第1章 魂を操る少女編
突然の銃声
ジョルノは倒れかける茜李を抱きとめG・Eを出し相手の息の根を止める
そして怪我の治療をしては抱き上げ急いで走る
ミスタとトリッシュも追いかけ2人は家へと向かう
大丈夫、息はあるし体温もある
これ以上人を死なせたくないそんな気持ちがジョルノの中でぐるぐると回っていた
『ごめんね…こんな辛い想いをさせて…』
その一言で茜李は目が覚めた
「…誰だったんだろう」
どこか懐かしく聞いたことあるような声
ふと左手を動かそうとすればなぜか手が開かない
そちらに目線をやれば誰かがギュッと握っていた
寝息が聞こえる人物はトリッシュだった
「トリッシュ…起きて?」
「ん…」
ゆっくりと顔を上げこちらを見ればトリッシュは少し涙目になりながら茜李に抱きついた
「ちょっ…トリッシュ?」
「よかった…よかったわ…」
涙声のトリッシュに抱きしめられ茜李は嬉しそうにトリッシュの体を撫でた
するとノックがしてはドアを開けたのはミスタだった
「茜李ちゃんは〜っと…起きたのか!?」
「おかげさまで」
えへへと笑う茜李に2人は安心した表情で涙をポロポロと流していた
「よかったぜ〜!!俺がいながらあんなことに〜!!」
「ちょっと!汚い手で茜李の手に触れないでよ!洗ってきなさいよ!」
「失礼だぜ!?お前!ちゃんと洗ってきたわ!!」
ギャーギャー騒ぐ2人にクスクスと笑えば、ジョルノが入ってきた
「茜李…」
「ジョルノ…」
「体はどこも痛まないか?」
「おかげさまで!ジョルノが早く治療をしてくれたおかげでね!」
元気よく笑えば突然ジョルノから抱きしめられた
ミスタとトリッシュは驚いた顔をしていたが、空気を読んで部屋を出て行く
ジョルノは体を離し体を向き合い茜李の肩に手を置く
「…今回は助かったからよかったけれども…もし死んだりしたらどうするつもりなんだ?」
「ごめんなさい…分かってたけどあの時は衝動的に動いちゃったの…」
怒ってるのかな…呆れてるのかな…と不安な思いがウズウズと疼き出し
茜李はポロポロと涙を零していた
「茜李…?」
「だって…あそこでジョルノが死んじゃったらどうしようって…考えたら…
だってジョルノは私の大切な人なんだもの…」
ひっくひっくと泣き出す茜李にジョルノは少し言いすぎたなと反省しては優しく涙を拭いてあげる
「それは僕も一緒だ…僕にとって君は大切な存在なんだから…でも、これからはこんな無茶なことはやめてくれ」
「うん…うん…ごめんなさい」
「全然…あぁ、こんなにも泣いて顔もぐちゃぐちゃだ」
「うるしゃい…」
涙が止まらなくてどうしたらいいか分からない表情の茜李にジョルノはクスクスと笑う
「今日はゆっくりおやすみ」
「うん…あ、あのね…」
「ん?」
「眠るまでそばにいてほしいって…ダメかな?忙しいよね?」
「…」
ジョルノはしばらく考えては少し困った眉をしながら笑う
「いいよ…君が眠るまでこうして頭を撫でて側にいてあげるさ」
「うん…」
茜李横向きになりジョルノから顔を反らす姿勢になる
大きくて少しゴツゴツとした男の人の手だけど温かくて優しい手
とても落ち着く
私…この手好きだな…
手だけじゃない。
私はジョルノの落ち着いた声、たまに見せる優しい微笑み、守ってくれる時の大きな背中、太陽のようなぽかぽかとお花の匂いがする香り
全部全部が好き
「(…そっか私…)」
ジョルノの事が好きなんだ
ジョルノは倒れかける茜李を抱きとめG・Eを出し相手の息の根を止める
そして怪我の治療をしては抱き上げ急いで走る
ミスタとトリッシュも追いかけ2人は家へと向かう
大丈夫、息はあるし体温もある
これ以上人を死なせたくないそんな気持ちがジョルノの中でぐるぐると回っていた
『ごめんね…こんな辛い想いをさせて…』
その一言で茜李は目が覚めた
「…誰だったんだろう」
どこか懐かしく聞いたことあるような声
ふと左手を動かそうとすればなぜか手が開かない
そちらに目線をやれば誰かがギュッと握っていた
寝息が聞こえる人物はトリッシュだった
「トリッシュ…起きて?」
「ん…」
ゆっくりと顔を上げこちらを見ればトリッシュは少し涙目になりながら茜李に抱きついた
「ちょっ…トリッシュ?」
「よかった…よかったわ…」
涙声のトリッシュに抱きしめられ茜李は嬉しそうにトリッシュの体を撫でた
するとノックがしてはドアを開けたのはミスタだった
「茜李ちゃんは〜っと…起きたのか!?」
「おかげさまで」
えへへと笑う茜李に2人は安心した表情で涙をポロポロと流していた
「よかったぜ〜!!俺がいながらあんなことに〜!!」
「ちょっと!汚い手で茜李の手に触れないでよ!洗ってきなさいよ!」
「失礼だぜ!?お前!ちゃんと洗ってきたわ!!」
ギャーギャー騒ぐ2人にクスクスと笑えば、ジョルノが入ってきた
「茜李…」
「ジョルノ…」
「体はどこも痛まないか?」
「おかげさまで!ジョルノが早く治療をしてくれたおかげでね!」
元気よく笑えば突然ジョルノから抱きしめられた
ミスタとトリッシュは驚いた顔をしていたが、空気を読んで部屋を出て行く
ジョルノは体を離し体を向き合い茜李の肩に手を置く
「…今回は助かったからよかったけれども…もし死んだりしたらどうするつもりなんだ?」
「ごめんなさい…分かってたけどあの時は衝動的に動いちゃったの…」
怒ってるのかな…呆れてるのかな…と不安な思いがウズウズと疼き出し
茜李はポロポロと涙を零していた
「茜李…?」
「だって…あそこでジョルノが死んじゃったらどうしようって…考えたら…
だってジョルノは私の大切な人なんだもの…」
ひっくひっくと泣き出す茜李にジョルノは少し言いすぎたなと反省しては優しく涙を拭いてあげる
「それは僕も一緒だ…僕にとって君は大切な存在なんだから…でも、これからはこんな無茶なことはやめてくれ」
「うん…うん…ごめんなさい」
「全然…あぁ、こんなにも泣いて顔もぐちゃぐちゃだ」
「うるしゃい…」
涙が止まらなくてどうしたらいいか分からない表情の茜李にジョルノはクスクスと笑う
「今日はゆっくりおやすみ」
「うん…あ、あのね…」
「ん?」
「眠るまでそばにいてほしいって…ダメかな?忙しいよね?」
「…」
ジョルノはしばらく考えては少し困った眉をしながら笑う
「いいよ…君が眠るまでこうして頭を撫でて側にいてあげるさ」
「うん…」
茜李横向きになりジョルノから顔を反らす姿勢になる
大きくて少しゴツゴツとした男の人の手だけど温かくて優しい手
とても落ち着く
私…この手好きだな…
手だけじゃない。
私はジョルノの落ち着いた声、たまに見せる優しい微笑み、守ってくれる時の大きな背中、太陽のようなぽかぽかとお花の匂いがする香り
全部全部が好き
「(…そっか私…)」
ジョルノの事が好きなんだ