解が出てくると、自分の領域に勝手にはいられた気がして、動揺する。
斎藤一側の何がまずいって、正解をたたき出しているのに、正解だって言わないところです。彼女からしたら逃げ場ないんだよねこれ。
で、察されたことに対して、照れるという形でしか処理できないのは、感情を外に出したくないから。
七宮なのはって、好きになることには慣れているし、感情を持つことにも慣れているんだけれど、感情を読まれること、好き、を正解で扱われることに慣れていない。つまり、彼女が恋愛が不慣れに見えるのって相手が悪くて…………
なんかこいつらって相性良くて相性最悪みたいなとこありますね(感想)
最後に簡単に斎藤一の線引き判定論とかして終わるか(ようやくですか?)
①要求なのか?雰囲気なのか?⇒彼女から言われていなければ、選択肢を奪う可能性を考慮する
②拒否の余地が残っているか?⇒行動を途中で止められるか、断った場合の関係性が崩れないか、後悔させないか 多分ここがシビアなんだと思うけど
③その後の関係性が元に戻れるか?⇒元の距離に戻れないのならその行動は告白と同義
④彼女の憧れなのか、自分の欲なのか?⇒自分の感情に厳しい人だと思っているので、彼女が好きそう⭕️、自分がしたい、が混ざった瞬間ブレーキがかかる。
⑤今必要なのか?⇒弱っている時や不安定なときに甘くすると操作になりかねないのでは?という思考回路が働きそう。多分1歩引く。
多分こうですね〜という所感 めんどくせーなって思った人は私と同類です。
基本わたしは毎回こういう感じでやってて いや初めて言語化したので長すぎてウケています多分これで全てです
ここまでたどり着いた人へ
なんでここまで読んでんだ?実はここまで7000文字超あるぞ。
ご清聴ありがとうございました。これであなたも関係性マスター!やったね!もう多分言うことないです