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運命の赤いリボン 【番外編】

「茜李さん、お久しぶり」

手を挙げ挨拶するジョーイ

「あんた…!!ここがどこか分かってるの!?」

「あ…」

そう場所はバスルーム

そこで茜李は体を洗っていた

「しまった…場所の設定がミスったのか」

「もう…遊びに来るときは事前に連絡してよね!!」

やれやれと呆れた状態で茜李は体を隠す

ジョーイも慣れた感じにその場から出ようとバスルームのドアを開けたその時…

「あ」

目の前には凄味全開で怒りを表すジョルノが立ちはだかっていた

「何をしているんだ」

「誤解だよ、やましいことはないよ」

「キャー!ジョルノ!?出てって!!」

茜李はぐいぐいとジョルノの体を押す

「てか、もう何回も体を重ねた仲だろ?ならそんなに…」

「それとこれとは別!!!」

ジョルノとジョーイはその場から追い出されてはドアの前に座り込む

「女心ってよく分からない…」

「あんたってほんとデリカシーないよね」

「それはお互い様だろ」

2人はリビングにのんびりとしていた

しばらくしては茜李も上がってきてはジョーイの元へと駆け寄る

「ジョーイ!久しぶり!元気してた??」

「元気だよ、茜李さんは?」

「超元気だよ!」

ニコニコと笑う2人にジョルノはジーッと見ていた

「ジョルノどうしたの?」

「いや、仲がいいなぁって…」

「…じゃあジョルノも一緒に話そ!」

茜李はジョルノを連れてはジョーイとジョルノの真ん中に座っては嬉しそうに笑う

「親子丼!なんちゃって!」

1人でケラケラと笑う茜李に2人は呆れながら笑っていた

次の日、茜李は欠伸しながら昼頃に起きてきた

「おはよう、茜李さん」

「おはよ〜、早起きね〜」

「うん、今は昼だけどね」

ジョーイは茜李にご飯やらを用意してあげては席に座らせる

「ジョルノさんが朝、作ってくれてたよ」

「わぁ!いただきます!」

パクパクと茜李は美味しそうにご飯を食べてるとジョーイは何か思い付いたのか茜李に話しかける

「茜李さんって黒髪時代のジョルノさんって見たことある?」

「写真でなら…」

「そう…実はこの前、母さんに僕のG・Tで見せたら凄く喜んでくれたんだ」

「へぇ…実物見てみたいなぁ」

「見たい?」

「え?」

ジョーイはG・Tを出しては茜李を連れて過去の世界へと向かった

2人は路地裏の壁から顔を覗かせてジョルノを探す

「え!?え!?」

「いたいた…あれだよ」

ジョーイは指を指す。するとそこには漆黒の髪を揺らし1人で歩くジョルノの姿

「うわぁ、なんだか幼いね」

「そうだね、あのしかめっ面は変わってないけど」

しばらくすれば女の子達に囲まれては手で追い払う

「うるさいなぁ…僕は1人が好きなんだ。あっち行けよ」

「はぁ〜い!」

女の子に囲まれるジョルノを見ては茜李は何やら複雑そうに笑っていた

「へぇ、モテモテじゃない…」

「…過去は過去だよ」

「分かってるけど…」

茜李はジッと眺め、夢中になったせいか

壁からつい手を滑らしジョルノの前へと派手に転んだ

「うわっ!!」

「茜李さん!!…やると思った…」

やれやれとジョーイは呆れながらも面白そうに何やら見つめていた

ドーン!とジョルノの目の前で派手に転んだ茜李は痛そうにする

すると、目の前には大きな手が差し出された

「大丈夫ですか?」

「はい…ありがとうございます」

グッと腕を引っ張られては立ち上がれたのをジョルノは確認してはその場から去る

「それじゃあ気を付けて、Ciao」

「…Ciao…」

やはり自分のことを知らないせいかジョルノは冷たかった

「茜李さん…そろそろ帰ろうか」

「うん…」

いつも金髪を靡かせる彼

けど、目の前には黒髪を靡かせただ1人寂しそうに歩く

茜李はその後ろ姿を目に焼き付けるように見つめていた

あれからいつ帰ったのか覚えていないが目を覚ませばソファで眠っていた

「あれ?ジョーイは?」

周りをキョロキョロと見渡すとジョーイの姿はなかった

「茜李」

後ろから名前を呼ばれ振り向けばそこには黄金の髪を靡かせニコッと優しく笑うジョルノ

「ジョルノ…ジョーイがいないの」

「あぁ、あの子はさっき用事ができたと言って帰って行ったよ」

「そう…」

茜李は寂しそうに顔を俯かせてはジョルノは茜李の横に座っては肩を抱く

「また来るって言ってたよ」

「ほんと!?また会えるのね!」

ニコッと嬉しそうに笑う茜李にジョルノも嬉しそうに目を細める

「あのさ茜李…」

「ん?」

「君はどっちの僕が好き?」

「どっちって…あ、まさかジョーイに聞いたの?」

「うん、黒髪の僕を見て嬉しそうに叫んでたとか…」

「あはは」

茜李は苦笑いをしてはジョルノの瞳をしっかりと見る

「黒髪も好きだけど、やっぱり金髪の方が私は落ち着くかな」

ジョルノのフワッとした金の髪を優しく撫でる茜李

撫でられる感触はとても気持ちよくジョルノは微笑む

「…それは嬉しいな」

「うん!あ、でもやっぱり黒髪の方はサラサラしてたしそっちも撫でてみたいかな」

ポッと顔を赤らめる茜李

ジョルノは自分自身にヤキモチなんてバカらしいと思いながらも、何やら悔しそうな顔をしていた
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